カーポートの機能と役割、設置メリットやリフォーム工事の費用をまとめて解説!

真夏の炎天下、自宅駐車場で愛車に容赦なく照りつける直射日光は、強烈な温度になってじわじわとボディーを劣化させていることがわかります。

室内の温度上昇だけは、フロントガラスに目隠しをして凌いでいる方も多いのではないでしょうか。時折、鳥のフンが固まっていたりすると直ぐに水で流さなければと思いながら放置してしまうこともあります。

カーポートはそんな心配ごとから愛車を守ってくれます。雨や雪も防いでくれるカーポートのメリットや商品と工事の実際などを紹介いたします。

1 カーポートの機能と設置するメリット

 

カーポートと聞いて、初めてカーポートを設置する人は、どのようなメリットがあるのだろうかと少し考えるかもしれません。車庫やガレージと比べて簡易なカーポートは、もしかするとあまりメリットは無いのではないかと思っていませんか?

ところが、壁がなくても雨は十分に防げますし、直射日光はほぼ遮断できます。さらに、皆さんが1度は必ず経験している鳥のフンの対策としても絶大な効果を発揮します。積雪寒冷地では雪や霜の対策としても強い味方になってくれます。

ここではメリットと合わせてちょっとした注意点も紹介いたします。

 

雨の日も快適に乗り降り

雨の日に車の乗り降りが大変だなあと感じている人はとても多いでしょう。おしゃれをして出かける時などは、特に気を遣いますね。

小さなお子様がいらっしゃるご家族は乗り込むまで、降りて傘を開くまでお子様の行動に合わせて濡れないように目配りするのも大変です。両手に買い物袋を持っている時などはもう、収拾がつかないなんていうことはありませんか・・・。ドアを閉めながら傘を畳むのはけっこう「技術」が必要です。

そんなストレスも「カーポート」があると解決できます! 雨が降っていても車の乗り降りはゆっくりでOK。お出かけも楽しみになるのではないでしょうか!

また、雨の日に車や自転車の整備もできて助かります、という思わぬ効果の声もお聞きします!

 

直射日光から車を守り、車内の温度上昇を軽減

真夏に車に乗り込む時にドアを開けていても、暑くてなかなか座席に座ることができないと言う経験をされた方も多いのではないでしょうか。炎天下の車内はサウナ室のように熱くなります。

JAFのユーザーテストによると、気温32度で3時間放置された場合、車内の温度は60度近くまで上がってしまい、ダッシュボードのあたりは80度前後というデータがあります。現在は真夏日の日数が増えていますので気温はもっと高いことが多いでしょう。

暑さによってダッシュボードが変形したり、車内の機器に影響を及ぼして故障などの原因になることもあります。

カーポートを設置することで車内への直射日光を防ぐことができますので、驚くほど温度の上昇が抑えられます。もちろんボディーの色あせの防止にも大きな効果が期待できます。屋根材の材質によって遮断率が変わってきますので、ポリカーボネート、アルミなど用途に応じて最適な屋根材を選んでください。

黒い車を所有するお客様は、「カーポートを設置する前は洗車をするときにボディーを触ることもできないくらい暑くなっていた」ということでしたが、設置後は「天気に関係なく洗車がしやすくなりました」との感想をお聞きしています。カーポートは、車の寿命にも大変大きな影響を与えます。

 

飛来物から車を守る

カーポートは強風による飛来物などからもボディーを守ってくれる強い味方です。雹(ひょう)などの大きな落下物ですと車が傷つくことも考えられます。

さらに、皆さんが効果を実感されるのが鳥のフンの対策です。鳥のフンは車のボディーにとても悪い影響を及ぼします。それは浸食性があるということです。ボンネットなどに鳥のフンがついたまま放置すると、塗装に傷やシミがついてしまうことが往々にしてあります。フンが酸性のためサビや腐食の原因になってしまうのです。

お住まいの環境によっては、鳥のフンの影響を避けられないこともあります。洗車をいくらしても、またすぐに鳥のフンで汚れてしまうということの繰り返しになってしまう場所もあるでしょう。

また、落ち葉や松ヤニで車が汚れてしまって困っているというお客様の声も聞いております。

カーポートは、こうした悩みをしっかりと解決してくれます。大切なマイカーの寿命を考えれば、カーポートは維持管理費の節約にもなるのではないでしょうか。

 

 雪や霜から車を守り、時間の節約に

カーポートは、積雪寒冷地にお住まいの方にとってはとても強い味方になります。

真冬にフロントガラスに雪が積もったり、霜が降りたりしたときに、取り除くのは大変なものです。寒いので、車のヒーターを入れて鍵をかけてしばらく自宅の部屋で待機するということもあるのではないでしょうか。あるいはお湯をかけて取り除く方もいらっしゃいます。

カーポートは、この雪や霜を代わりに受け止めてくれます。

慌ただしい朝などは、とても効率的に時間を使うことができるのではないでしょうか。「時間割引率」を考えると毎朝の霜取りの時間が減ることで、コストパフォーマンスの良い投資と言えます。

 

こんなデメリットも把握しておこう

一方で、平置きの駐車場と違っていくつかのデメリットも押さえておきたいものです。

デメリットと言うのか、構造物をつくるわけですから当然発生するというふうに考えていただくか、あるいは、注意点といってもいいのかもしれません。それは、①柱が邪魔になる②圧迫感がある③台風や強風時に屋根が飛ぶ、というものです。

①は、屋根を支えるためには必ず柱が必要になってくるものですので、駐車場のスペースが十分にないと人が通れなくなったり、大きい車に買い換えたりしたときに入らないなどという問題がでてきます。その辺の考慮は必要です。柱は横ではなく、奥に設置できるタイプもありますので、それを選べば入るときの狭さは軽減されます。

②は、家の玄関が近かったり、窓がすぐそばだったりすると圧迫感を感じるかもしれません。計画を立てるときに奥行きや間口だけでなく、高さも考えておく必要があるでしょう。高くすれば圧迫感は減りますが、高く設定しすぎると雨が入り込むことになったりしますので、バランスが大切です。

③は、本体は、耐風圧強度が設定されていてかなりの強風でも飛ばされることはありません。ただ、本体が倒壊しないように屋根材が外れるように設計されていることは押さえておく必要があります。例えばポリカーボネート製ではなく、セッパン(スチール製)のカーポートを選ぶことも 選択の1つになるでしょう。

 

カーポートのタイプ

(積雪地域用カーポート~YKKap-HPより)

カーポートのタイプ、サイズは大体の規格が決まっています。1台用では片流れのタイプが価格も安くてとても人気があります。 敷地によって横に2台置く場合と縦に2台並べる場合のバリエーションが用意されています。

屋根材の材質やカラーもいくつか種類があって、透明度などもメーカーによって多少の違いがあります。車のサイズに最適なカーポートの目安もあります。ここではそうしたさまざまなタイプを紹介いたします。

 

幅(間口)を基準に見る

片流れの1台用は、幅:2,400mm~3,000mmまで対応しています。片側の前後に1本ずつの柱という形状の片流れタイプは価格も安価のため、とても人気があります。3000mmを超えた間口のものは、片側だけの柱では構造上、対応ができなくなっています。

カーポートは最小サイズでも間口が2400 mmあるため、ボディーを覆うには十分なサイズを有しています。ただ、ドアの開閉、吹き込みの雨を防ぐことなどを考えると、余裕のある屋根幅がおすすめです。

並列2台用は、幅:3,600mm~6,000mmまで対応しています。

両端までの梁が一体型の「ワイドタイプ」、片流れのタイプを中央で連結させた「M合掌タイプ」、中央に柱を置いた「Y合掌タイプ」、後方に2本ずつ柱がある「後ろ柱タイプ」があります。

「M合掌タイプ」は、左右違うサイズのカーポートを組み合わせることで、多様なサイズ幅に対応が可能です。後ろ柱タイプは、前方スペースに柱がないため、開放的で車の出し入れもスムーズに行えるのが特徴です。

 

奥行きを基準に見る

1台用の標準タイプは、奥行:5,000mm~5,700mmのサイズです。一般的な「片流れ」で2本の柱があります。柱の位置は、前方、後方からそれぞれ1mの位置にあります。柱間は3mになり、車のドアがちょうどここに入るように設定されています。

1.5台用の延長タイプは、奥行:6,300mm~7,700mmで、車のほかにバイク、自転車を置かれるお客様が主に使われます。1台用のカーポートに0・5台用のカーポートを連結させたもので、「片流れ」で柱は3本になります。

2台用の縦連棟タイプは、奥行:10,000mm~11,400mmのサイズになります。敷地スペースの関係で、縦列に2台駐車するお客様が使われています。「片流れ」1台用のカーポートを縦に2つ連結させたタイプです。

このほか、高さから見た基準もあります。雨を防ぐには車高より30センチから50センチの高さの屋根が適切だと言われています。あまり高くしすぎると雨の吹き込みでボディーが濡れてしまう場合があります。

セダンタイプは標準の1800mmから2000mm、バンタイプや大型車などにはロング柱の2300 mmから1500 mm、さらにハイエースなどの大型車やキャリアを取り付けている車にはハイロング柱の2800 mmから3000 mmのサイズが用意されています。来客用や、将来の買い替えに備えてロング柱を選ぶお客様の割合が多いのが現状です。

 

屋根材と本体カラー

屋根の素材はポリカーボネート、FRP板、スチール折板、アルミ形材などがあります。1番ポピュラーなのはポリカーボネートでしょう。

ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの1種です。様々な製品の材料として利用されています。カーポートの屋根材としては最も多く使われている素材になります。透明プラスチック材料の中では最高クラスの耐衝撃強度を持っています。紫外線はほぼ100%遮ることができます。

プラスチックは熱に弱いというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、ポリカーボネートはプラスチックの中でも特に熱には強く、加工もしやすい、とても利便性の高い素材です。温度変化による狂いが少ないのも特徴といえます。

紫外線をカットするのでボディーの色あせ、シートの日焼けなどを防いでくれます。熱線遮断機能を持つポリカーボネートでしたら車内の温度上昇を抑えることも可能です。色はブルー、ブラウン系の透明、半透明のタイプが中心で、メーカーによって名称が変わります。

FRP板とは、ガラス繊維強化プラスチックのことです。ポリカーボネートに比べて値段は高いのですが防火性に優れています。熱伸縮もしにくいという特徴を持っています。スチール折板は、耐荷重性などに優れ、積雪地帯に適しています。アルミ形材は、価格は高くなりますが、デザイン性のほか構造部材としても使えるなどのメリットも持ちます。

本体カラーは、いずれのメーカーもそれほど種類は多くなく、シルバー系、ブロンズ系、グレー系、ブラック系、ホワイト系になります。色の選び方の基本は、現在住んでいる家のエクステリアの色と統一することです。メーカーがわかれば、微妙な色の違いも同じメーカーであれば統一できます。

さらに車の色に合わせるのもいいかもしれません。グレー系、シルバー系は傷や汚れが目立たないという意味ではとても無難な色です。

 

最適なカーポートとは。スペースと車のサイズの目安

カーポートを設置するための最小限のスペースとしては、車の全長に対して+80㎝、幅に対して+130㎝の余裕が必要だと言われています。ドアの開閉や将来の車の買い替え、敷地状況などを踏まえて最適なサイズを選ぶことが大切です。

軽自動車でも全長が3.5メートル、全幅が1・5メートルほどあります。大きな普通乗用車なら、全長5メートル、全幅2メートルを超えるものもあります。柱の位置を考えて、余裕を含んだスペースを確保するにはそれなりの面積が必要になりますね。

ちなみにトヨタのプリウスのサイズは、車幅が1745mm、全長が4480mm、全高が
1490mm、ホンダのフィットは、順に1695mm、3900mm、1525mmです。

さらに、これだけの大きさの車を入出庫させるには、カーポートの出入り口の面する前面道路もそれなりの幅員が必要になってきます。

前面道路とカーポートの位置は3つのパターンが考えられます。道路に対して直角に駐車するケース、道路と平行に駐車する縦列駐車のケース、道路に対して斜めに駐車するケースの3つです。

これとカーポートのタイプを組み合わせることになります。カーポートのタイプは片側屋根の「片流れタイプ」のほか、「両足支柱タイプ」、「後ろ柱タイプ」です。

ここで気をつけなければならないのが、直角駐車の場合の車庫間口と前面道路幅の関係です。

道路幅が狭くなれば間口を大きく取らなければなりません。この関数は、例えば道路幅が4メートルの時は、間口が3.6メートル(バックの場合は3.3メートル)、同じく5メートルで3.3メートル(同2.6メートル)などとなっています。

 

人気メーカーのカーポート商品と価格

(2~3台用カーポート~YKKap-HPより)

ここでは2大メーカー、LIXILとYKK APの商品で人気のあるシリーズを中心に紹介いたします。機能、サイズ、材質などのラインアップはほぼ同等です。これを機に住宅街のカーポートウォッチングもおもしろいかもしれませんね。メーカーのこだわりに気づくのではないでしょうか。

LIXIL(トステム) カーポート屋根材

これからのカーポートが目指すニュースタンダードという位置づけで販売されているのがLIXILの「FUGO(フーゴ)」です。

(LIXIL・FUGO(フーゴ)~HPより)

「守る強さ」と「伝わる美しさ」を指針にしています。

守る強さは、耐風圧強度として、風速=42m/秒相当を標準化しました。伝わる美しさは、建物と調和する3スタイルと磨きあげられたディテールとしています。

3スタイルは、「フーゴR(ラウンド)」、「フーゴF(フラット)」、「フーゴA(アーチ)」です。フーゴRは、親しみやすいコンテンポラリーな建物から、落ち着きのある邸宅風の建物まで幅広く調和するベーシックデザインです。

フーゴFは、シンプルモダンな建物などに調和する感性でシンプルなデザインです。フーゴAは、シックな洋風の建物からモダンな建物にも調和するオリジナルデザインになっています。

高さは将来を見越して余裕のある柱の高さを選ぶ方が増えていることから、標準が従来1800mmだったものを2200mmに設定しています。加えてロング柱の2800mmも用意しています。奥行きも従来の5000mm、4700mmに加えて中間の5400mmも新たに設定。敷地への対応力を高めています。

車を複数台所有していたり、敷地に余裕があって来客にも対応したい場合には、ワイド、Y合掌、縦連棟、M合掌などのバリエーションもそろえています。異形敷地での切り詰め加工も施工性、雨仕舞いを向上させています。

屋根材は、ポリカーボネート板、熱線吸収ポリカーボネート板、熱線遮断FRP板タイプなどがあります。

価格は、ベーシックのフーゴR(ラウンド)のナチュラルシルバー27-50型クリアマット(屋根材色)が260,000円。

 

YKK AP カーポート屋根材

YKK APは「エフルージュ シリーズ」をベーシックカーポートとして展開しています。

(YKKap・エフルージュ~HPより)

すっきりしたフラットデザインのため、多様な敷地への高い対応力を発揮、車3台用までをラインアップしています。

特徴は、「モダンを引き立てる四方枠デザイン」。四方枠は、シャープな中にもボリュームを持たせ、軽快感と安心感を両立させています。枠の中央にアクセントの中帯をつけることでフラット感がさらに引き立つようにデザインしています。

高さは3サイズを用意して使い勝手を向上させています。標準が2000mmで、圧迫感がなく風雨の吹き込みも少ないタイプです。ハイルーフは2400mmで車高のある車向け。さらに高いハイロングは2800mmで、キャリアなどもカバーします。

ほかにもより使いやすくする工夫として、乗り降りが楽な2本柱の採用、屋根ふき材の音なりへの配慮、大容量で掃除のしやすい形状の雨樋い、水溜まりに配慮した雨仕舞いなどが挙げられます。

ラインアップとしては、一般地域用で、柱が後方に付いた「エフルージュ EX」、柱がサイドに付いた片流れのスタンダード「エフルージュグラン」、片側に便利な+α付きの「エフルージュ プラス」、シンプルで耐風強度も高い4脚タイプの「エフルージュ ツイン」、狭小地に適した家の壁付専用の「エフルージュベーカグラン」があります。

積雪地域用では、積雪量に合わせて選べる高強度タイプの「エフルージュ 50/100/150があります。

屋根材は、ポリカーボネート板、熱線遮断ポリカーボネート板、熱線遮断FRP板などがあります。

価格は、スタンダードの「エフルージュ グラン51-24」高さ2000mm、ポリカーボネート板で243,700円。

 

スチール折板屋根材

スチール折板屋根は、積雪地帯で活用されることが多い商品です。

LIXIL、YKKAP ともに積雪200㎝、6000N/m2対応の商品をそろえています。日光も完全シャットアウトするため、太陽の光から車を守りたい人にはとても良い商品になります。

 

オプション品

サイドパネル

カーポートには横からの雨風の吹き込み防止、目隠し用として各メーカーともサイドパネルが用意されています。片流れで屋根下から50㎝の高さのタイプ、100㎝超のタイプなどがあります。100㎝超は、メーカー規定強度を保つためにサポート柱が必要になります。

サポート柱

片流れタイプのカーポート補強のために各社それぞれ専用のサポート柱があります。積雪時などに対応します。

吊り下げ式物干し

車を停めていない時など、カーポート下をうまく活用できるため、人気のオプションになっています。

 

カーポートの工事

カーポートの施工はとてもシンプルといえますが、耐風圧強度を確保するために精度やていねいさが強く要求されます。大切な愛車を守ってくれるものですから、安全で美しい仕上がりが大切になってきます。

 

柱穴の掘削作業

柱穴の掘削に際しては、お客様に立ち会っていただき、柱が立つ位置や高さをしっかりと確認して決めていきます。

掘削は、カーポートの柱を埋め込む位置にコンクリートやアスファルトがある場合、「ハツリ」工事が別途発生します。

ハツリ工事とは、コンクリートやアスファルトにカッターを入れて、専用工具で割って除去する工事です。駐車場のコンクリートの厚さは一般的に10㎝ほどですので、それを先ずハツリます。

そして、コンクリートの下の土を専用のスコップ(複式ショベル=抱きスコップ)で掘って柱穴をつくります。柱穴の深さは商品によって異なりますが、一般地域の場合は約55cmほどの深さになります。

柱穴を掘削するときに発生する残土やコンクリートがらなどは、適切に処分するために、土のう袋に入れます。埋設物にも充分注意を払う必要があります。

 

柱の基礎工事

柱穴の掘削が終わりましたら、柱の建て込み・基礎工事になります。

穴の底にプレートかレンガ、ブロックを敷くと柱の垂直性が保てるでしょう。墨出し器か水平器を使って調整することになります。

プレートの上に柱を置く一方で、柱基礎用のモルタルを練ります。材料は砂、セメント、水です。モルタルが練り上がったら柱の周りに流し込んでいきます。

その時に、柱が垂直になっているか水平器で確認しながら調整していきます。モルタルが時間とともに固まっていきますのでレベル調整はスピーディーに、かつ正確に行う必要があります。モルタルが完全に固まるまでの目安は1日です。

最初に建てる1本は基準になる柱なので、前後左右の垂直は正確に出す必要があります。もう1本の柱は同じ日に施工しても良いのですが、時間がない場合は翌日に回しましょう。

もう片方の柱を立てる際には、基準の柱から奥行き部材を渡して柱のピッチ、垂直を確認してモルタルを流し込み、固めます。

 

カーポートの組立・設置

柱の建て込みが終わりましたら、屋根の組み立てに入ります。大まかな工程を見ますと、柱への支え木設置、梁工事、フレーム部分の取り付け、パネルはめ込み、雨樋設置、支え木の取り外しで完了になります。

メーカーによって組み立て方に多少の違いはありますが、パーツでは次のような流れになります。

梁の取り付け→柱梁カバーの取り付け→後枠・母屋・前枠の取り付け→コーナーキャップの取り付け→側枠の取り付け→対角の確認→垂木の取り付け→屋根材・垂木カバーの取り付け→竪樋(垂直の雨樋)の取り付け

ここで 「切り詰め加工」について少し触れます。切り詰め加工とは、敷地に合わせてカーポートの幅や奥行き方向、柱を短く加工することです。敷地が斜めだったり、既存の建物と干渉するような場合に加工します。これによって強度が低下したり、雨漏りがしやすくなることはありません。

 

既存カーポート撤去工事

既存のカーポートは、自然災害で壊れることが多いと思います。積雪寒冷地であれば耐雪型のカーポートを選ぶ必要があります。もう一つの理由は施工不良です。

撤去の方法ですが、柱の基礎部分を残す方法と、基礎部分も撤去する方法の二通りがあります。柱の基礎部分を残す方法は、柱元を切断して埋め戻す格好になります。

基礎部分まで撤去する方法は、掘り起こして全て撤去するということになります。撤去の後に新しく何かを立てる予定がないのであれば、費用の安い基礎部分を残す方法がお勧めです。

屋根部分の解体は、ほとんどがボルトどめなので手作業で解体するのが良いでしょう。屋根、梁、柱の順に撤去していくことになります。

撤去費用は、作業員の数にもよりますが、1台用で30,000円~、2台タイプで50,000円程度が相場です。基礎部分も撤去する場合はプラス 30,000円ほどになるでしょう。

 

カーポート・リフォーム業者の選び方

優秀なリフォーム会社は、積雪や風雨など地域の実情に合わせた機能を選び、敷地と車、将来の生活設計までも見込んだカーポートを提案できるものです。デザインコーディネートも含めて複数の企業に提案と見積もりを依頼してみましょう。

 

機能性はもちろん、カラーやデザインにも配慮してくれるか

カーポートは、機能性はもちろんのこと、大切なことは家の外観やエクステリアとカラーやデザインが統一されていることです。

リフォーム業者は、こうした機能性やデザインについてもしっかりと経験を積んでいるところが望ましいでしょう。いずれにしても、現地をみなければわからないことが多いので、先ず現場を見せてほしいと言ってくるリフォーム業者は信頼を置いて良いのではないでしょうか。

積雪寒冷地においては、その地域の積雪量がどの程度あるのかも把握していなければカーポートの耐久性についても分りませんので、やはり地域の事情をよく知っている業者が望ましいですね。

 

ていねいな工事をしてくれるか

カーポートの工事そのものはネットなどで見てもそれほど難しいものではありません。
しかし、細かい点で丁寧な施工をしなければ、倒壊ということも考えられます。メーカーがうたっている耐風強度を堅持するためにも、このていねいな施工が求められます。

倒壊してしまったら大切な車に大きな被害をもたらします。特に基礎部分についてはその土地の地盤に合わせて確実な深度などを見極めなければなりません。さらに柱の垂直性の精度は重要です。雨樋との関係で多少の勾配も求められ、ここでもていねいで慎重な施工が必要になってきます。

直営の職人さんを持つリフォーム会社であれば、こうした点をクリアできると思います。そのあたりの信頼感は実績を見て決めるのが良いでしょう。

 

見積もりに沿って詳細を説明してくれるか

1台なのか、複数台なのかによってカーポートの形状が決まってきます。メーカーによって多少の違いはありますが、1台ですと片流れタイプ、二台ですとワイドタイプ、M合掌タイプ、Y合掌タイプなどですが、大まかな形状は変わりません。また、材質についても、本体がスチールなのかアルミなのか、屋根材がポリカーボネート、FRP板、スチール折板、アルミ形材と、それほど多くはありません。

こうした形状や素材に加えて耐風圧・雪の強度を加味して、お客様にマッチした見積もりを出してもらえるところがいいわけです。このような基本情報はネットでたくさん出てきますので、ぜひ押さえておきたいところです。

基本は複数の業者からの相見積もりを取ることです。

 

「家族の安心と安全を守る職人リフォーム店」スマシアの強み

いま、新潟県上越市で、地元密着の職人だけのリフォーム会社、スマシアが注目を集めています。

・新潟県上越市と中越地方に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。
・実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
・対応が早い。
・自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていくことで、より、その良さを実感できると自負しています。

 

カーポート まとめ

カーポートは設置場所や地域事情に応じて、適切なものを設置するのがベストです。特に積雪地帯や風の強い地域などでは地域の実情をよりわかっている地元のリフォーム店が最良の提案をしてくれることでしょう。地元であれば、工事の後も長く付き合っていけるので安心感があることも、リフォーム店選びの大切なポイントです。

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