カーポートの機能と役割、設置メリットやリフォーム工事の費用をまとめて解説!

真夏の炎天下、自宅駐車場で愛車に容赦なく照りつける直射日光は、強烈な温度になってじわじわとボディーを劣化させていることがわかります。

室内の温度上昇だけは、フロントガラスに目隠しをして凌いでいる方も多いのではないでしょうか。時折、鳥のフンが固まっていたりすると直ぐに水で流さなければと思いながら放置してしまうこともあります。

カーポートはそんな心配ごとから愛車を守ってくれます。雨や雪も防いでくれるカーポートのメリットや商品と工事の実際などを紹介いたします。

1 カーポートの機能と設置するメリット

 

カーポートと聞いて、初めてカーポートを設置する人は、どのようなメリットがあるのだろうかと少し考えるかもしれません。車庫やガレージと比べて簡易なカーポートは、もしかするとあまりメリットは無いのではないかと思っていませんか?

ところが、壁がなくても雨は十分に防げますし、直射日光はほぼ遮断できます。さらに、皆さんが1度は必ず経験している鳥のフンの対策としても絶大な効果を発揮します。積雪寒冷地では雪や霜の対策としても強い味方になってくれます。

ここではメリットと合わせてちょっとした注意点も紹介いたします。

 

雨の日も快適に乗り降り

雨の日に車の乗り降りが大変だなあと感じている人はとても多いでしょう。おしゃれをして出かける時などは、特に気を遣いますね。

小さなお子様がいらっしゃるご家族は乗り込むまで、降りて傘を開くまでお子様の行動に合わせて濡れないように目配りするのも大変です。両手に買い物袋を持っている時などはもう、収拾がつかないなんていうことはありませんか・・・。ドアを閉めながら傘を畳むのはけっこう「技術」が必要です。

そんなストレスも「カーポート」があると解決できます! 雨が降っていても車の乗り降りはゆっくりでOK。お出かけも楽しみになるのではないでしょうか!

また、雨の日に車や自転車の整備もできて助かります、という思わぬ効果の声もお聞きします!

 

直射日光から車を守り、車内の温度上昇を軽減

真夏に車に乗り込む時にドアを開けていても、暑くてなかなか座席に座ることができないと言う経験をされた方も多いのではないでしょうか。炎天下の車内はサウナ室のように熱くなります。

JAFのユーザーテストによると、気温32度で3時間放置された場合、車内の温度は60度近くまで上がってしまい、ダッシュボードのあたりは80度前後というデータがあります。現在は真夏日の日数が増えていますので気温はもっと高いことが多いでしょう。

暑さによってダッシュボードが変形したり、車内の機器に影響を及ぼして故障などの原因になることもあります。

カーポートを設置することで車内への直射日光を防ぐことができますので、驚くほど温度の上昇が抑えられます。もちろんボディーの色あせの防止にも大きな効果が期待できます。屋根材の材質によって遮断率が変わってきますので、ポリカーボネート、アルミなど用途に応じて最適な屋根材を選んでください。

黒い車を所有するお客様は、「カーポートを設置する前は洗車をするときにボディーを触ることもできないくらい暑くなっていた」ということでしたが、設置後は「天気に関係なく洗車がしやすくなりました」との感想をお聞きしています。カーポートは、車の寿命にも大変大きな影響を与えます。

 

飛来物から車を守る

カーポートは強風による飛来物などからもボディーを守ってくれる強い味方です。雹(ひょう)などの大きな落下物ですと車が傷つくことも考えられます。

さらに、皆さんが効果を実感されるのが鳥のフンの対策です。鳥のフンは車のボディーにとても悪い影響を及ぼします。それは浸食性があるということです。ボンネットなどに鳥のフンがついたまま放置すると、塗装に傷やシミがついてしまうことが往々にしてあります。フンが酸性のためサビや腐食の原因になってしまうのです。

お住まいの環境によっては、鳥のフンの影響を避けられないこともあります。洗車をいくらしても、またすぐに鳥のフンで汚れてしまうということの繰り返しになってしまう場所もあるでしょう。

また、落ち葉や松ヤニで車が汚れてしまって困っているというお客様の声も聞いております。

カーポートは、こうした悩みをしっかりと解決してくれます。大切なマイカーの寿命を考えれば、カーポートは維持管理費の節約にもなるのではないでしょうか。

 

 雪や霜から車を守り、時間の節約に

カーポートは、積雪寒冷地にお住まいの方にとってはとても強い味方になります。

真冬にフロントガラスに雪が積もったり、霜が降りたりしたときに、取り除くのは大変なものです。寒いので、車のヒーターを入れて鍵をかけてしばらく自宅の部屋で待機するということもあるのではないでしょうか。あるいはお湯をかけて取り除く方もいらっしゃいます。

カーポートは、この雪や霜を代わりに受け止めてくれます。

慌ただしい朝などは、とても効率的に時間を使うことができるのではないでしょうか。「時間割引率」を考えると毎朝の霜取りの時間が減ることで、コストパフォーマンスの良い投資と言えます。

 

こんなデメリットも把握しておこう

一方で、平置きの駐車場と違っていくつかのデメリットも押さえておきたいものです。

デメリットと言うのか、構造物をつくるわけですから当然発生するというふうに考えていただくか、あるいは、注意点といってもいいのかもしれません。それは、①柱が邪魔になる②圧迫感がある③台風や強風時に屋根が飛ぶ、というものです。

①は、屋根を支えるためには必ず柱が必要になってくるものですので、駐車場のスペースが十分にないと人が通れなくなったり、大きい車に買い換えたりしたときに入らないなどという問題がでてきます。その辺の考慮は必要です。柱は横ではなく、奥に設置できるタイプもありますので、それを選べば入るときの狭さは軽減されます。

②は、家の玄関が近かったり、窓がすぐそばだったりすると圧迫感を感じるかもしれません。計画を立てるときに奥行きや間口だけでなく、高さも考えておく必要があるでしょう。高くすれば圧迫感は減りますが、高く設定しすぎると雨が入り込むことになったりしますので、バランスが大切です。

③は、本体は、耐風圧強度が設定されていてかなりの強風でも飛ばされることはありません。ただ、本体が倒壊しないように屋根材が外れるように設計されていることは押さえておく必要があります。例えばポリカーボネート製ではなく、セッパン(スチール製)のカーポートを選ぶことも 選択の1つになるでしょう。

 

カーポートのタイプ

(積雪地域用カーポート~YKKap-HPより)

カーポートのタイプ、サイズは大体の規格が決まっています。1台用では片流れのタイプが価格も安くてとても人気があります。 敷地によって横に2台置く場合と縦に2台並べる場合のバリエーションが用意されています。

屋根材の材質やカラーもいくつか種類があって、透明度などもメーカーによって多少の違いがあります。車のサイズに最適なカーポートの目安もあります。ここではそうしたさまざまなタイプを紹介いたします。

 

幅(間口)を基準に見る

片流れの1台用は、幅:2,400mm~3,000mmまで対応しています。片側の前後に1本ずつの柱という形状の片流れタイプは価格も安価のため、とても人気があります。3000mmを超えた間口のものは、片側だけの柱では構造上、対応ができなくなっています。

カーポートは最小サイズでも間口が2400 mmあるため、ボディーを覆うには十分なサイズを有しています。ただ、ドアの開閉、吹き込みの雨を防ぐことなどを考えると、余裕のある屋根幅がおすすめです。

並列2台用は、幅:3,600mm~6,000mmまで対応しています。

両端までの梁が一体型の「ワイドタイプ」、片流れのタイプを中央で連結させた「M合掌タイプ」、中央に柱を置いた「Y合掌タイプ」、後方に2本ずつ柱がある「後ろ柱タイプ」があります。

「M合掌タイプ」は、左右違うサイズのカーポートを組み合わせることで、多様なサイズ幅に対応が可能です。後ろ柱タイプは、前方スペースに柱がないため、開放的で車の出し入れもスムーズに行えるのが特徴です。

 

奥行きを基準に見る

1台用の標準タイプは、奥行:5,000mm~5,700mmのサイズです。一般的な「片流れ」で2本の柱があります。柱の位置は、前方、後方からそれぞれ1mの位置にあります。柱間は3mになり、車のドアがちょうどここに入るように設定されています。

1.5台用の延長タイプは、奥行:6,300mm~7,700mmで、車のほかにバイク、自転車を置かれるお客様が主に使われます。1台用のカーポートに0・5台用のカーポートを連結させたもので、「片流れ」で柱は3本になります。

2台用の縦連棟タイプは、奥行:10,000mm~11,400mmのサイズになります。敷地スペースの関係で、縦列に2台駐車するお客様が使われています。「片流れ」1台用のカーポートを縦に2つ連結させたタイプです。

このほか、高さから見た基準もあります。雨を防ぐには車高より30センチから50センチの高さの屋根が適切だと言われています。あまり高くしすぎると雨の吹き込みでボディーが濡れてしまう場合があります。

セダンタイプは標準の1800mmから2000mm、バンタイプや大型車などにはロング柱の2300 mmから1500 mm、さらにハイエースなどの大型車やキャリアを取り付けている車にはハイロング柱の2800 mmから3000 mmのサイズが用意されています。来客用や、将来の買い替えに備えてロング柱を選ぶお客様の割合が多いのが現状です。

 

屋根材と本体カラー

屋根の素材はポリカーボネート、FRP板、スチール折板、アルミ形材などがあります。1番ポピュラーなのはポリカーボネートでしょう。

ポリカーボネートは、熱可塑性プラスチックの1種です。様々な製品の材料として利用されています。カーポートの屋根材としては最も多く使われている素材になります。透明プラスチック材料の中では最高クラスの耐衝撃強度を持っています。紫外線はほぼ100%遮ることができます。

プラスチックは熱に弱いというイメージを持つ人が多いかもしれませんが、ポリカーボネートはプラスチックの中でも特に熱には強く、加工もしやすい、とても利便性の高い素材です。温度変化による狂いが少ないのも特徴といえます。

紫外線をカットするのでボディーの色あせ、シートの日焼けなどを防いでくれます。熱線遮断機能を持つポリカーボネートでしたら車内の温度上昇を抑えることも可能です。色はブルー、ブラウン系の透明、半透明のタイプが中心で、メーカーによって名称が変わります。

FRP板とは、ガラス繊維強化プラスチックのことです。ポリカーボネートに比べて値段は高いのですが防火性に優れています。熱伸縮もしにくいという特徴を持っています。スチール折板は、耐荷重性などに優れ、積雪地帯に適しています。アルミ形材は、価格は高くなりますが、デザイン性のほか構造部材としても使えるなどのメリットも持ちます。

本体カラーは、いずれのメーカーもそれほど種類は多くなく、シルバー系、ブロンズ系、グレー系、ブラック系、ホワイト系になります。色の選び方の基本は、現在住んでいる家のエクステリアの色と統一することです。メーカーがわかれば、微妙な色の違いも同じメーカーであれば統一できます。

さらに車の色に合わせるのもいいかもしれません。グレー系、シルバー系は傷や汚れが目立たないという意味ではとても無難な色です。

 

最適なカーポートとは。スペースと車のサイズの目安

カーポートを設置するための最小限のスペースとしては、車の全長に対して+80㎝、幅に対して+130㎝の余裕が必要だと言われています。ドアの開閉や将来の車の買い替え、敷地状況などを踏まえて最適なサイズを選ぶことが大切です。

軽自動車でも全長が3.5メートル、全幅が1・5メートルほどあります。大きな普通乗用車なら、全長5メートル、全幅2メートルを超えるものもあります。柱の位置を考えて、余裕を含んだスペースを確保するにはそれなりの面積が必要になりますね。

ちなみにトヨタのプリウスのサイズは、車幅が1745mm、全長が4480mm、全高が
1490mm、ホンダのフィットは、順に1695mm、3900mm、1525mmです。

さらに、これだけの大きさの車を入出庫させるには、カーポートの出入り口の面する前面道路もそれなりの幅員が必要になってきます。

前面道路とカーポートの位置は3つのパターンが考えられます。道路に対して直角に駐車するケース、道路と平行に駐車する縦列駐車のケース、道路に対して斜めに駐車するケースの3つです。

これとカーポートのタイプを組み合わせることになります。カーポートのタイプは片側屋根の「片流れタイプ」のほか、「両足支柱タイプ」、「後ろ柱タイプ」です。

ここで気をつけなければならないのが、直角駐車の場合の車庫間口と前面道路幅の関係です。

道路幅が狭くなれば間口を大きく取らなければなりません。この関数は、例えば道路幅が4メートルの時は、間口が3.6メートル(バックの場合は3.3メートル)、同じく5メートルで3.3メートル(同2.6メートル)などとなっています。

 

人気メーカーのカーポート商品と価格

(2~3台用カーポート~YKKap-HPより)

ここでは2大メーカー、LIXILとYKK APの商品で人気のあるシリーズを中心に紹介いたします。機能、サイズ、材質などのラインアップはほぼ同等です。これを機に住宅街のカーポートウォッチングもおもしろいかもしれませんね。メーカーのこだわりに気づくのではないでしょうか。

LIXIL(トステム) カーポート屋根材

これからのカーポートが目指すニュースタンダードという位置づけで販売されているのがLIXILの「FUGO(フーゴ)」です。

(LIXIL・FUGO(フーゴ)~HPより)

「守る強さ」と「伝わる美しさ」を指針にしています。

守る強さは、耐風圧強度として、風速=42m/秒相当を標準化しました。伝わる美しさは、建物と調和する3スタイルと磨きあげられたディテールとしています。

3スタイルは、「フーゴR(ラウンド)」、「フーゴF(フラット)」、「フーゴA(アーチ)」です。フーゴRは、親しみやすいコンテンポラリーな建物から、落ち着きのある邸宅風の建物まで幅広く調和するベーシックデザインです。

フーゴFは、シンプルモダンな建物などに調和する感性でシンプルなデザインです。フーゴAは、シックな洋風の建物からモダンな建物にも調和するオリジナルデザインになっています。

高さは将来を見越して余裕のある柱の高さを選ぶ方が増えていることから、標準が従来1800mmだったものを2200mmに設定しています。加えてロング柱の2800mmも用意しています。奥行きも従来の5000mm、4700mmに加えて中間の5400mmも新たに設定。敷地への対応力を高めています。

車を複数台所有していたり、敷地に余裕があって来客にも対応したい場合には、ワイド、Y合掌、縦連棟、M合掌などのバリエーションもそろえています。異形敷地での切り詰め加工も施工性、雨仕舞いを向上させています。

屋根材は、ポリカーボネート板、熱線吸収ポリカーボネート板、熱線遮断FRP板タイプなどがあります。

価格は、ベーシックのフーゴR(ラウンド)のナチュラルシルバー27-50型クリアマット(屋根材色)が260,000円。

 

YKK AP カーポート屋根材

YKK APは「エフルージュ シリーズ」をベーシックカーポートとして展開しています。

(YKKap・エフルージュ~HPより)

すっきりしたフラットデザインのため、多様な敷地への高い対応力を発揮、車3台用までをラインアップしています。

特徴は、「モダンを引き立てる四方枠デザイン」。四方枠は、シャープな中にもボリュームを持たせ、軽快感と安心感を両立させています。枠の中央にアクセントの中帯をつけることでフラット感がさらに引き立つようにデザインしています。

高さは3サイズを用意して使い勝手を向上させています。標準が2000mmで、圧迫感がなく風雨の吹き込みも少ないタイプです。ハイルーフは2400mmで車高のある車向け。さらに高いハイロングは2800mmで、キャリアなどもカバーします。

ほかにもより使いやすくする工夫として、乗り降りが楽な2本柱の採用、屋根ふき材の音なりへの配慮、大容量で掃除のしやすい形状の雨樋い、水溜まりに配慮した雨仕舞いなどが挙げられます。

ラインアップとしては、一般地域用で、柱が後方に付いた「エフルージュ EX」、柱がサイドに付いた片流れのスタンダード「エフルージュグラン」、片側に便利な+α付きの「エフルージュ プラス」、シンプルで耐風強度も高い4脚タイプの「エフルージュ ツイン」、狭小地に適した家の壁付専用の「エフルージュベーカグラン」があります。

積雪地域用では、積雪量に合わせて選べる高強度タイプの「エフルージュ 50/100/150があります。

屋根材は、ポリカーボネート板、熱線遮断ポリカーボネート板、熱線遮断FRP板などがあります。

価格は、スタンダードの「エフルージュ グラン51-24」高さ2000mm、ポリカーボネート板で243,700円。

 

スチール折板屋根材

スチール折板屋根は、積雪地帯で活用されることが多い商品です。

LIXIL、YKKAP ともに積雪200㎝、6000N/m2対応の商品をそろえています。日光も完全シャットアウトするため、太陽の光から車を守りたい人にはとても良い商品になります。

 

オプション品

サイドパネル

カーポートには横からの雨風の吹き込み防止、目隠し用として各メーカーともサイドパネルが用意されています。片流れで屋根下から50㎝の高さのタイプ、100㎝超のタイプなどがあります。100㎝超は、メーカー規定強度を保つためにサポート柱が必要になります。

サポート柱

片流れタイプのカーポート補強のために各社それぞれ専用のサポート柱があります。積雪時などに対応します。

吊り下げ式物干し

車を停めていない時など、カーポート下をうまく活用できるため、人気のオプションになっています。

 

カーポートの工事

カーポートの施工はとてもシンプルといえますが、耐風圧強度を確保するために精度やていねいさが強く要求されます。大切な愛車を守ってくれるものですから、安全で美しい仕上がりが大切になってきます。

 

柱穴の掘削作業

柱穴の掘削に際しては、お客様に立ち会っていただき、柱が立つ位置や高さをしっかりと確認して決めていきます。

掘削は、カーポートの柱を埋め込む位置にコンクリートやアスファルトがある場合、「ハツリ」工事が別途発生します。

ハツリ工事とは、コンクリートやアスファルトにカッターを入れて、専用工具で割って除去する工事です。駐車場のコンクリートの厚さは一般的に10㎝ほどですので、それを先ずハツリます。

そして、コンクリートの下の土を専用のスコップ(複式ショベル=抱きスコップ)で掘って柱穴をつくります。柱穴の深さは商品によって異なりますが、一般地域の場合は約55cmほどの深さになります。

柱穴を掘削するときに発生する残土やコンクリートがらなどは、適切に処分するために、土のう袋に入れます。埋設物にも充分注意を払う必要があります。

 

柱の基礎工事

柱穴の掘削が終わりましたら、柱の建て込み・基礎工事になります。

穴の底にプレートかレンガ、ブロックを敷くと柱の垂直性が保てるでしょう。墨出し器か水平器を使って調整することになります。

プレートの上に柱を置く一方で、柱基礎用のモルタルを練ります。材料は砂、セメント、水です。モルタルが練り上がったら柱の周りに流し込んでいきます。

その時に、柱が垂直になっているか水平器で確認しながら調整していきます。モルタルが時間とともに固まっていきますのでレベル調整はスピーディーに、かつ正確に行う必要があります。モルタルが完全に固まるまでの目安は1日です。

最初に建てる1本は基準になる柱なので、前後左右の垂直は正確に出す必要があります。もう1本の柱は同じ日に施工しても良いのですが、時間がない場合は翌日に回しましょう。

もう片方の柱を立てる際には、基準の柱から奥行き部材を渡して柱のピッチ、垂直を確認してモルタルを流し込み、固めます。

 

カーポートの組立・設置

柱の建て込みが終わりましたら、屋根の組み立てに入ります。大まかな工程を見ますと、柱への支え木設置、梁工事、フレーム部分の取り付け、パネルはめ込み、雨樋設置、支え木の取り外しで完了になります。

メーカーによって組み立て方に多少の違いはありますが、パーツでは次のような流れになります。

梁の取り付け→柱梁カバーの取り付け→後枠・母屋・前枠の取り付け→コーナーキャップの取り付け→側枠の取り付け→対角の確認→垂木の取り付け→屋根材・垂木カバーの取り付け→竪樋(垂直の雨樋)の取り付け

ここで 「切り詰め加工」について少し触れます。切り詰め加工とは、敷地に合わせてカーポートの幅や奥行き方向、柱を短く加工することです。敷地が斜めだったり、既存の建物と干渉するような場合に加工します。これによって強度が低下したり、雨漏りがしやすくなることはありません。

 

既存カーポート撤去工事

既存のカーポートは、自然災害で壊れることが多いと思います。積雪寒冷地であれば耐雪型のカーポートを選ぶ必要があります。もう一つの理由は施工不良です。

撤去の方法ですが、柱の基礎部分を残す方法と、基礎部分も撤去する方法の二通りがあります。柱の基礎部分を残す方法は、柱元を切断して埋め戻す格好になります。

基礎部分まで撤去する方法は、掘り起こして全て撤去するということになります。撤去の後に新しく何かを立てる予定がないのであれば、費用の安い基礎部分を残す方法がお勧めです。

屋根部分の解体は、ほとんどがボルトどめなので手作業で解体するのが良いでしょう。屋根、梁、柱の順に撤去していくことになります。

撤去費用は、作業員の数にもよりますが、1台用で30,000円~、2台タイプで50,000円程度が相場です。基礎部分も撤去する場合はプラス 30,000円ほどになるでしょう。

 

カーポート・リフォーム業者の選び方

優秀なリフォーム会社は、積雪や風雨など地域の実情に合わせた機能を選び、敷地と車、将来の生活設計までも見込んだカーポートを提案できるものです。デザインコーディネートも含めて複数の企業に提案と見積もりを依頼してみましょう。

 

機能性はもちろん、カラーやデザインにも配慮してくれるか

カーポートは、機能性はもちろんのこと、大切なことは家の外観やエクステリアとカラーやデザインが統一されていることです。

リフォーム業者は、こうした機能性やデザインについてもしっかりと経験を積んでいるところが望ましいでしょう。いずれにしても、現地をみなければわからないことが多いので、先ず現場を見せてほしいと言ってくるリフォーム業者は信頼を置いて良いのではないでしょうか。

積雪寒冷地においては、その地域の積雪量がどの程度あるのかも把握していなければカーポートの耐久性についても分りませんので、やはり地域の事情をよく知っている業者が望ましいですね。

 

ていねいな工事をしてくれるか

カーポートの工事そのものはネットなどで見てもそれほど難しいものではありません。
しかし、細かい点で丁寧な施工をしなければ、倒壊ということも考えられます。メーカーがうたっている耐風強度を堅持するためにも、このていねいな施工が求められます。

倒壊してしまったら大切な車に大きな被害をもたらします。特に基礎部分についてはその土地の地盤に合わせて確実な深度などを見極めなければなりません。さらに柱の垂直性の精度は重要です。雨樋との関係で多少の勾配も求められ、ここでもていねいで慎重な施工が必要になってきます。

直営の職人さんを持つリフォーム会社であれば、こうした点をクリアできると思います。そのあたりの信頼感は実績を見て決めるのが良いでしょう。

 

見積もりに沿って詳細を説明してくれるか

1台なのか、複数台なのかによってカーポートの形状が決まってきます。メーカーによって多少の違いはありますが、1台ですと片流れタイプ、二台ですとワイドタイプ、M合掌タイプ、Y合掌タイプなどですが、大まかな形状は変わりません。また、材質についても、本体がスチールなのかアルミなのか、屋根材がポリカーボネート、FRP板、スチール折板、アルミ形材と、それほど多くはありません。

こうした形状や素材に加えて耐風圧・雪の強度を加味して、お客様にマッチした見積もりを出してもらえるところがいいわけです。このような基本情報はネットでたくさん出てきますので、ぜひ押さえておきたいところです。

基本は複数の業者からの相見積もりを取ることです。

 

「家族の安心と安全を守る職人リフォーム店」スマシアの強み

いま、新潟県上越市で、地元密着の職人だけのリフォーム会社、スマシアが注目を集めています。

・新潟県上越市と中越地方に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。
・実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
・対応が早い。
・自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていくことで、より、その良さを実感できると自負しています。

 

カーポート まとめ

カーポートは設置場所や地域事情に応じて、適切なものを設置するのがベストです。特に積雪地帯や風の強い地域などでは地域の実情をよりわかっている地元のリフォーム店が最良の提案をしてくれることでしょう。地元であれば、工事の後も長く付き合っていけるので安心感があることも、リフォーム店選びの大切なポイントです。

ベランダ・バルコニー・テラスのリフォーム!もっと便利で機能的な場所にするには

普段の生活で欠かせない存在であるベランダ・バルコニー。明るい陽射しが入り、機能面でも快適性の面でも、家のなかで大事な役割を果たしてくれる場所です。

しかし、中にはほとんど活用されていないベランダ・バルコニーもあるようです。無造作に物が置かれていたり、日当たりやスペースのせいで洗濯物も干せないから、ほとんどベランダに出ることもない…。

せっかく家の一部として造られているスペース、無駄な場所にしないためにも、ここでベランダ・バルコニーの使い方を見直してみてはいかがでしょうか?

 

ベランダ・バルコニーのリフォームを考えるきっかけは?

(LIXIL HPより)

そもそもベランダとバルコニーって普通に口にしていますが、明確な違いってあるのでしょうか。

 

そもそもベランダとバルコニーの違いって?

普段、何気なく使っている言葉ですが、実は違いがあります。法令で定義づけられているわけではなく、単に建築・不動産用語です。

ベランダ

住戸から張り出した、ある程度の雨風をしのげる「屋根のある」スペースで人が歩ける場所を言います。形状や広さは千差万別ですが、雨の日でもそこで濡れずにすごせること、洗濯物も干せる場所です。

バルコニー

人が歩けるスペースで、手すりで外部と仕切られている場所。「屋根がない」ものを言います。マンションの場合だと、上層階のバルコニーの床がそのまま下層階の屋根になっていることが多いです。この場合も、ベランダではなく、「ルーフバルコニー」と呼んでいます。

テラス

1階の窓から出て、そのまま歩ける広さがあり、屋根がない場所を言います。

 

ベランダ・バルコニーで雨漏りしてきたら?

壁を伝っての雨漏りからベランダ・バルコニーの劣化に気づく場合もあります。
ベランダやバルコニーの床はしっかりと防水されています。しかし、何年も経つうちに徐々に劣化し、塗料や下地はヒビ割れてきます。そして、ヒビが貫通したとき、降った雨を防ぎきれず、下の階に伝って落ちてくるのです。

水分は、家を構成している構造材を腐食させます。早急に処置が必要です。ベランダやベランダと家本体とのつなぎ目などが水の通り道となります。

築年数にもよりますが、5-8年を目安に塗装しなおしが必要となります。また、前に修繕したお家でも、すぐに年数は経つものです。本格的な雨漏りが起こる前に再塗装することでお家の傷みを最小限に食い止めることができます。

 

サンルームで雨の日も洗濯物を干したい

ベランダ・バルコニーにサンルームを設置されているお家もあります。サンルームは屋根と三方をガラスやプラスチックで囲まれたもので、太陽光だけを通し、冷たい風や雨水はしっかり防ぎます。

風の通りをよくすることもできますので、冬は暖かく、夏は涼しいという特長があります。
雨の日の洗濯物も、サンルームがあれば安心です。また、春先に吹いてくる黄砂やPM2.5も心配ありません。

また、洗濯物を干すだけではありません。椅子とテーブルを持ち込み、屋外のお日様に当たりながら、ゆっくりお茶を飲むこともできます。「自分ならどう利用しようか?」と、考えるだけでも楽しいですよね。

他にも、プランターを用いた家庭菜園・植木鉢を駆使したガーデニング、ペットの遊び場(ペットのトイレを置いたり)にすることも可能です。

お子さんが独立して、スペースが余っているシニア世帯には、バルコニーを広くとることで、日当たりがよくなり、のんびりくつろげるスペースが増えるのは魅力ですね。

 

テラスとして過ごせる場にしたい

一階のテラスの有効活用も考えられます。ウッドデッキなどを置いてオシャレに改装することもお家いじりの楽しみのひとつです。

新しく改装したテラスにイスとテーブルを持ち込み、お茶を飲んだり、本を読んだり、もう少し広ければバーベキューをしたり、ハンモックをつるしてみたりと楽しみは増えていきます。そのほか、お父さんの日曜大工の場、大きな物を洗う場(たとえばスキーセットやスポーツ用品、家の網戸、エアコンのフィルターなど)としても活用できます。

 

使わないベランダを物置スペースにしたい

ベランダが1カ所だけではない間取りのお家もあります。2部屋か3部屋にそれぞれベランダがあったりします。洗濯物や布団を干したりするのは、1つか2つあれば十分で、残りの部屋のベランダは使っていないケースがあります。

使わなくても、雨樋など定期的に掃除が必要ですし、放っておくわけにもいきません。
1つのアイデアとして、部屋の拡張工事をして、ベランダのスペースをなくしてしまうということがあります。畳の部屋なら和室風に、フローリングなら洋室風に改装してしまうのです。物置や部屋の拡張分として使うなら結構大きな面積となって有効活用できます。

<注意>

ただ1点、注意することは、サンルームや仮設でない物置は家の延べ床面積に算定されてしまうことです。建築基準法上の容積率(延べ床面積を敷地面積で割ったもの)の規制対象になる場合があることと、固定資産税の対象にもなります。

元のお家を容積率いっぱいで建築された場合は注意が必要です。容積率の規制値は地区によりそれぞれ異なります。見積もりをとるときに、リフォーム会社に問い合わせましょう。

 

ベランダ・バルコニーのリフォームには、どんな工事があるの?

ベランダのリフォームと聞いても、そんなにすることはなさそうに思えます。でも、1階の屋根の延長線でもあり、リビングの延長でもあると考えると、やることは結構あるのです。

 

防水塗装の塗り替えでベランダを守る

普段は目につかないベランダの防水。しかし、風雨にさらされているとじわじわと劣化が進んでいき、お家本体の老朽化に繋がります。

防水塗装の主な種類は、ウレタン防水、FRP防水、シート防水があります。費用はあまり変わりませんが、適しているベランダや耐久性の違いがあります。

ウレタン防水

ウレタン防水はウレタン塗料を塗っていく工法です。どのようなベランダ・バルコニーのも対応できるのが特徴で、平米単価は3,000円~7,500円くらいです。

耐久年数は10~14年ほどですが、定期メンテナンスとして5年をメドにトップコート(一番上の塗装)の再塗装をすると長持ちします。実は最初の塗装がFRP防水でも、1回目のリフォームのときにはウレタン防水を採用されるお客様は多いのです。

FRP防水

FRP防水は、ガラス繊維にポリエステル樹脂を含ませたマットを貼り付ける工法です。平米単価は4,000円~8,000円くらいです。

軽くて丈夫、また、耐熱性・耐久性に優れ、施工も簡単なので防水リフォームによく使用されます。ウレタン防水と同様に、5年を目安にトップコートを塗り替える必要があります。

シート防水

シート防水はゴムや塩ビなどの素材で作られたシートを上から貼り付ける工法です。素材に柔軟性がないため、複雑な形状のベランダには向きません。

平米単価が2,500円~7,500円くらいとやや低価格で施工できるのが特徴ですが、既存の防水シートが劣化している場合は撤去・処分費用が掛かるため、ケースによっては高額になる場合があります。

ゴムシートは5年毎にトップコートの再塗装が必要です。塩ビシートは劣化の具合を見ながら再塗装のタイミングを図ります。

 

ウッドデッキへの葺き替え

既存のベランダやテラスにウッドデッキを敷き詰めることで、内側リビングなどの室内から一続きの空間になるので、第二のリビングとして活用出来る場が広がります。

ウッドタイルやウッドデッキのリフォームをする際の注意点は、耐久性のある天然木や人工樹脂製の素材を使用することが挙げられます。耐久性のない部材は、初期費用は安く上がるのですが、その名の通り、耐久性のなさから、数年で張り替え時期を迎えてしまい、結局高くつくことが多いです。

ウッドデッキの素材には、天然木と人工素材・樹脂木材があります。人気なのは天然木です。天然木はさらに、ハードウッドとソフトウッドと防腐剤注入木材とにわかれます。

主要な素材は次の通りです。

 

■天然材

①ハードウッド

ずっしりと重く固いのが特徴です。価格も高めですが、かなり長い間使うことが出来るため、耐久材として見た場合、長期的なコストは安くなります。

施工は、電動丸ノコやインパクトドライバーが必要になってきます。
例:ウリン、イタウバ、イペ、アマゾンジャラ、セランガンバツなど

②ソフトウッド

ソフトウッドとは文字通り軟らかい木材です。比較的安く、節が多い、加工性がよい、雰囲気がよいのが特徴です。しかし、軽い素材は腐りやすく、虫に食われたり、水が浸透したり、腐朽菌で駄目になってしまったりします。

耐久性の高いヒノキやスギでも、メンテナンスをしなければ2~5年が葺き替えの目安と言われています。

例:レッドシダー、SPF材など

③防腐剤注入木材

防腐剤注入木材とはJIS規格に準拠した安全性の高い防腐剤を、木材の芯まで染みこませることで、高い耐久性を持たせたものです。

耐久性は15年以上と言われていて、加工が簡単で、価格も安く、施工費用も抑えられるので、ウッドデッキの素材としては理想的と言えます。

選ぶ際の注意点は、木材の表面に「塗布」しただけの材料もあり、こちらは耐久性で劣りますので、芯まで注入されたものを選んでください。また、JIS規格に沿った防腐剤を選びましょう。これ以外のものは安全性に問題がある場合があります。

デメリットとして、納期が2~3週間かかると言った点が挙げられます。
例:大日本ウッドヒノキ、大日本ウッド杉など

 

■人工素材

人工木デッキ・樹脂製デッキ

人工材・プラスチック製の素材です。腐りにくいというメリットがありますが、素材に温かみがないとか、天然素材の手触りが感じられないといったデメリットもあります。
例:アドバンスデッキ、ハンディウッド、ジャパンメイドウッドなど

 

ベランダサイディングの張り替え

ベランダは風雨にさらされるため、傷みが激しい場合があります。そのため、塗装だけでは見た目を始め、建物を長持ちさせられないことがあります。こんな場合、ベランダサイディングの張り替えが必要となります。

外壁材は内側から下地木材→防水紙→サイディングという構造になっています。サイディングを剥がし、下地木材のチェックを行い、問題がなければ防水紙を貼り替えて新しいサイディングに入れ替えます。防水紙とサイディングの間の通気層が、外壁内に侵入した水分と湿気を外壁の外に排出するという重要な役目を担っています。

アルミの手すりで部屋を明るく

ベランダの外壁が高く、室内の採光に問題がある場合があります。新しく建てる場合であれば、外壁に小窓を設置して採光することができますが、現在ある外壁では、高さを低くし、新たにアルミ製の手すりを設置することで、採光、通風をよくすることができます。

また、アルミは耐久性に優れた材料です。風雨にさらされても腐食したり、錆びたりしません。

 

サンルーム

サンルームと言えば、くつろげる空間、雨や花粉対策、洗濯物干し場など色々な使い道を考えられます。屋根と三方をガラスまたはプラスチック製の窓で覆い、採光、風の取り込みにすぐれたサンルーム。

サンルームには気密性が高い、いわゆる本格サンルームと、気密性が低い簡易サンルーム(テラス囲い)とがあります。

よく売れているのがテラス囲いのタイプです。気密性が低いと言っても、普通の雨なら雨水が入ってくることはありません。可能性があるとして、大雨や台風のときくらいです。もっとも、本格サンルームでも雨水を全て防げると言うわけではありません。

サンルームは「洗濯物干し場」も想定した商品なので、換気機能が充実しています。側面には「採風ドア」も選択出来るようになっています。正面には「縦滑り出し窓」も追加されるものもあります。風をサンルーム内部に取り込みやすい形状となっており、風が通過しやすいことが特徴です。昔ながらの「ガラスルーバー窓」もあります。

サンルームは、直射日光が当たるのでどうしても高温になりがちです。屋根部分を工夫することで太陽の熱線をある程度カットできます。屋根材としては、「ポリカーボネート」「熱線吸収ポリカーボネート」「熱線吸収アクアポリカーボネート」などがあります。

光を採り入れつつ、夏場の暑さを防ぐので、どこかで折り合いをつけなければなりません。
メンテナンスも、掃除する箇所が増えるので負担が増えると言えます。採光窓の掃除はもちろんのこと、屋根を拭くのも一仕事です。また、冬場は雪が積もることもあります。耐雪荷重も検討事項に挙げられます。

 

■人気商品

①LIXIL サニージュR型、695,900円(カタログ価格)

我が家はいつも晴れマーク。洗濯物が雨や花粉も気にせずに干せる。ペットといっしょに日向ぼっこ。鉢植えの花の手入れをしたり、お気に入りの椅子を持ち出して読書をしたり……と、暮らしに特別な時間を楽しめます。

 

②YKKap サンフィールⅢ、634,200円(カタログ価格)

共働きの主婦の強い味方、家事らくアイテムが充実。洗濯物干しスペースや物置、家庭菜園の場として、暮らしのスタイルに合せて、幅広くご利用できます。365日、天気を気にせずいつでもお洗濯ができます。洗濯物を干したままでも安心して外出できます。家事の後のティーブレークなどにもおすすめです。

 

③三協アルミ 晴れもようⅢ、746,900円(カタログ価格)

「便利」と「快適」を追求した暮らしに役立つ多目的スペース。1階設置用の「土間仕様」「デッキ材仕様」「デッキON仕様」から、2階バルコニーに設置する「躯体バルコニー仕様」が用意されています。

<注記>

仕様はいずれも、サイズ:間口2間×奥行き6尺、床:デッキインタイプ、屋根:熱線遮断ポリカーボネート、屋根タイプ:R型

<注意>

サンルームを取り付けると外壁をさわることになります。外壁の種類によっては穴を開けたりするなどが必要な場合があります。そのため、お家本体についていたメーカー保証がなくなってしまう場合もあります。家を建てた工務店様がサンルームも取り付けた場合は補償内になることも多く、一度、見積を取ってみられることをおすすめします。

 

ベランダ・バルコニーのリフォーム工事のポイント

ベランダ・バルコニーのリフォーム工事を決めるポイントは、実際に外壁が腐食してふわふわしているとか、壁伝いに雨漏りを起こしているとかではありません。そうなる前に処置しましょう。

 

風雨に当たり腐食が進むことも

ベランダ・バルコニーは普段の生活の中で、頻繁に使う場所でもあります。そこが腐食していて十分な強度がなくなっていた? なんてことがあると考えると怖いですよね。

下から見て、ベランダの裏側にある「波の様な部分(デッキプレート)」がサビにより、強度がなくなり、べこべこになるケースです。棒の先で突いてみればわかります。

鋼製であれば部分的に補修できます。アルミ・樹脂であれば全体交換が必要となります。
また、ベランダからの浸水が1階の壁への雨漏りの原因になることも多くあり、ベランダの壁が膨らんでいないかなど、下地剤の劣化も定期的にチェックすることが必要です。

 

防水性・耐水性の高い設備を選ぶ

安全性の他にもトータルコストを抑えられます。防水性・耐水性と価格は反比例の関係にあります。防水性・耐水性が低い材料はとかく安いのです。見積書をもらって、材料費が安いと全体の予算の高低に響いてきます。

「じゃあ、安い材料にしようか」と決めると、元々、防水性・耐水性が低いわけですから、すぐに傷んで来るのは言うまでもないことです。頻繁にメンテナンスをする設備であれば、安いに越したことはないのですが、ベランダ・バルコニーの場合、十年くらいはさわらないのではないでしょうか?

求められるのは使い勝手の良さと居心地の良さ、そして、安全性です。また、お家本体への雨漏りも困りますよね。

滅多に手を加えない箇所であるほど、材料費・設備費にはお金をかけてください。後々のトータルコストを考えると、むしろ割安になります。

 

ベランダ・バルコニーを広げ、生活スペースの拡大も

今のベランダ・バルコニーはただの洗濯物干し場になっているかも知れません。しかし、サンルームやウッドデッキを施工すれば、そこに椅子やテーブルを置き、読書やコーヒーを楽しんだりできるようになります。また、ペットを飼っているお客様には、ペットの遊び場にもできます。

このように、ちょっと手を入れるだけで、生活スペースの拡大につながるのです。
工事の際には、今は使っていないが、将来的に「こんなこともしてみたい」といった点もチェックポイントとして検討してみてはいかがでしょうか。

 

マンションのバルコニーでも工事できるの?

マンションでは、ルーフバルコニーは通路部分と同様に「共有部」扱いとなっています。従って個人で勝手に改造・改修はできません。床だけ変えることでもグレーゾーンです。マンション管理規約で確かめるか、マンション管理会社の担当者に問い合わせてみてください。

なお、マンションバルコニーの隣室との壁は、火事などで隣家への避難が必要となった場合に、たたき割って人が通過出来るようにできています。そのため、この場所にものを置いたり、あるいは床を改造して避難の妨げになるようなことは消防法で禁止されています。

 

ベランダ・バルコニーのリフォーム工事事例と費用

(LIXIL HPより)

実際の工事事例と費用が知りたい! いくつかの事例を挙げてみましょう。

 

ベランダ床の塗り替え

ベランダの汚れや、塗膜の剥がれが気になってきたところで検討されるのがベランダ防水です。現在の所、新築住宅で最も多いのがFRP防水によるベランダ防水です。ウレタンも次いで多いのですが、FRP防水の方が施工後に人が歩いたりすることを考えると耐久性で上回っています。

ベランダ床は、ベランダ下地、防水層、トップコートの3層からなります。よくグレーに塗られていますが、それがトップコートの色です。FRP防水の耐久性は10年くらいですが、トップコートは定期的なメンテナンスが必要で5年毎に塗り直すのがおすすめです。

次の事例は、古いFRP塗装を下地から剥がし、新規に再塗装したケースです。

<作業工程>
①隣接する部屋の窓の養生
②古い塗膜とFRP下地を剥がす
③床面洗浄
④下地貼り
⑤塗装作業・乾燥
⑥後片付け

合計:2日

<作業費用>

材料費 80,000円
工賃 80,000円
合計 160,000円

 

 

ウッドデッキ葺き替え

DIYでも、現在流行しているウッドデッキですが、一方で、どんな材料を選んだらいいかわからない。どんな道具が必要なのか。など、色々課題はあるようです。一度張っても、また耐用年数がくれば張り替えなくてはなりません。

次の事例は、古いウッドデッキを解体・撤去し、新しいウッドデッキを据え付けて組立てたケースです。

<作業工程>
①隣接する窓の養生
②古いウッドデッキの解体、撤去
③新しいウッドデッキの基礎・根太の造付け
④床板を張る
⑤フェンス・ステップを付ける
⑥後片付け

合計:2日

<作業費用>

材料費 250,000円
工賃 40,000円
合計 290,000円

 

ベランダのサイディング張り替え

ベランダのサイディングが腐食していると言うことは、傷んでいる箇所はここだけではなく、屋根と壁全体に及ぶことが多いです。家全体のリフォームが必要になる場合が多く見受けられます。

次の事例は、古く、傷んだサイディングを剥がし、下地を補修して新しいサイディングを貼り付けたケースです。

<作業工程>
①ベランダに隣接する窓の養生
②既存のサイディングおよび笠木を取り外す
③腐食している木部の取り外し、補修・交換
④床の下地張り、FRP防水
⑤防水シート、新規のサイディング張り
⑥内壁張り、目地シール処理、笠木取り付け
⑦塗装・乾燥
⑧後片付け

合計:5日

<作業費用>

材料費 100,000円
工賃 40,000円
合計 140,000円

 

ベランダのサンルーム化

太陽の光を思う存分楽しむことが出来るのはもちろん、エアコンの効率アップや、自由に使える空間が増えるなど、メリットいっぱいのサンルーム。

次の事例は、新規に新しいサンルームを搬入し、組み立てたケースです。

<作業工程>
①玄関先からリビング、もしくは、直接リビングへの道筋の確保
②窓の養生
③基礎部工事
④サンルーム部材搬入
⑤サンルーム組立
⑥後片付け

合計:2日

<作業費用>

材料費 640,000円
工賃 60,000円
合計 700,000円

 

ベランダ・バルコニーのリフォーム会社の選び方

いざ、ベランダ・バルコニーのリフォームを思いたったとき、または、検討を始めたとき、誰に聞いたらいいのかわからない。なんてことはありませんか。

でも、通りすがりの営業マンには要注意です。国民生活センターに寄せられている訪問販売によるリフォーム工事についての相談件数は年間6,379件にも上るのです。くれぐれもご注意ください。(注記:2017年度統計)

 

ベランダ・バルコニーのリフォーム見積を取ろう

まずやること。それはリフォーム会社探しではありません。これから我が家をどのように使っていくのか、家族で話し合うことです。初期費用が高くてもメンテナンス費用を抑える使い方もあれば、その逆もあります。家族の間で共通認識を持ちましょう。

「あのときお父さんが勝手に決めたから……」とか「お母さんがそう言うから決めたんじゃないか!」など、後々まで禍根を残すことになります。

リフォームの改修内容があらかた決まった所で、リフォーム会社の担当者と連絡を取ります。すると……家族構成からこうした方がいいのではないか、とか、「瓦がずれてますよ」とか直すべき箇所などを指摘してくれたりするのです。

そして、改修のメニューが決まったら、見積を取りましょう。

 

もし、細かい仕様まで決まり、メーカー型番まで頭の中にあるのなら、相見積(あいみつもり)を取りましょう。これは、同じ条件で複数社から見積を取ることを指します。
同じ条件なので、リフォーム会社の得意・不得意によって値段に差がでてきます。

見積は少なくとも3社くらいからは取りましょう。5社から取れば十分です。極端に高い会社や安い会社があるかと思いますが、それらの会社を除いた見積がその地域における工事の大体の「相場」だと考えられます。

中には苦手な項目を見積に敢えて入れない会社もあります。苦手な工事は見積から外し、オプション扱いにするのです。これは、見積値段を下げて見せる方便です。

優良な会社であれば、内容について細かく問いただしても嫌な顔はしないはずです。こうこうこう言う内容なのでこの価格になりますと、正確な情報を伝えてくれるでしょう。
出て来た見積を整理し、全部の項目のコストを落とし込み、一番安い、あるいは、良いと思われる会社を選んでください。

見積だけで? と、思われるかも知れませんが、実際、見積にはその会社の実力が落とし込まれています。

作業を下請けに回さず、自社スタッフで行うことで諸経費などの中間マージンを排除することができますし、技術力に自信があれば、工期・工程を短くし、工賃を安くすることができます。このような各社各様の強みや弱みが、見積書を並べて見ることで読み取れます。

 

工事後のアフターサービスも大事です、地域密着型の会社を選びましょう

特に屋根やベランダなど、雨風にさらされ、その上、普段は見えない所に関しては工事が終わった後のアフターサービスも大事です。工事は晴れの日なのに、雨漏りは雨の日です。特に壁の表層を流れて行くだけのものなら、問題はありませんが、壁を伝って屋根裏や壁中に侵入してくる水分は要注意です。

確かに全国ネットの工務店は技術力もあるかも知れません。ですが、雨漏りや漏電が起こっているときに、「3日ほど待ってください」なんて言われたときには、もう絶望感この上ないでしょう。

やはり、お家のことは地域に密着して営業している会社に任せましょう。いざというときの安心感が違います。お客様との距離感が近い。これはアフターサービスの手厚さを如実に物語るものだからです。

 

家族の安心と安全を守る職人リフォーム店「スマシア」の強み

経験豊富なリフォーム職人が細部までわかりやすい提案をさせていただき、お客様の理想のリフォームをサポートさせていただきます。

年間800件のリフォーム工事実績があり、信用と技術力では自信があります。

・実際に専門工事に携わってきたので、しっかりとした細かい提案ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様との距離が近い(要望に対してスムーズに対応)
・対応のスピード感
・自社施工により、余計なマージンや経費をかけない分、良いものを安く提供できる。
・新潟県上越市と長岡市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。

「スマシア」は地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけます。

 

ベランダ・バルコニーのリフォーム まとめ

主に布団を干したり、洗濯物を干したりと活用しているベランダのスペース。補修が必要になる時期もあります。また、サンルームとしてなど使い方を見直すことで生活が便利になったりもします。一度使い方を検討してみてはいかがでしょうか?

 

窓とサッシのリフォームで快適な室内を!光熱費削減に防犯、ケガ予防など効果抜群

「窓のリフォーム」が、住まいのいろいろな問題を解決してくれることをご存知の方も多いと思います。結露や、結露が引き金になるカビやダニの防止のほか、防音、防犯、日射対策も窓をリフォームすることで大きな効果を上げます。

工事は、複層ガラスの窓に交換したり、内窓を設置するなど、短期間(時間)で完了するものがほとんどです。

リフォームといえば台所、風呂、トイレといった水回りが中心ですが、ぜひ、窓にも注目してみることをお勧めします。光熱費の削減、快適な生活にも結びつく幸せなリフォームと言えるのではないでしょうか。ここでは窓のリフォームのメリット、費用、主な製品、リフォーム会社の選び方などをご紹介します。

 

窓をリフォームするメリットは、こんなに!

窓をリフォームすることでさまざまなメリットがあることは意外に知られていません。結露はなんとなく窓が原因ではないかと感じている方が多いと思います。まさに結露を防ぐためには先ず、窓を二重にするなど外気を遮断する断熱性のアップが欠かせません。断熱性が確保できれば、あとは換気や室温の調整で結露問題は解決します。

工事として、窓を二重にするには、「複層ガラス」への交換や「内窓」の設置があります。これは結露だけでなく防音や防犯にも効果があります。ガラスも防音ガラスや防犯用の割れにくいガラスもあります。こうしたものを取り入れるかどうか優先順位を決めてリフォーム計画を立てると良いでしょう。

他にも耐震性を確保するための窓の補強フレーム、日射対策のルーバーや遮熱ガラス、通気を確保するための最新網戸など多様なリフォームアイテムが用意されています。

 

メリット1:断熱性を高める

冷暖房の稼働効率アップ

複層ガラス、二重窓、樹脂窓などにリフォームすることで、断熱性が高まり、冷暖房の効きが良くなりますし、体感温度もずいぶん変わります。複層ガラスというのは2枚のガラスを合わせた構造で、ガラスとガラスの間に空気層ができるため、外の暑さや寒さを室内に伝えづらくします。

既存の窓の内側に窓をもう一つ付ける内窓も同じ効果があります。
冷暖房の効きが良くなるのは、熱が一番出入りしやすい場所が窓だからです。ですから窓を二重にすることで外気の影響を受けずエアコンの働きを助けてくれます。

YKK APの試算では、単板ガラスとアルミサッシの窓の場合、冬は52%もの熱が逃げ出し、夏は74%もの熱が入り込んでいるということです。
窓の断熱だけで部屋は随分と快適になるはずです。

 

体感温度

外を歩いている時に同じ温度でも風が吹いている時と吹いていない時では暑さ、寒さの感じ方が随分違います。これがいわゆる体感温度と呼ばれるものです。

部屋の中にいてもこの体感温度が、周囲の壁や天井、窓などの表面温度によってかなり変わってきます。室温と同じくらいこうした周囲の温度が快適さに大きく影響します。

熱は温度の高い方から低い方に移動する性質があります。冬は、特に窓の周辺の温度が低いため、体の表面から熱が奪われて寒く感じてしまいます。断熱化することでこうした温度差がなくなって、エアコンの効率が上がり、快適さと同時にエコにも大きく貢献します。

 

軽々と開閉できる窓に

家が古くなって立て付けが悪くなった窓や玄関ドアは、気密性が悪くなっていて断熱性も低下しています。窓の開け閉めが重く感じられるのは、パッキンの劣化や窓自体の歪みが原因です。

これによってすきま風が入ってくるなどエアコンの効率にも影響を与えてしまいます。軽々と開けられる窓や玄関ドアに変えることで断熱性が回復できます。窓のリフォームではこの点も考慮するのが良いでしょう。

 

メリット2:騒音対策

断熱効果のある二重窓にするだけで防音対策にもなります。外からの騒音を防止すると同時に、室内からの楽器の音やペットの声などの音漏れも防止できます。

音対策としては、壁、天井、床の素材選びも大切ですが、なんといっても開口部の窓対策が最も重要といえます。既存の窓に内窓をつけるだけで大きな防音効果が発揮できます。

日常生活に望ましい音量レベルは40デシベルと言われています。極めてうるさい街の騒音は80デシベルほどあります。こうした環境に家がある場合、40デシベルほど音量を下げる必要が出てきます。

これは内窓をつけるなど窓を二重にするだけで可能になります。

さらに確実な防音対策としては、ガラスが二重になった防音タイプの複層ガラスに交換することも考えると良いでしょう。

 

メリット3:結露防止

窓の内外の温度差をなくす

ビール瓶の水滴、風呂の天井からのしずく、冷え込んだ朝の窓の水滴・・・。これはよく見かける光景ですが、すべて結露です。

結露発生の原理はいずれも同じです。内側と外側の温度差によって、元々気体として空気中に存在している水蒸気が冷えて液体の水滴に変わるわけです。ですから、窓の結露は、窓の外の寒気が窓の内側に及ばないようにすれば良いのです。いわゆる断熱化です。

窓の断熱化は、前述したように2枚のガラスを重ねた複層ガラスや、内窓を設置した二重窓があります。ガラスとガラスの間に空気層をつくることで熱の移動が抑えられます。

さらにフレームをアルミではなく熱を伝えづらい樹脂フレームにすることでより断熱効果が上がります。

暮らし方での対策としては換気が最も重要です。特に冬は外の空気が乾燥しているため短時間でも換気をすることで室内の水蒸気を減らすことができます。

 

結露はカビやダニを発生させる

結露をそのままにしておくとカビやダニが発生しやすくなってしまいます。結露によってカビが発生し、カビを食べるダニが発生します。人間がそのカビの胞子を吸い込んだり、ダニのふんを吸い込むことで、アレルギーの原因にもなります。

ダニやカビは湿度が70%以上になると盛んに発生すると言われています。ですからできるだけ湿度を上げないようにすることが大切です。

結露が結果的に健康に悪影響を及ぼすわけです。

さらに結露が進んでしまうと建築材料にも影響が出て、柱や壁などが腐ってしまう原因にもなります。建築の寿命にもつながってしまう結露は、しっかりとした対策を立てたいものです。

 

メリット4:耐震性を高める

耐震性をアップするために、弱点と言われていた窓を減らすことなく耐震補強することもできるようになっています。

それは開口部に耐震補強フレームをつけるもので、窓をなくして壁を追加したり、筋交いで窓を減らさなくても耐震性を高めることができます。高強度のフレームを使うことで窓はそのままですので、快適性や利便性が失われません。

工事中も家具の移動や引越しなどの必要もなくストレスフリーで耐震補強ができます。

 

メリット5:安全性を高める

安全性を高めるということは防犯性を高めるということです。「泥棒が諦める窓」というものがあります。数分で鍵などを壊してガラスを割って中に入れる窓は泥棒に狙われやすくなります。

しかし泥棒が諦める窓はガラスがなかなか割れなかったり、二重になった窓です。要するに侵入するのに時間がかかる窓は諦めるわけです。戸建住宅では、泥棒の侵入する場所の6割が窓であると言われています。前述した断熱対策での複層ガラスや内窓の設置などは実は防犯にも役立つということです。

ガラスには「防犯合わせ複層ガラス」と言われるものがあって、これはガラスとガラスの間に中間膜が入っているため、ガラスを破ってもひびが入る程度で割れにくい構造になっています。

他にも、シャッターや雨戸、面格子を取り付けることでさらに防犯性を確保できます。クレセント錠(窓などの室内側に取りつけられる締め金具の錠)にも暗証番号の付いたものがあり、これだとガラスを破られて鍵を回そうとしても暗証番号がわからなければ開きません。こうしたガラス以外の部分でも安全性を確保する手立てはあります。

 

メリット6:日射を防ぐ

夏の暑い日差しを防ぐためには、外付けのひさし、オーニング、シェードなどが効果的です。さらに、ルーバー、シャッター等で日差しを調整するのも良いでしょう。

夏の窓から入ってくる熱の65%は日差しによるものと言われています。日差しは、窓と窓の外側のダブルで遮ることで、エアコンの効率をかなりアップすることができます。

夏の強い日差しは太陽光の直射熱だけでなく、床に当たった光が反射、輻射して奥まで届いて部屋全体を暑くしています。ですから窓の外をルーバーなどで調整することがとても効果的だといえます。

遮熱タイプのガラスや、ブラインド入りのガラスもありますのでこれに変えるだけで熱線や紫外線を6割〜7割遮ることができますので、検討されることをおすすめします。

 

 

窓のリフォームにかかる費用と工事例

それでは窓のリフォームで費用はどのぐらいかかるのでしょうか。いくつかの工事の例を挙げて費用を見ていきましょう。窓やガラスを交換する場合、窓の大きさを変える場合、内窓(二重窓)を設置する場合、出窓をリフォームする場合、などに分けてみます。

 

窓の交換、ガラスの交換

 

窓の交換(サッシごと交換)

リフォームの方法としては、既存のサッシの上に新しいサッシを設置する「カバー工法」と、既存のサッシを撤去して窓ごと取り替える「はつり工法」の2通りがあります。ガラスだけ取り替える工法とは違って断熱性の高いサッシを使えば効果がアップします。

サッシは外側がアルミ、内側が樹脂の製品もあって断熱性が優れています。この際にペアガラスの内外のガラスの厚さを変えるとより効果的です。特に防音については厚さが違うことで透過周波数が変わってくるため効果が大きいです。

はつり工法は窓周りの壁も補修しなければならなくなるため費用が高くなります。カバー工法では壁を壊さずに工事ができるため短期間でコストも安く済みます。ただサッシをかぶせることになるため窓の大きさが一回り小さくなってしまうことを覚えておきましょう。工期が2、 3日になるときには仮住まいも予算として見ておかなければなりません。

カバー工法の場合、180 × 170㎝以内の交換は10万円から20万円前後です。はつり工法の場合、70 × 90㎝程度の小窓であれば10万円から、180 × 170㎝の掃き出し窓であれば30万円から50万くらいが相場といえます。

 

窓ガラスだけの交換

ガラスには車のガラスと同じようにUVカット、遮熱、防犯など種類があります。遮熱などは太陽光をカットしてくれるものですが、冬場は寒くなってしまうので北国などでは注意が必要です。

費用については、窓のサイズによって違いますが、相場として一般的なガラスの場合、4万円から5万円、防犯用の場合は5万円〜7万円、遮熱用の場合は9万円から12万円くらいと窓ガラスの種類によって価格が変わってきます。

ガラスだけの交換は低価格でできますが、サッシごと取り替えるのと比べて効果は下がります。さらに既存のサッシが劣化していたりレールが古くなっていたりすると、別途工事費用がかかることを押さえておきましょう。

 

内窓の設置(二重窓へのリフォーム)

内窓(インナーサッシ)は低コストで断熱、防音などの点で優れた効果を上げ、コストパフォーマンスの良いリフォームとして人気があります。特に防音面では、防音タイプの合わせガラスを使うことで外の騒音の侵入と室内からの音楽などが漏れてしまうことを防いでくれます。

二重窓や合わせガラスに変えることで、交差点で聞こえるような極めてうるさいレベルの騒音である80デシベルを半分の40デシベル(静かな図書館程度)ほどに減らすことができます。

1カ所あたり30分から2時間くらいで工事が終了し、費用も通常の窓で8万円から15万円、大きなサイズの窓で10万円から30万円程度で設置ができます。大掛かりな工事が難しいマンションにも適しています。廃棄する部材がほとんど出ず、費用もそれほどかからずに短時間でリフォームできるので、検討する価値の高いリフォームです。

 

出窓のリフォーム

窓ガラスだけを取り替える場合だと1.5万円から3万円が相場となります。出窓のサッシ全体を交換する場合は、4枚だて障子の一般的な出窓の相場は、約30万円が目安です。これは工事費、廃材費用を含んだ総工費の相場です。2階以上だとこれに足場の費用が加算される場合も出てきます。

窓ガラスと同じように、窓枠に問題がなければ内窓をつけるという選択肢もあります。この場合はおよそ20万円以内で収まります。さらにカウンター・天板の交換だけであれば3万円から5万円で収まるでしょう。カウンターと天板をリフォームするだけでかなり見栄えが変わります。

出窓は明るく広々とした雰囲気を作ってくれたり、カウンターの上に花などを飾ってインテリア性も大きく向上するものですが、不用意に出窓をつけてしまうと家を痛めてしまうこともあります。

結露の発生で木製のカウンターが腐ってしまったり、キッチンの出窓が背伸びをしても手が届かなかったり、リビングの出窓の高さが少し高すぎて花や人形を飾ってもバランスが悪いなど、事前に考えておかなければいけない点もいくつかあるので気をつけましょう。

 

窓の増設

通気を良くしたり、部屋を明るくするために窓を増設したいと思うことがあるでしょう。風の入り口と出口がないと部屋の風通しを良くすることはできません。「縦すべり窓」という形状にすると窓に平行に吹いてきた風を室内に取り込みやすくできます。

ただ窓の増設では、外壁の一部を壊すことになり、場合によっては足場を組むことも必要になってくるため費用も工期もかかります。工期の目安は2日以上、費用は窓のグレードにもよりますが、10万円から30万円程度が相場といえます。

足場が必要になった場合はさらに一カ所あたり50万円以上かかるとも言われます。価格については業者の方と相談をして目的と費用のバランスを考えて決めると良いでしょう。

窓を増やすということは耐震性を下げる(建物の強度を下げる)ということになります。それまで強度を保っていた壁面が減ってしまうことになるためです。地震などによって建物が壊れたりしないように専門家の話を聞いて、構造のことも考えた計画が必要です。

 

 

窓まわりのリフォームは?

窓まわりにも防犯や日射対策などで優れた商品が販売されています。例えば空き巣対策では、泥棒の心理として5分ほどで侵入できなければ諦めると言われていて、シャッターや雨戸、面格子は防犯ガラスと同じように侵入を遅らせる効果があります。

シャッター・雨戸をつける

壁を壊さずに既存の窓に簡単にシャッターや雨戸を取り付けることができます。シャッターや雨戸は、遮熱や防犯、台風などの風からも家を守ることが可能です。プライバシーの確保にも役立ちます。閉めたまま採光、採風できるものも販売されています。

外からの視線を遮り、プライバシーを確保することも可能です。取り付け費用は、10万円から15万円が相場です。

空き巣の侵入口として最も多いのが窓です。その侵入を手間取らせるという点で防犯機能をかなり高めることができます。防犯対策としては二重窓や防犯合わせ複層ガラスへの交換が有効ですが、加えてシャッターや雨戸を取り付ける家庭も増えてきています。

大掛かりな工事になるように思われますが、専用部材を使えば1日か2日で完成することができます。2階以上の窓には足場が必要になるため、加えて10万円から20万円ほど足場代が発生することも考えておかなければなりません。

 

面格子をつける

面格子も防犯対策にとても有効です。シャッターなどと同じように壁を壊さずに今ある窓に簡単に取り付けることが可能です。シンプルなものからデザイン性の高いものまで多様な製品が販売されています。

風呂場の窓やトイレの窓の場合は約3万円〜5万円掃き出しの大きな窓だと7万円〜10円が相場です。

防犯面でとても効果のある面格子ですが、設置方法が間違っていると簡単に侵入されてしまうという危険性もあります。それは長いネジを使ってサッシに固定しているか、あるいは専用の工具がないと外せないような固定方法を使っているかどうか、ということです。

また、ネジが緩んだり、経年劣化で壊れていたりすることもあります。折に触れてネジの緩みや壊れていないか確認することが必要です。

 

ルーバー(日よけ)をつける

ルーバーとは、羽板と呼ばれる細長い板を枠組みに隙間を開けて平行に組んだもの。羽板の取り付け角度によって、風、雨、光、埃、視界などを遮断したり透過したりすることができます。建築物の窓や柵、塀などとして使われています。

羽板の角度を調節することで、雨戸を閉めたままでも風を通すことができます。夏は日差しをカットして自然光を取り入れることも可能です。角度を自由に調節することができるものと固定されているものがあります。

素材としては天然木材、アルミ、人工木材が主なものです。耐久性は強度のあるアルミが1番で次に人工木材、そして天然木材という順になります。メンテナンス性では人工木材が最も優れています。

価格の相場は、高さ1800ミリ×幅900ミリほどのサイズで、天然木が約8000円、人工木が約1万5000円、アルミが約2万円となっています。

 

網戸を替える、機能部品をつける

網戸は、安ければ5000円程度でリフォームが可能です。時間もそれほどかかりません。害虫の侵入を防ぐだけではなく、花粉の侵入も防ぐことができます。細かい網目で防虫性をアップした製品も販売されています。

網戸を変えるだけで風通しが良くなります。風の抵抗を減らした網戸も開発されていて通風量もアップしています。

機能部品としては、後付の大型引き戸、開口制限ストッパー、着脱ノブクレセント、指ハサミ防止用ストッパー、ボタン錠付きクレセント、日よけシェード、ユニットひさし、フラワーボックスなど新しく多様な商品が各メーカーから販売されています。

 

人気メーカーの窓をまとめてご紹介

(施工例~LIXIL HP)

窓商品の2大メーカーであるYKKapとLIXILには人気の商品があります。樹脂の窓枠は両メーカーで需要が高く、既存の窓をそのまま使って内側にもう一つの窓(内窓)を設置する二重窓は、2社共通の人気商品となっています。

 

YKKap 人気商品

 

 樹脂窓「APW」

YKK APがユーザ330人に聞いたアンケート調査「こんな窓が欲しい」で第1位になったのが「結露しにくい窓」でした。6割を超えるユーザが支持しました。窓の結露を減らしたい人におすすめなのが「樹脂窓」です。

樹脂窓とは、窓のフレームが樹脂でできている窓のことです。断熱・遮熱 ・気密性に非常に優れています。

基本的な構造は熱の伝わりにくい樹脂素材をフレームに使うことで室内の暖かさを逃さず、室外の冷たい空気を室内に伝えにくくします。ガラスは2枚のガラスで空気を挟み込んだ複層構造の「Low-E複層ガラス」によって、単板ガラスの約4倍の断熱効果を発揮します。

これによってカビ・ダニの原因になる結露を抑制します。そしてLow-E複層ガラスとの組み合わせで高い断熱性を発揮します。

 

樹脂窓のシリーズの「APW330」で同社が社内試験をした結果、室内温度20度、室外温度0度、相対湿度50%の環境下でこの製品にはガラスにもフレームにも結露は見られませんでした。

夏は外の熱い空気の70%近くが窓から室内に入ってくると言われています。断熱性が高まると室内の温度上昇を抑えることができます。冬は家の中で温めた空気の50%近くが窓から逃げてしまうと言われています。窓の断熱性能を高めると室内の暖かい空気を逃しづらくするため室内の温度低下を抑えることができます。

こうした省エネ効果によって光熱費も節約できる家計に優しい窓にもなっています。さらにガスケットがなくて掃除が楽になっているのも特徴です。近年死亡事故が増えているヒートショックにも効果があります。樹脂窓はエコで家族にも環境にも優しい窓といえます。

 

プラマードU

今ある窓に内窓をつけて簡単に二重窓にできます。それが「プラマードU」です。1窓約60分の施工で簡単に取り付けることができます。マンションでもプラマードUの施工箇所は専有部分にあたるので問題なくリフォームできます。

プラマードUも樹脂フレームを使っています。二重窓になるので部屋の中がポカポカになり、結露も発生が抑えられます。夏は日射熱を抑え過ごしやすい環境を整えてくれます。騒音も半分以下に抑えられる防音効果があります。

カラーバリエーションがあるので、好みの内窓カラーを選んで部屋の印象を変えることができます。「戸先錠仕様」を選ぶこともできて、これなら窓を閉めるだけで鍵がかかるので防犯面でも安心です。

 

LIXIL人気商品

 

インプラス

「秘密はインプラスの空気層」。LIXILによると、今ある窓とインプラスの間にできる空気層がこの商品の特徴だと説明しています。

インプラスを取り付けることで、既存の窓との間に空気層が生まれます。これが壁の役割となって断熱効果や防音効果を生み出します。内側に設置するインプラスは樹脂製の内窓です。樹脂の熱伝導率はアルミに比べて約1000分の1。外気の温度に左右されにくく、断熱効果、防音効果を発揮します。

 

同社のシミュレーションでは、省エネ効果として、東京で2階建て延べ120平方メートル、開口率26.8%、4人家族などの条件で年間冷暖房費16,670円を節約したとの試算が公表されています。これは空気層と樹脂製サッシで効率が大幅にアップしているということです。

遮熱高断熱複層ガラスを使うと、室外側にガラスコーティングした特殊金属膜により、夏の強い日差しを約60%カットして冷房効果を高めます。室内の明るさはそのままに窓から入る熱をカットして紫外線も大幅に遮断。健康を守るのはもちろん、家具やインテリアの色あせも防ぎます。

1窓あたりの施工時間は約1時間。さらにインプラス引き違い窓を取り付ける開口部に歪みがあっても、8mmまでの歪みに対応可能なアジャスト上枠を使えば短時間できれいに仕上がります。

 

リプラス

リプラスは、壁を壊さず足場も組まず、室内作業のみで施工完了できるリフォームです。工事時間は約半日。ちょっとした家事の合間にリフォームが完了しています。引き違い窓、装飾窓いずれにも対応しています。

現調キットと呼ばれる専用の調査器具により、10分で取り付けの可否を確認できます。採寸作業も幅と高さを測るだけで複雑な計算は必要なく採寸寸法で発注できます。

高さ調整機能付きの下枠レベル調整付土台・上枠ベース材の採用で、簡単に水平調整が可能です。これは特許出願をしている工法です。

フレームは、アルミの利点である強度と耐久性、樹脂の利点である断熱性と防露性を生かしたハイブリッド構造を採用しています。ガラスはLow-E複層ガラスでさらに断熱性をアップしています。

 

 

リフォーム会社の選び方

窓のリフォームだけに限らないのですが、工事会社を選ぶときに重要なのは、知識と経験の豊富な会社であることです。確かな実績を持っていることがその証となります。最近はほとんどの企業が自社のサイトを持っていますのでネット検索して複数の候補を選びましょう。ネットでは、経験者の失敗談も参考になりますのでぜひ見ておきたいところです。

 

目的と優先順位を明確に

窓は様々な役割を持つ重要な場所だけに、リフォームする目的を明確に考えておくことが大切です。リフォーム会社は、何を困っているのかをわかってくれて、わからないことも噛み砕いて説明してくれる担当者のいるところがベストです。

信頼のおける人に紹介をしてもらうのが安心ですが、ウェブサイトなどを見ていくつかピックアップして見積もりを依頼することが基本になるかと思います。実際に出かけていける場所であれば足を運んで自分の目と耳で確かめることも大切なことです。

業者を選ぶ際にはコストだけではなく、要望をしっかりと伝えるとともにその会社の施工実績もリサーチしましょう。

実際に業者の所を訪ねて話をする際は、現状を明確に伝えて、それに対して的確なアドバイスが返ってくる担当者がいる会社を選びましょう。それが曖昧な場合は迷わずに次の会社を探すことが重要です。

 

事前にネットなどで失敗談などを調べておく

窓のリフォームなどについてネットで検索をすると失敗談がたくさん出てきます。例えばこんな話があります。

採光条件が良くなかった家で、小さかった窓を大きい窓に変更したところカーテンレールが付いていませんでした。施工会社に問い合わせたところ別料金がかかると言われました。発注者側としては当然のこととしてカーテンレールが必要になると思っていたのですが、工事費用に含まれていませんでした。

このため予算を大幅にオーバーしてしまいました。見積もりを取るときには具体的な工事の内容まではしっかりと契約することが大切です。不安なときには担当者に口頭で追加工事がないかを聞いてみることも必要です。

他にも騒音が気になるので二重窓にすることをお願いして施工費が安いものを選んだのですが、デザインが既存の部屋の壁紙と不釣り合いなものになってしまいました。機能面だけではなく見落としがちなデザインもコーディネートできるところを選びましょう。

 

知識と経験が豊富なリフォーム会社を選ぶ

家の窓というのは、快適な生活にとって非常に重要な役割を果たすということが、いろいろな本やネットなどの情報を見るとだんだんとわかってきます。窓やサッシのリフォームには様々なものがあり、商品の種類、材質も本当にたくさんあります。

こうした中から安心で納得できるリフォームを確実に手にするためには、知識と経験が豊富なリフォーム会社を選ぶことがとても大切になってきます。

そのためにも、繰り返しになりますが信頼のおける知り合いから紹介を受けたり、必ず複数の会社に見積もりを依頼、比較をしてじっくりと考え、今の住宅に合った色合いや機能をしっかりと見定めるようにしてください。

 

「家族の安心と安全を守る職人リフォーム店」スマシアの強み

いま、新潟県上越市で、地元密着の職人だけのリフォーム会社、スマシアが注目を集めています。

① 新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離が近い
② 実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる
③ 自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる
④ 対応が早い
⑤ 自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていくことで、より、その良さを実感できるでしょう。

 

窓リフォーム まとめ

水回りにばかり目が向きがちな家のリフォームですが、二重窓などへの窓のリフォームによって機能的で快適な生活を手に入れることができます。

断熱による結露の解消をはじめ、結露の解消によるカビ・ダニの防止、防音、防犯、日射対策など、窓を取り替えることでいくつものメリットを手に入れることができます。

しかも低コストのラインナップがたくさんあり、こんなにコストパフォーマンスの良いリフォームはないのではないでしょうか。窓のリフォームにぜひ注目してください。

玄関ドアのカードキーのメリット・デメリット、紛失や複製の心配は?

カードキーは、薄いプラスチックのカードを用いて施錠・解錠を行うタイプの鍵のことです。扉を表から見たとき、従来の鍵穴がないため、ピッキングをされる恐れが少ないこと、また、鍵の複製が難しいことから防犯上、注目を浴びています。最新のカードキーではカードをかざすだけといった、非接触型もあり、利便性も高まっています。

ここでは、そんなカードキーの機能やメリットについて、くわしくご紹介します。

 

玄関ドアの鍵を取り替えるタイミングが来たら

 

ずっと昔、まだ昭和だった時代。家には必ずお母さんやおばあちゃんがいて、完全に留守ということはあまりありませんでした。そのためか、鍵をかけない習慣もあったようです。また、ご近所の目もあり、短時間の留守も、鍵不要で出かけていたものでした。

でも、今は個人主義の時代。各自が各様の生活スタイルを持って暮らしています。そのためセキュリティの確保が重要になってきています。

家族の安全を守るためにも、玄関の鍵は慎重に選ばなければいけません。

 

ドアロックを替えるきっかけ

ご家族で鍵の管理はどのようになされていますでしょうか。厳しいセキュリティ(戸締まり)が必要な昨今、鍵をかけずに外出するなどということは考えられませんし、そうかといって短時間でも、家の中に入れない、いわゆる「締め出し」を食らうのも不都合です。

そう考えると、おそらく家族の人数だけ、鍵がいるのではないでしょうか。

お父さんは仕事で帰りが遅いし、お母さんもお勤めで昼間は家にはいません。子供たちも、部活動や塾などで学校から帰るとすぐに出かけ、遅くまで帰って来ません。
そのため、家に誰もいない時間帯がどうしても長くなってしまいます。

古き良き時代なら、短時間の留守くらいなら、家を空けておいても、ご近所の目もあるし、すぐに空き巣や強盗の被害に遭うなんて考えられなかったのですが、昨今では事情が違います。

……不審者にストーカー、物盗りに強盗、強引な押し売り。勧誘など、少しでも身の危険を感じることがあれば、すぐに対処しなければなりません。。

 

どんな機能が必要か?

鍵に求められるのは、家族や家財を守る万能の盾としての機能です。家の前で荷物を地面に下ろし、ポケットやバッグの中をごそごそと物色して鍵を探し、とりだしたと思ったら今度は暗くて鍵穴がよく見えない。そんな経験をされたことはないでしょうか。

実はこんなときに、ストーカーや押し込み強盗の被害は起こっています。家に帰った瞬間は、家の人も油断しているし、一番被害に遭いやすい瞬間といえます。

また、鍵を失くしてしまったときに、自分が家の中に入れないだけでなく、だれかが鍵を拾って、その鍵で家の中に入られる危険もあります。

その他にも、よくあるのが「鍵をどこにしまったっけ?」という事態。カバンの中やポケットなど、あちこち手探りしても出てこない。買い物帰りの奥様や小さい子どもの手を引いているママさんは手がふさがっているために、鍵を取り出すのも面倒です。

こういったときに、ふと子どもの手を放してしまい、子どもが道路に飛び出してしまったり、買い物袋を持ち去られたりということもあるのです。

玄関の前でもたついたりせず、スムーズに解錠し、家の中に入る。そういったちょっとした便利さが、家族の安全を守るために大切なのです。

 

機械式ロック(シリンダー錠)のメリット・デメリット

従来のシリンダー錠は、安全を守る上で必要な機能を持っています。

メリット ①キーホルダーにまとめておけば落としてもすぐにわかる
②電池切れの心配がない
③最低限のセキュリティが確保されている
デメリット ① ピッキングやサムターン回しなどにより、鍵を開けられてしまう
② 合鍵を簡単に作られてしまう。
③第三者に複製された恐れがあると、鍵ごと取り替えなくてはならなくなる

 

特殊な工具を使ったピッキングやサムターン回しなどにより、鍵がなくても解錠して家の中に入ることができます。昨今、こういった犯罪が非常に増えています。

また、シリンダー錠ですと、種類によってはホームセンターで10分くらいで合鍵を作ることができます。窃盗犯に鍵の複製を作られると、簡単にドアが開けられてしまうだけでなく、鍵を紛失しただけで、安全のため鍵ごと交換する事態にもなりえます。

 

電子ロックを考えてみる

電子ロックは機械式ロック(シリンダー錠)のデメリットをカバーできる古くから用いられたキーシステムです。機械式鍵は分厚くてかさばり、ガチャガチャと音を立てますが、カードキーであれば、クレジットカードや免許証と同じサイズですので、財布の中などに収納することが可能です。

磁気テープやICチップに情報を埋め込み、鍵がその情報を読み取ることにより、玄関ドアの解錠・施錠を行うものです。特にICチップのものは、カード外縁部に電波を受け取るアンテナを配し、読み取り機から発する電波で発電してICチップ内に保存された情報を発信し、この信号を照合することにより、読み取りは完了します。

いわゆる非接触タイプと呼ばれるもので、従来の磁気テープ、バーコードといった接触式のタイプに比べその利便性は格段によくなっています。

かざすだけで解錠し、家の中に入り、自動でロックする。家に入るときの数秒間という、犯罪防止上、危険な時間をより少なくすることを可能にしています。

 

 

カードキーの特長とメリット・デメリット

カードキーとは、磁気カードやICチップ内蔵のカードを挿入する、もしくは、かざすなどの操作をすることで機械が認証し、磁力によってロックされていた鍵が開くというものです。ホテルなどでは使い捨てられるよう紙製のものが利用されることも多いですが、住宅用はプラスチック製のカードが多く使われています。

 

カードキーとは

プラスチックのカードに磁気テープ、ICチップなど固有情報を載せておき、鍵本体側の情報と照合することにより、磁石の力でロックをかけたり解除したりするシステムのことです。

カードキーは最近の賃貸マンションでは多く用いられています。
機械式鍵と比べ、カードキーは合鍵を作るのが極めて難しい点がセキュリティを重視する賃貸マンションで用いられる要因ではないでしょうか。

普通の機械式の鍵だと、ぎざぎざのついたタイプであれば5~10分、ディンプル式の鍵でも20~30分で合鍵が作られてしまうのに対し、カードキーは製造したメーカーでなければ作ることができない点が挙げられます。その上、合鍵の製造を依頼する際には本人確認が求められますし、カードキーの再発行には、1週間~数週間の時間がかかります。

 

カードキーの種類

 

パンチカード

プラスチックのカードに穴を開けたもの。穿孔カードともいいます。鍵穴に差し込むことで、内部のカギを動かし、穴の位置が合えば鍵は解錠されます。タイプ的には、アナログキーと呼ばれています。

元々は海外の豪華客船の船室用カードキーとして開発されました。海上で使用するので、塩分や水をかぶっても性能が劣化しない特徴があります。電子式にはない利点といえます。

 

バーコード

プラスチックのカードにバーコードを印刷したもので、光を当ててその反射信号を照合して解錠・施錠を行います。動作が確実なことが利点です。白黒の信号を読み取るだけなので、読み取りエラーがほとんど起こりません。

ただ、長年使用していると、表面がすり減ってきたり、バーコードが薄れて来たりして、読み取りエラーが起こることがあります。そのときは、カードの寿命です。

 

磁気カード

プラスチックのカードに磁気テープを塗布し、内部に信号を取り込みます。鍵穴に差し込んで押し込むことで、磁気信号を読み取り、鍵の信号と照合することで解錠・施錠を行います。デジタルな処理をしているため、鍵側で何通りもの、磁気カードを登録することができ、法人向けの入退室管理などにも利用されています。

ただ、こちらも、長年の使用で磁気テープが弱ってきたりします。この場合、読み取りエラーが起こると鍵は解錠されなくなります。

 

ICカード

現行の運転免許証やキャッシュカードと同じように、ICチップを内部に埋め込み、カードの縁にコイルが設置されているタイプのカードキーです。ICチップは鍵側から発せられた電波がコイルを通ることにより生じた電流で作動します。磁気テープ方式と比べ、格段に大きなメモリーを持つものがあります。そのため、カードの偽造はほぼ不可能といわれています。

また、作動も、鍵側から発せられた電波で動作するため、カードをいちいち接触させる必要もなく、カードホルダーなどに入れたまま軽くかざすだけで、信号を認証させることができます。

これも、デジタルな処理をしているため、鍵側で何通りもの、ICカードを登録することができ、法人向けの入退室管理などにも利用されています。

 

生体認証(指紋)

生体認証はお客様自身の指紋など、固有の情報を鍵として使うものです。具体的には、指紋読み取り機を鍵の部分に取り付け、指紋をかざし、登録されたデータと照合し、合致すれば解錠され、そうでなければ解錠されないというものです。

デジタルな処理なので、複数の指紋を登録することができます。身体固有のものなので、鍵を持ち歩く必要がないし、複製されることもありません。

 

カードキーの仕組み

カードキーの仕組みは、カードに埋め込まれた情報を読み取り、鍵側で登録された情報と一致すれば解錠されるというものです。最近ではスマートフォンがサイフになる時代です。かざすことで決済ができるスマートフォンをカードキーとして使える機種もあります。

カードキーの仕組みは読み取り技術の進歩とともに発展してきました。

コンピュータが開発された当初、厚紙に穴を開けた、いわゆるパンチカードが生まれました。穴の配列を読み取ることで情報を入力していました。初期のカードキーはこれを取り込んだものになっています。

情報を格納する技術が進歩し、厚紙に穴を開けるという原始的な方法から、磁気テープを用いた方法に変わりました。磁気を帯びたテープの中に情報が組み込まれ、同じく磁力を使った読み取り機に直接触れることで情報を読み取ることが可能になっていきます。この技術はクレジットカードや銀行のキャッシュカードなどに応用されました。そして、カードキーにも使われていきました。

現在ではカードにICチップを埋め込んだものがあります。ICチップの中には大量の情報が埋め込まれ、磁気テープのものより格段に多くの情報を持つようになりました。そして、カードの周囲にアンテナコイルを配置することにより、電波による信号の読み取りが可能になりました。

読み取り機にこうしたアンテナコイル入りのICカードを近づけると電流が発生し、内蔵されたICチップを作動させることができます。このICチップの情報と鍵の情報を照合することでカードキーは、いちいち通す必要のない、かざすだけで鍵として機能する仕組みになったのです。

現在はこうした非接触型ICカードは鉄道会社の乗車カードやスマートフォンに内蔵されるなど広く普及しています。カードキーはこれらの技術により、非常に高度なセキュリティと簡便さの両立を可能にしたのです。

 

カードキーのメリット・デメリット

これらカードキーにもメリットとデメリットがあります。

メリット ① 複製しにくい
② 鍵穴がないためピッキングされにくい
③ 解錠の手間が省ける
④ サイフやパスケースに入るなど持ち運びに便利、軽い
デメリット ① 磁気タイプは磁石に弱い
② 容易に曲がるため破損しやすい
③ 紛失しやすい(落としてもキーホルダーと比べて音がしない)
④ オートロック機能がある場合、締め出しされやすい(機能の解除は可能です)

 

 

 

カードキーの仕様を決めるときのチェックポイント

カードキーには様々な方式があり、それぞれ特徴があります。

カードキーを導入する際には、家族みんなにとって、どんな点を優先することが大事になるのか、じっくり見極めてから選ぶようにすると、満足度や便利さが高まります。

 

カードキーの仕様・タイプ

カードキーには次のような種類があります。

 

接触型

センサーにタッチするだけで解錠できる鍵のことです。ワンタッチで解錠できるので非常に便利です。パンチカード、磁気カード方式などがこれに当たります。

 

非接触型

非接触型のICカードキーとはセンサーにかざすだけで解錠できる鍵のことです。電車のICカードのような感覚で使用できます。電車のカード(SUICAやICOCA)をそのまま鍵にできる電子錠もあります。新たに鍵を作る必要もありません。

おサイフケータイを鍵にできる電子錠もあります。現在おサイフケータイを利用中の方には便利な機能です。

 

リモコン方式

携帯型リモコン対応の電子錠です。自動車のキーレスエントリーのようにワンタッチで解錠できるので非常にスマートです。

リモコンキーのボタンで解錠・施錠ができますし、鞄の中にリモコンキーを入れたまま、鍵の部分のボタンを押すだけで解錠することもできます。一番犯罪の起きやすい、玄関前でもたもたするといったことを避けることができるので、スマートかつセキュリティも高いといえます。

ただし、リモコンキーはなくすと高くつくというデメリットもあります。

 

暗証番号

暗証番号方式も根強い人気があります。
子どもが少年野球やサッカー、あるいは部活動などで遅くなる。帰宅時間がお母さんのいる時間帯と合わないなど、鍵を持たせる必要があるとき、「なくしたりしないかしら?」と、心配ですよね。機械式の鍵をなくしたりしたら、もしかしたら鍵を付け替えなければ不安にもなります。

その点、暗証番号方式なら、子どもに伝えるだけで、なくす心配もありません。もし、第三者に知られたら? そのときは、新たな番号を登録し直せばいいのです。

 

生体認証(指紋)

今、人気の高まっているのが指紋認証式です。指紋は誰にも複製されることはないので、セキュリティ面からみてもものすごくメリットのある方式です。そして、何より、鍵を持ち歩くことなく、文字通り指先一つで鍵を開けられるのです。

冬場は手袋を取らなくてはならないのがデメリットでしょうか。読み取り精度は、昔のものは、少し指がずれただけで認証できなくなる機種もありましたが、最新のものでは少しずれても認証してくれるほど、格段に読み取り精度が上がっています。

ただ、お年寄りなど指紋の薄い方、子どものように成長期の方はうまく認証しないことがあります。

 

使用目的

使用目的や家族構成で考えることも重要です。

 

家族構成

一人暮らしであれば、セキュリティは必須です。朝、家を出たら、夜まで帰らない。そんなライフスタイルであれば、鍵は重要です。手際のよい窃盗犯なら、シリンダーキーは数分から十分くらいで開けられるといわれています。鍵を開けられた形跡がないのに、室内からものがなくなっている。そんなことが度々あるようでしたら、ピッキングや鍵の複製を疑ってください。

家に帰ってきたとき、犯罪に遭いやすいのは、扉の前に立ち、鍵を探している瞬間だといわれています。「鍵が見つかった!」と気が緩んだ瞬間を狙って、押し込み強盗に襲われるのです。海外では、家の前でもたもたしないというのは、「常識」なのだそう。日本ではそれほど大胆な行為だとは思われていませんが、いつまでも安全だとは限りません。

その点、リモコンキーは鞄の中に入れたまま、扉のボタンを押すだけで解錠され、締めれば施錠されるので安心感が違います。

お子さまがいらっしゃるなら、一人一つずつ、キーを持つことを考えるとリモコンキーはコストがかかりますので、ICカードか暗証番号式がいいのではないでしょうか。

リモコンキーの持つ安心感は何者にも代えがたいのですが、いかんせん、コストが違います。カードキーより一桁高くなるのが実情です。子供に持たせて「なくした」といわれたときのショックを考えると安易におすすめできません。

お年寄りがいらっしゃるのなら、暗証番号は慣れるまでは不便といえます。かざすだけで解錠できる非接触のICカードかリモコンキーが便利です。……いつも誰か家にいるから。といった方でも、鍵は重要です。インターホンをつけて、誰か確認できるまで開けないという判断も必要になってくると思います。

 

セキュリティ

鍵は開けようとすれば、色んな手口が考えられています。昔のシリンダーキーに対してディンプル式の金属キーはセキュリティが高いといわれていましたが、複製を作ることが不可能ではないこと。時間はかかるものの、解錠は不可能ではないといわれています。

この点、カードキーや暗証番号キーは、外部から鍵穴が見えない構造となっているため、こうしたピッキングの手口に強いといわれています。

ただ、カードキーは、その携帯性のよさから、免許証やサイフと一緒に持ち歩かれることが多く、落としたときの被害は鍵単体のときより、数倍大きい傾向にあるようです。免許証には住所が書いてあるので、カードキーと一緒に第三者の手に渡れば、もう、入ってくださいといわんばかりです。

でも、落としたことに気づくのが早ければ被害を軽減できます。残りのカードキーを認証しなおして、落としたキーだけを無効化することができます。

 

オートロック機能

オートロックは扉を閉めたときに、自動的に施錠されるタイプの鍵です。鍵の閉め忘れや、ちょっと出た隙に泥棒が入るという事態を防ぐ効果があります。慣れると非常に便利な機能です。ホテルなどで取り入れているところが多いようです。

ただし、慣れないと、ちょっと外に出たら、鍵が勝手に(!)かかり、中に入れなくなったといったことが起こりがちです。朝のゴミ出しのときに、つい忙しさのあまり、鍵を携帯するのを忘れたといったことがよくあるそうです。

ちなみに、この機能は設定でオフにすることも可能です。

これについては、扉を通過するときには、必ずカードキーを携帯するということを習慣づける必要があります。どうしても、「慣れない!」という方には、暗証番号式のキーがいいかもしれません。

生体認証(指紋)であれば、鍵は持ち歩く必要はありませんので、検討されてみてもいいのではないでしょうか。

 

 

カードキーはこんな風に役立っている! カードキーの導入事例

新築であれば、最初からカードキーを導入するかどうか、検討されると思うのですが、現在のおうちに、新たに導入される場合、いくつかのケースが考えられます。

既存の鍵と交換する

既存の鍵をカードキーに交換すると、元あった場所に収まるので見た目がすっきりするといったメリットがあります。

反対に、すでに開いている鍵の取り付け穴をそのまま使用しなければならないため、交換できるドア、カードキーのモデルが限られるというデメリットもあります。特に取り付け位置近くの寸法やドアの厚みに注意して下さい。

◆作業手順
(1)既設の鍵を解体する
(2)室外機と室内機を取り付ける
(3)ストライク(扉の内側で鍵を扉枠に固定するための金具)を取り付ける

 

◆作業時間と費用

作業時間 2時間
本体 35,000円~
本体 5,000円
本体 40,000円~

 

 

既存の鍵はそのままで新規に追加する

新規にカードキーだけ追加する場合です。
対応できる寸法のドアであれば簡単に設置できます。既存の鍵を残して新規に増やすため、二重セキュリティとなるメリットがあります。
その反対に、扉にカードキーを取り付ける穴を、新たに開けなければならないデメリットもあります。

◆作業手順
(1)既設の鍵を解体する
(2)新しいカードキー用の穴を開ける
(3)室外機と室内機を取り付ける
(4)ストライクを取り付ける

 

◆作業時間と費用

作業時間 2.5時間
本体 35,000円~
本体 8,000円
本体 43,000円~

 

対応する扉に交換する

カードキーに対応する扉に交換するという手段もあります。費用はキーだけ交換する場合と比べてかかりますが、玄関先のデザインを一新することのよさは、やはり、見栄えが全然違うということでしょうか。

売れ筋商品は次の2メーカーです。

 

リクシルの「リシェント」(電池式)

ボタンタッチまたはリモコンの「タッチキー」
ボタンタッチ+カード、携帯電話をかざす「カザスプラス」

◆参考費用

本体 248,000円~
工賃 20,000円
合計 268,000円~

 

 

YKKの「ドアリモ」(電池式)

ボタンタッチ+リモコンの「NEWポケットキー」
ボタンタッチ+カードをかざす「ピタットキー」

参考価格

本体 400,000円~
工賃 20,000円
合計 420,000円~

 

 

オプションの利用

オプションを適用することで、扉のセキュリティはさらに快適になります。

 

設置型リモコン機能(台所から解錠、施錠する)

また、設置型リモコンもあります。台所にいるときにお客様がお見えになったときでも、わざわざ玄関に行って鍵を開ける必要がなくなります。インターホンで相手を確かめ「いらっしゃい。鍵を開けるから、どうぞ、はいっていらして!」と、リモコンで解錠することができます。
リモコン本体とカードキーとは無線でつながれますので、電波の届く範囲で取り付けが可能です。

◆参考費用

25,000円(取り付け費除く)

 

ACアダプタ(電池切れを防止)

カードキー本体の電池は1日当たり10回の使用で約1年間使用可能です。電池が切れた場合、キーは作動しません。この場合、非常用キーを使って開けることになります。ほとんどのカードキーは電池式になっています。これは、コンセントから電源を取ると、停電時に開かなくなるためです。電池は切れる前にLEDが早く点滅するなど予告を出すようにできています。
それでも、電池だと不安といった場合は、ACアダプタで作動するタイプもあります。

◆参考費用

6,000円(取り付け費除く)
※ACアダプタの対応メーカーは限られます。

 

 

家族の安心・安全を守る、リフォーム会社の選び方

リフォーム会社とのおつきあいは長い目で検討してください。家ほど長く使う財産はありません。そして、家には定期的なメンテナンスが必要となります。次のメンテナンスの時期になって、「前にやった業者がこんなことをしていた」などと、わかることもあるのです。

 

施工会社はセキュリティが第一

地域で長年営業している会社を選びましょう。こと家に関しては、扱うものの年数が長いものばかりです。水回りだと5年、外壁塗装だと10年と、メンテナンスのスパンが長くなります。ドアに関しては多分、家が建ってから最後まで変わらないのではないでしょうか。(でもリフォームの効果はものすごくあります)

玄関の鍵は「安全・安心の最後の砦」でもあります。玄関のセキュリティがしっかりしていれば、泥棒や強盗に入られることもないし、変なつきまといや、ストーカーに対しても抑止力となります。

もし、施工業者が鍵の情報をずさんに扱っていたら? と考えると怖いですよね。
セキュリティを委ねるのですから、地元密着で長年営業を続けている会社に任せないと後に不安が残ります。いくら施工費用が安くても後に不安が残るのでしたら、何のためのセキュリティ強化なのかということになりませんか?

施工業者の選定は、お客様のご要望を丁寧にお聞き取りし、適切な提案ができることが大事な点です。そして、適正な価格で安心をご提供できることが挙げられます。そのためには、施工実績が十分にあることが重要な点として挙げられます。そんな会社と長くつきあうことで日常生活の安全・安心を得られるものと考えます。

 

カードキーは磁気が読めなくなったり、なくしたりします

カードキーは磁気式、ICチップにかかわらず、プラスチックでできていて、曲がりやすく折れやすいものです。もちろん、普通の使用においては十分な強度を持っていて、滅多に壊れるものではありません。

しかし、携帯性がいいために、財布と一緒にお尻のポケットに入れて、どすんと尻餅をついたりすれば、ときとして、読み取りが悪くなったりすることもあり得ます。
また、カードキーはキャッシュカードと同じくらい薄いので、他のカードに紛れているだけならよいのですが、用のすんだメモ用紙をちぎって捨てるときに、うっかり、一緒に捨ててしまったなどということも考えられます。

カードキーをなくしてしまった。そんなとき、頼れるのは施工業者や鍵屋さんです。
地元で店を持ち、すぐに駆けつけてくれる会社を選ぶといざというときの安心感が違います。

 

見積は必ず数社から取りましょう

通りすがりの営業マンに安い値段を提示され、安易に頼んだりしたことはないでしょうか? おうちのリフォームに関する訪問販売では、年間7,000件近くの苦情が国民生活センターによせられています。「見積時の価格は安かったが、後から追加費用を請求された」などといった苦情などです。

見積は同じ条件で少なくとも3社から取りましょう。多すぎるのも労力がかかりますので、5社も取れば十分と思います。
そして、見積項目の中で不明な点があれば、どしどし質問して下さい。
優良な業者なら、見積内容について細かく問い合わせても嫌な顔はしません。

出てきた見積書を細かく比較検討してみれば、自社スタッフを抱えていれば、工賃が抑えられる、工事経験が豊富にあれば予備費的なものが少なくすむ、下請けや孫請け会社に丸投げしていなければ、中間マージンも不要になるなどといった、各社各様の特徴が見て取れます。

そうした上で、「ここにしよう!」という適切な業者を選定してください。しっかり、検討した上での結果であれば、間違いはないです。

 

スマシアの強み

・実際に専門工事に携わってきたので、しっかりとした細かい提案ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様との距離が近い(要望に対してスムーズに対応)
・対応のスピード感
・自社施工により、余計なマージンや経費をかけない分、良いものを安く提供できる。
・新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。
地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけます。

 

まとめ

カードキーを導入することで、玄関の出入りの利便性とセキュリティは格段に向上します。キーには磁気式とICチップ式があり、どちらも偽造・複製が困難なようにできています。玄関の鍵は家の守り神。セキュリティ第一で考え、地域で長年営業している会社に依頼することで、毎日の生活の安心感を高めることができます。

 

 

 

外壁の色を変えたい!意外と難しい外壁の色を希望どおりに実現する秘訣は?

10年に1度の間隔で行うのが理想的といわれる外壁塗装。塗料の種類など価格と仕様は固まったけれど、色に関しては一番後になることも。施工後になって、「こんなハズではなかった」「思っていた色と、どこか違う」といった「失敗」も多くなりがちです。
そこで、この記事では色選びのコツについて、説明します。

 

塗装の仕様は決めたけれど「色」はどうする?

色合いを言葉でうまく伝えるには?

多分、外壁塗装工事については、家族の間でも、何度も話し合ったり、議論したり、今より住みよい家にするべく、意志の疎通を図っているかと思います。
でも、意外と本質の所で食い違いが起こっている場合も。

ご主人が「次はモダンな色合いにしよう」とか、「シックな色合いがいいね」と言い、ご家族もそれに同意なさったとしても、ご主人の頭の中ではグレーだったり、ベージュに塗装された自宅を思い浮かべたりしているのかも知れません。

それに対し、奥様は「白と茶色のツートンカラー」を考えていたりします。

実際、リフォーム会社の担当者に指示を出す段階で、「あれ?」と、食い違いに気づいたり、あるいは、仕上がりの段階で「おや、おかしいぞ」となったりします。家族での話し合いの段階でちゃんと詰められてなく、曖昧な言葉だけだと食い違いが起こることもよくあることなのです。

はっきりと塗料カタログを指さし、「○○色の何番がいいんだけど?」と具体的に示すことでお互いの誤解を回避できます。(この段階までに担当者とのやり取りが必要です)

 

色の属性

色の見え方は光源や塗装表面によって変化します。色味とその濃淡や明暗を備えています。色相、彩度、明度と呼ばれる「色の三属性」があります。

色相

色相は色味を指します。赤・黄・緑・青・紫などイメージを表現する属性となります。
これらの色相を環状に並べたものを「色相環」と呼びます。

代表的な色に中間色を加えた20種類の色相を表しています。この環の反対側にある色を「補色」といい、色としての性格の反対になり、並べるとお互いを引き立てる配色となります。

明度

明度は色の明るさのことです。明度が高くなるほど白色に近づき、明度が低くなると黒色に近づきます。

彩度

彩度とは色の鮮やかさを表します。彩度が高い色を原色・純色と呼びます。
彩度を下げると、鮮やかさが減っていき、くすんだ色になります。一番低い状態では無彩色となり、灰色になります。

 

日本塗料工業会色番号、マンセル記号、メーカー型番

実際はこれらで色を指定して注文することが多いです。

日本塗料工業会

色票番号が定められています。色をイメージしやすいマンセル値に基づいた三属性表示方式となっています。

例)
J15-60V

発行年記号、2017年度を示します。(アルファベット1文字)
15 色相区分(有彩色は数字2桁、無彩色はNと表記)
60 明度区分(数字2桁)
彩度区分(アルファベット1文字)

 

また、塗料用標準色を定めた色見本帳が発行されています。

注意すべきなのは、実際には塗らないだろうと思われる色まで、全色が織り込まれていることです。これは色見本として全てを網羅しなければならないことからの事情によります。従って、これに載っているから外壁塗装に用いても大丈夫だろうとは思わないでください。

マンセル記号

マンセル記号は色を指定する記号です。
色相、明度、彩度で色を表現します。

例)
有彩色(赤、青、緑のように色味がある色)
5Y7/1

5Y 色相(色味)
明度(色の明るさ)
彩度(色の鮮やかさ)

となり、ここでは明るい黄色を表します。

無彩色(白、灰色、黒のように色味のない色)
N6.5

無彩色の表示
6.5 明度(色の明るさ)

となり、ここでは明るめの灰色を意味します。

①色相
色相には10色の系統があり、次の記号で表します。

色相 記号  色相  記号
 青緑 BG
 YR  青  B
黄色  Y  青紫  PB
黄緑  GY  紫  P
 G  赤紫 RP

 

さらにこれらの色相を10等分して10色とします。各色相の代表する色を5で表します。

②明度
色の明るさを示し、最高明度の白を10,最低明度の黒を0とし、その間を9段階にわけ、計11段階に分割して番号を振ります。さらに、0.5刻みで指定できます。
明度基準の無彩色はNをつけ、N9のように表します。(ニュートラルの略です)

③彩度
色の鮮やかさの度合いを示し、無彩色を彩度0として、各明度の無彩色に有彩色が加わり、数値が増えるほど鮮やかな色を表します。色相により最高彩度が異なります。

メーカー型番

各塗料メーカーがカタログを出していて、独自の色見本を載せています。人気色を抽出してまとめたものなので、ここから選んでおけば、まず、間違いはありません。
また、表面のツヤ指定も、前二者の規格では定められていないので、メーカー型番を選ぶときに指定することになります。
ツヤあり>半ツヤ>5分ツヤ>3分消し>7分消しなどがあります。

 

1.4.人気色の例

実際の塗装例を示します。
外壁はホワイト、ベージュ、茶系が人気です。

ホワイト系

ホワイトはどんな色とも相性がよく、周りの住宅と調和しやすいので失敗のない色です。ただ、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。ですので、少し色味がかったホワイトがオススメです。

ベージュ系

薄めの色合いにすると落ち着いた優しいイメージ、少し濃いめだと可愛らしいイメージにできます。

2トーンカラー

今、人気がある2色のコーディネイト。組み合わせは自在ですが、そこにセンスが問われる一面も。

屋根

これらの外壁色に合わせ調和の取れた色である、トゥルーブラック、キャビアブラウン、ダークグレーなどの濃いめの色合いが人気です。

 

運勢もアップ! 風水で選ぶ色

見た目だけでなく、風水上の観点からも色選びをなさるお客様もいらっしゃいます。
いろんな流派がありますが、主な意見は次のようです。

運勢
1  ホワイト  家庭運、仕事運
2 ブラウン 家庭運、健康運
3 イエロー 金運、人気運
4 オレンジ 前向きな気持ち、健康運、行動力
5 ブラック 金運、貯蓄が増える
6 グリーン  貯蓄能力、不動産運
7 レッド 健康運、勝負運
8 ピンク 若さを保つ
9 グレー 心を落ち着かせる、堅実さ

 

なお、外壁のヒビ割れは大幅に運気をダウンさせるといいます。
使っていたもの、身のまわりのものが壊れたとき、風水では「身代わりになってくれた」と考えます。そのため、ヒビが入ったり、欠けたものを使うのはタブーとされています。

 

色選びの注意点

街並みとの調和を優先

外壁の色選びをするに当たって、まずは外に出てご自身の住む街並みを観察してみましょう。何となくですが、そこから、統一されたテーマをイメージとして受けるのではないでしょうか。

他の方や、不動産開発業者は決められたテーマに沿って色を選択していることが多いのです。それほどではなくても、ご近所の人の塗り方を参考に、ご自身も塗られたということがわかりますよね。

例えば、シックな色合いが似合う街並み……そこに一軒だけ、やたらと目立つ、ビビッドピンクの建物が! 「一体どんな人が住んでいるのだろう?」と、「悪目立ち」してしまいますよね。街の景観を損なう鮮やか過ぎる色は避けた方が無難です。

 

色の候補は近隣の家を参考に

家の外壁塗装は大体、10年ごとが目安です。ですので、古いお家だと前回の流行に沿って色を選択したのかも知れません。最近、塗装工事を実施されたような新しい外壁を参考にしましょう。ほとんどが、塗料メーカーの人気色に沿っているものです。

メーカーが定めた人気色と言っても、「この色を売りたい!」とぜひともに作られたリストではありません。やはり、お客様が選んでくださった色から出荷額の多いものをリストアップしたものであり、その言葉の通り、「人気色」なのです。この中から選べば、失敗はまずないと言われていますし、実際その通りです。でも、そこに少しだけでも個性を出したい。そんな気持ちもあると思います。

そこは、屋根の色との組み合わせや、雨樋や手すりの塗装色をアクセントにして個性を出すなど、いろいろな手法が考えられます。

 

面積効果に気をつけよう

先の章で述べた、日本塗料工業会や塗料メーカーの色見本で工事を発注するわけですが、見本は小さな冊子に全色掲載するという都合上、一色当たりのスペースが限られ、色見本の大きさは小さなものです。

実際はその色を壁一面に塗るわけですから、その面積比たるや、100万倍以上です。視覚効果の問題なのですが、色見本と実際の見た目とは異なることがあるのです。

この面積の大小による色の見え方の違いを「面積効果」と呼びます。実際の色とは違って見える特徴があります。明るい色は小さな面積より、大きな面積の方がより明度と彩度が高く(※)感じられ、暗い色はより低明度に感じられます。

オレンジ色を例に取ると、同じオレンジ色でも、小さな模様のオレンジより、壁一杯に塗られたオレンジの方がより明るく鮮やかに感じられます。

※彩度には特に注意してください。実際に塗装された面の方が、色見本で選んだものより派手になりやすい傾向があります。一般に、選ぶ色によって見え方の傾向が変わります。

 

日本塗料工業会カラー見本よりメーカーの基本色がオススメ

日本塗料工業会の標準色は600以上になります。作り得る全ての色を網羅するという事情があって、多種の色を掲載しているのですが、だからと言って、一般の住宅にはふさわしくない色もあり、これだけで選ぶと失敗する可能性があります。
例えば、原色系の鮮やかな色です。

これに対し、塗料メーカーは各製品の基本色をカタログとして出しています。
いわゆる「人気カラー」であり、お客様のニーズを反映したものを中心にリストアップされています。

どれを選んでも間違いはない。そんな色ですので、失敗するリスクを減らすことが出来ます。

 

塗装できない部分とのマッチングも

建物には塗装しない場所があります。窓枠のサッシや玄関の取っ手などのアルミ製品です。これらは白・黒・ブロンズなどのいずれかに統一されていることが多く、壁を塗装した場合これらのパーツはアクセントとなります。それゆえ、壁の色選びは、パーツとの相性も考慮しなければならないセンスを問われる作業となります。

 

外壁は2色の芸術

建物の形状に合わせて、アクセントカラーを入れたデザインが人気です。2トーンカラーですね。「オシャレ!」という声から最近では人気がある塗装仕様のひとつです。
でも、組み合わせは2色までが限界です。3色以上はデザイン的にごちゃごちゃしすぎで、あまり、美しくはならないようです。

 

塗料のツヤで仕上がり感が変わる

塗料のツヤのありなしは、発注時に指示を出します。ほとんどの塗料ではツヤを調整できます。塗装前の外壁が「リシン」や「スタッコ」と呼ばれる吹きつけのものである場合は、新築時はツヤ消しです。

ツヤがある場合とない場合とでは、質感や仕上げの感じがかなり異なります。
見積説明のときに「塗り板サンプル」を見せてもらい、ツヤ感も確認しておきましょう。

 

外壁塗装の色選びにおける一般的な知識と注意点

試験塗りしてもらう

もし、可能である場合のみの話ですが、現在の家の壁の一部分に試験塗り(試し塗り)を行ってもらいます。ただし、ほとんどの業者では断られるかも知れません。
試験塗りと言うのは、実際にご自身のお家の壁に、最終候補の色の塗料を塗る作業です。

ここまでしてもらうと、その業者さんにお願いすると決めた後でないと、難しいですが、実際に塗ってもらう訳なので、色選びのミスを限りなく抑えることが出来ます。
試験塗りは1平米くらいの大きさでないと判断が難しい(面積効果ですね)ので、お願いするときはそう伝えましょう。

また、そこでも、一昼夜、出来れば天気の悪い日、よい日も含めて確認して下さい。そうすることで実際に塗られた外壁がどう見えるのかを本当の意味で確認出来ます。

 

白と黒は汚れが目立つ色

真っ白、あるいは、真っ黒は非常に綺麗に見えるのですが、実は汚れの目立ちやすい色です。一般住宅の外壁は経年劣化と共に確実に汚れがついてしまう上に、防汚などの塗装の機能も段々と落ちてきますので、綺麗なのは最初のうちだけなのです。

ですので、外壁の塗装色としては避けた方が無難です。
それでも、白や黒がいいという場合、その中でも汚れの目立ちにくい色相を選んでもらうよう、塗装業者に依頼するのがベストです。

 

赤、青の原色系は経年劣化で古びてくるのが早い

真っ赤、真っ青などの原色系の色では、経年劣化で色が薄くなっていくということを考慮する必要があります。色が薄くなってくると古ぼけて見えるためです。
実際に建物は経年劣化していくので、どんな色にしたとしても、古く見えるのは仕方のないことなのですが、淡い色に比べて、原色系の色はその傾向が顕著です。

古く見えないようにするには……定期的なメンテナンスが行われていれば、古びた感を出さずに長く外壁の色を楽しむことが出来ます。
そのためには、長く付き合えるリフォーム会社を見つけておくと、この先心強いです。

 

景観ガイドラインって?

公式、非公式にも、景観ガイドラインなるものがある街があります。有名な所では京都市や兵庫県芦屋市の景観条例があります。条例で街並みの一部をなす建物のデザインを規制してしまうというものです。

そのため、京都では派手な看板は見当たりませんし、コンビニも茶色の看板に変えられています。街全体としては、純和風な雰囲気を出しています。芦屋では六甲山を望む景観を損なうビルや建物が規制の対象です。

また、非公式なガイドラインもあります。不動産業者が開発した街並みのデザインテーマを決めている場合がそうです。街全体でひとつのテーマを演出しようと、各戸のデザインや色を決めて開発し販売しています。

ガイドラインの有無に関しては賛成派、反対派、それぞれ意見があるようです。ガイドラインがあるために、街に秩序ある美しさが醸し出されるという人と、そんなのは個人の自由だという人がいます。どちらも正しいと思います。

ただ、こうした規制がないからと、個性を主張して秩序を壊すデザインをするのは、やはり、受け入れられるものではありません。

個性を主張するのは目立たないところだけにしておくのが無難でしょう。家は自分のものであると同時に、街の構成要素のひとつであることを認識した方が後々のトラブルを回避出来ることが多いのです。

 

カラーシミュレーションの落とし穴

色見本が最終決定の決め球にはならないことは述べました。今、流行のパソコンの画面を用いたカラーシミュレーションというのがあります。外壁塗装業者やリフォーム会社で見かけます。

自宅の写真を写し、それを加工してパソコンの画面上で色を着けたり、別の色を着けてみたりして完成後の予想画面を簡単に表示でき、塗装のシミュレーションが容易に出来る利点があり、多く用いられています。

一見よさそうなシステムですが、ひとつ、注意が必要です。パソコンの画面はRGBという、いわば「光の三原色」で表示されるのに対し、実際の塗装は印刷と同じ「インクの三原色」(CMYK)の世界です。従って、モニター上で「いい仕上がりだね」と喜んでも、実際の仕上がりとは微妙に異なることに注意が必要です。

イラストレータさんが、パソコン画面と印刷所への指示とを細かく分けているのはこのためです。(光の三原色は混ぜると白になりますが、インクの三原色は混ぜると黒になるのです。そのくらい違っています)

 

服を選ぶときのように好きな色を選ぶのはNG

外壁の色を選ぶとき、「青が好きだから……」と、自分の洋服を選ぶような感覚で決めてしまう方もおられます。「自分の好きな色=家に合う色」とは限らないのです。

街との調和、長期間の経年劣化に耐えるか、見た感じがきれいか、その上で、家単体で見たときの印象はいいかなど、複数の要素を考慮した上で決める必要があります。

 

絶対に失敗しない色選びのコツ

色を決めるまでの大まかな手順は、家周辺の地域を見渡したりして、結論づけることができます。具体的に何色にするかは、塗装屋さんの担当者と相談し、アドバイスをもらいつつ、決定することとなります。

ここまでの段階で複数の見積を取り、価格も含めて提案が適切かどうか、ご自身のセンスと合いそうかどうか考えて決定しましょう。

 

落ち着いた色を選ぶようにする

派手な色、奇抜、個性的いろいろ言い方はありますが、人とは変わった色を選びたい方もいらっしゃいます。しかし、その感覚、感性はいつまでも変わらないとは限りません。その一方で、一度塗装工事を施工すると、少なくとも10年間は触ることはないのです。

そのため基本的に、家の外壁は落ち着いた色にしておいた方が無難です。周りの風景に溶け込むことで家はその美しさを増すものです。下手に悪目立ちするよりいいかと思います。

奇抜な色をした家が目立つことのメリットは、初めて来るお客様を案内するときくらいです。しかし、その方に好印象を持たれるか? それすら疑問です。

人に威圧感を与えることなく、親しみを感じさせ、汚れの目立ちにくい色。
また、窓枠、サッシ部分、玄関ドアといった塗装をしない箇所との色の調和を図ることも大切です。

 

近隣の家、街並みを見回ってから選ぶ

どのくらいの範囲を見て回ったらよいか? 少なくとも「向こう三軒両隣」という言葉通り、道路を挟んでの三軒の家、そして両隣の家の色を確認しておきましょう。その上で自分の家を塗ったときに違和感のないようにすればよいかと思います。

また、家のある場所が、住宅街か、商店街か、などにより、条件は変わってきます。街並み全体と調和を図るために、ゆっくり、散歩して回り、どんな家が多いか、逆にどんな家が「浮いて見える」かを判断の材料にしましょう。

 

実際にその塗料を使った現場を見せてもらう

「これはいいかも!」という色が、周りの家との調和に、色見本、メーカーのサンプルなどで出て来た場合は、実際にその色を使った現場に連れて行ってもらうのもよいアイデアです。優良な塗装業者であれば、自信作である施工現場のお家を快く案内してくれるはずです。

「個人情報なので……すみませんが」と、言葉を濁しながらやんわりと断ってきた場合は、何か理由があるのでしょう。本当に個人情報扱いを希望されているお客様もいらっしゃるでしょうが、全部が全部ではないはずです。
やはり、断るには、断るなりの理由があるのです。

もし、案内されたなら、以下の点を確認しましょう。

①汚れがないか?
②塗料の飛び散りがないか?
③色あせがないか?
④耐用年数の割に劣化していないか?
⑤塗りむら、塗り残しはないか?

 

色見本は大きいサイズで

施工業者からアドバイスをもらいながら、2、3パターンまで色の候補を絞り込んだら、大きいサイズの色見本を作ってもらい、色のイメージを明確化します。出来ればA4サイズくらいのものがいいでしょう。面積効果により、小さな色見本ではわからなかった彩度、明度がはっきりします。

この色見本は塗料メーカーが作っている場合があり、1週間から10日ほどかかる場合がありますが、小さな色見本ではわからなかった感じをはっきりさせることが出来るので、出来る限り作ってもらいましょう。

大きい色見本をもらったら、実際に壁に当てて感じを見ます。頭の中で壁全体がその色であると想像してみてください。イメージはよりはっきりします。光の当たり具合は、時間帯、方角によって変化します。当たる光が変われば色見本の見え方も変化します。

面倒かも知れません。でも、「10年間はこの色で過ごすんだ!」と思って確かめてください。無駄な作業ではないはずです。

 

中塗り後に養生シートを取って見え方を把握する

外壁塗装は下塗りをした上に上塗り塗料を二度塗りします。下塗りは専用の塗料で表には出ません。上塗りの二回は同じものです。

ですので、上塗りの一度目(中塗り)を塗りおえたときに養生シート(飛散防止シート)を一度外してもらい、中を確認する方法もあります。

このとき、どうしても、この色が「いやだ。納得出来ない」という場合、最後の上塗りを別の色に変えてもらうという手段もあります。

ただし、この場合、デメリットもあります。

① 塗装作業の途中で養生シートを外すのに、工賃が発生します。
② 元々用意していた塗料が一回分無駄になります。
③ 濃い色の中塗りの上に薄い色を塗ることは出来ません。(透けてしまいます)

今の選択が間違いで、よっぽどいやな場合以外には出来ない選択です。
しかし、最終確認の手段としてこういう方法もあることだけは記憶の片隅に置いておいてください。この後の10年間を不本意な思いで過ごさなければならないのですから。

 

リフォーム会社の選び方

塗装工程と家族のニーズに沿ったアドバイスができるか?

豊富な工事実績から、塗装の適切な仕様や最終段階の色の選択まで、幅広くサポートし、助言してくれるリフォーム会社を選びたいですよね。

ご家族、一人一人のニーズや日常生活における気づきまで、まんべんなく拾い上げて、お客様の希望を最優先に考え、様々な工法、工程を提案出来ること。リフォーム会社にできるのは、技術的なサポートと丁寧な施工までです。

もちろん、最終決定権は施工主様にあります。でも、色選びのノウハウや、似合う色を提案してくれる担当者だと心強いですよね。

 

費用や工程を具体的に丁寧に説明してくれるか?

外壁塗装にかかる費用は小さな額ではありません。内容を具体的に説明してくれる会社でなくてはなりません。工程も丁寧に教えてもらわなければ、どこで施工主がチェックすべきなのかわかりません。

それを教えてくれる会社を選ぶべきです。そうでなくては、気がついたら工事が終わり、検収を求められたが「望んでいたものと違う!」と言うことになりかねません。

また、訪問販売にも気をつけて下さい。屋根や外壁の無料点検をうたいながら、高額な工事価格を提示されたなどのトラブルが発生しています。国民生活センターには訪問販売による塗装工事を含むリフォーム工事では2017年だけでも6,366件の相談が寄せられています。

全ての訪問販売がそうだとは断言できませんが、他社でも見積を取るなどくれぐれも慎重に行動なさってください。

 

工事実績はあるか?

外壁塗装は工期も長めで、費用も大きくなります。そのため、工事実績の豊富なリフォーム会社に依頼すれば、要領よく、正確に工期・費用の見積を出すことが出来ますし、後からの追加もありません。また、計画と施工後のことも熟知していると、思っていたのと違うと言ったトラブルも未然に防ぐことが出来ます。

また、外壁塗装において、単なるペンキ屋さんとの違いは、リフォーム専門の会社であれば、壁にヒビがあったり、クラックが入っていても、もそのまま補修工事をすることが出来るということです。「うちは、塗るのは得意だが、外壁工事は……」などと言うことがありません。

 

リフォーム後も長くつきあっていけるか?

きちんとした見積は豊富な工事実績から算出されます。数社見積を取りましょう。見積はその地方のその家独自に決まる要素です。他の都市での工事事例を見ても参考にしかなりません。

適正な価格と工期を示し、きちんと丁寧に説明できるリフォーム会社が一番です。

この点、地元に密着した信用のおけるリフォーム会社を見つけて長くつきあっていくことで、家のメンテナンスという大事なことをいつでも相談でき、安心して暮らすことができるのではないでしょうか。

 

スマシアの強み

・実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
・対応が早い。
・女性職人が在籍しているので、男性に部屋を見られたくないと言う方にも対応できる。
・自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。
・新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。
地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけると思います。

 

まとめ

外壁塗装の色選びでは洋服を選ぶときのように自分が好きな色を選ぶだけというようなものではありません。自分の家ではあるのですが、街並みの一部をなしているのです。
豊富な工事経験を元に計画段階から一緒に考えてくれ、要望を出来る限り取り入れてくれるリフォーム会社を選ぶと間違いがないです。周囲と調和しつつもよそとは違う色を提案してくれます。

 

雨漏りの修理はどうしたらいい? 雨漏りの応急処置と屋根リフォームの方法、費用

今まで家族を雨風から守って当然、平穏な日常を守って当然だった屋根の存在。それが一滴の水で崩れ去る瞬間があります。雨漏りです。

ここでは、雨漏りが生じたときの対処方法と、屋根のリフォームについてご紹介します。

 

雨漏りに気づくきっかけと屋根の構造

 

雨漏りに気づくきっかけ

雨漏り。床の上にたまった、少しの水で右往左往しなければならない訳は、それが、家の屋根材の劣化を如実に物語るものだからです。中には現実から目を背け、「……今回は見なかったことにしよう」そう考えるお客様もいらっしゃいます。確かに、床に落ちた水の量が少なければ、もしかしたら、誰かがコップの水をこぼしただけなのかも知れません。

ですが、「実際に台風や長雨の季節に、天井から水滴が落ちてきた」「それも一滴だけではなく、長時間にわたり、かなりの量になった」。そんなことが起こっていないでしょうか? そうなれば確実に雨漏りです。そこまでいかなくても、「水滴の落下にはいたらないが、天井や壁にしみができた」「カビが浮かんでいる」または「雨の後はいつもカビ臭さが漂っている」といったことがこれまでにもなかったでしょうか?

そうしたことがあれば、雨漏りの前兆を疑うべきです。
雨水によって引き起こされるカビは健康を害するだけでなく、家の構造材をささえている木材を腐食させたりするので、早期に見つけ、早め早めの対処をすべきです。
また、実際に天井からポタポタと水滴が落ちてきているのであれば、床材にも影響し、場合によっては壁の中にまで浸透し、ひいては建物全体を劣化させます。

 

屋根の構造

屋根は外見はシンプルなデザインだとしても、構造は複雑です。
下地材(垂木)とよばれる木材の上に下地ボード(野地板)があり、防水シート(下葺材)を挟んで、その上に、雨を防ぐ屋根材があります。

下地材(垂木):木造建築で棟から軒にかけた斜材

 

下地ボード(野地板):垂木の上に張る板材

 

防水シート(下葺材):下地材であるコンパネや野地板の上から被せ、屋根の仕上げ材から漏れてきた雨などの水滴を家の中に侵入させないための防水機能をもったシート(写真は田島ルーフィングホームページより)

 

屋根材の種類(詳細は「3.1.屋根の種類と防水材」)によって、瓦屋根、スレート屋根、金属屋根(ガルバリウムとも呼ばれます)、トタン屋根にわかれます。屋根材はそれぞれ、防水剤で隙間を保護されています。

 

屋根に適切な勾配が設けられ、防水シートがきちんと施工されている単純な形状の屋根であれば雨漏りには強いですが、実際に施工されている建物では、L字状の建屋だったり、ベランダがつけられていたり、天窓があったりします。その周辺はチェックポイントです。
それに、雨漏りが起こっている家では防水シートの破損も見受けられます。

 

雨漏りの起こりやすい条件

①屋根の頂上部分(棟板金)のクギの浮き
②スレートのヒビ割れ
③漆喰(しっくい)の崩れ
③瓦の割れ、ずれ
④屋根と屋根が重なり谷になっているところ(谷樋)のサビによる穴あき
⑤ベランダの台座部分の腐食
⑥天窓のシーリングがヒビ割れ
⑦屋根全体のサビ
⑧雨樋が詰まって壁から水が流入
⑨倒木が建物に寄りかかり、そこから水が流入

 

ざっと挙げただけでも、このくらい考えられます。実際には木材とサッシと言った異なった部材と部材の接合部分にあるシーリング材が弱点になります。また、しっかりと施工されているとしても、シーリング材は経年劣化を起こし、最初の柔軟な部材から固まってヒビ割れを起こす状態になってしまいます。

 

雨漏りのきっかけ

築、または、前回からのリフォーム後10年~15年くらいの家屋では、主に防水材料(漆喰やシーリング材)や屋根材の経年劣化が原因となります。防水シートや隙間を埋めるシーリング材が年とともに劣化し、ヒビ割れたりします。
最初のうちは、こうした目に見えないヒビなどの隙間から漏れてくる水だけで、目に見える雨漏りには至らず、あったとしても、屋根裏や天井にカビによるしみができた、という程度です。

さらに、想定外の現象として大きな台風や豪雨などにさらされることで、屋根材である瓦やスレート、トタンなどがずれたり破損したりすることで、漏れて流れてくる水分量が増してきて本格的な雨漏りが起こったりします。

 

漏水のルート

屋根の劣化部分から防水シートの継ぎ目などを伝って、下地材の柱部分を通り天井裏に達します。ログハウスのように住人の頭の上がすぐ屋根であれば、雨漏り箇所イコール漏水箇所と言えるのですが、実際の家屋では天井があり、その上には断熱材がしかれ、柱が多数あり、下地ボードの上にも防水シートが張ってあるので、屋根の要補修箇所は天井の雨漏り部分とは限らないので、特定は難しいことが多いのです。

 

 

雨漏りの応急修理

室内でできること

実際、突然の雨漏りは、台風や豪雨のときに起こることが多いです。普段降らないような水量と、建物を歪ませるほどの強風にさらされる。こういった天気のときは屋根に上がるのは極めて危険です。そうなると、できることは限られています。簡易的な処置ですが次の項目が有効です。

 

バケツやたらいなどで水を受ける

雨漏りが起こる場合、一カ所ではなく、複数起こることが考えられます。落ちてくる場所にバケツやたらいなどを置き、床や室内に水が落ちるのを防ぐようにすることが第一です。床材も濡らしてはなりません。少しでも被害を抑えましょう。

 

天井の水滴が落ちる部分に防水テープを貼る

次に、防水テープがあれば、雨漏りを起こしている天井の箇所に貼りましょう。雨漏りを少しでも軽減することができます。

 

漏水箇所が広範囲なら、ブルーシートを当てて四方をテープで留める

ブルーシートはホームセンターで売っているもので大丈夫です。天井の漏水箇所に当て、四方を防水テープで固定します。これがあれば広範囲に水の浸入を止めることができます。

 

屋根裏の対策

屋根裏が高所になる場合は危険ですのでやめてください。簡単に屋根裏に入れる構造になっている場合は、一度懐中電灯で照らして点検してみて、水がたまっている箇所を特定します。そこにブルーシートを敷いた場合、入って来た雨水が天井を浸食することを防げます。

自宅での応急処置が完了したら……後はプロに任せる方がスムーズです。

 

屋外での調査

一般に1階の屋根部分の高さは3メートル、2階部分で6メートルにもなります。ご自身で上がって何かしようとするのは、極めて危険です。労働基準法や関連法規でも2メートル以上の高さでの作業は「高所作業」として定義づけられています。各種の安全装備なしに作業してはならないとされる高さで、実際に落ちたら大けがをする可能性があります。
屋根に上がっての調査は、専門業者に任せましょう。

 

屋根の上では

まず、天井の雨漏り箇所と家の構造を照らし合わせ、屋根裏を細かく観察し、水の通り道を推測し、その結果を元にいくつかの目標を定めて、屋根に上がり、目視で漏水箇所を探します。同時に打診棒で叩いて反応を確かめ、触診します。
瓦、スレートの損傷、ゆがみ、クギ・ネジの緩み、漆喰の崩れ、シーリング材のヒビ割れなどです。
疑わしい場所が見つかれば、ホースで水をかけ、実際に雨漏りが起こるか確認します。
漏水箇所が特定出来たら、応急的にはブルーシートをかけて、四隅をロープで固定します。

 

応急処置ができたら

当面の雨漏りは解消したので、次は本格的な修理に取りかかる準備をします。
事前調査で判明した雨漏りの原因を補修していきます。

部分補修

割れている瓦を交換したり、崩れた漆喰を塗り直しします。

全面補修

屋根瓦を撤去し、下地材、防水シートの張り直しを行い、その上で新規瓦屋根をふきます。

部分補修にとどめるのか、築年数によっては本格的に屋根材を張り替えることも考慮に入れて相談しましょう。屋根の葺き替え間隔は、外壁塗装と概ね同じ10~15年が目安です。

 

火災保険について

最近では多くの方が「火災保険」に入っています。「火災保険」の適用範囲に風災などの「建物の自然災害」というものがあります。これは、台風などで家屋の一部が損傷を受けたときに支払われるものです。
入っている保障内容によって、損傷箇所の復旧を全額補填してくれるものと、一部補填してくれるものがあります。一度、加入している保険会社の担当者に問い合わせしてみてください。

 

 

雨漏りの起こるメカニズム

 

屋根の種類と防水材

 

瓦屋根は、野地板、防水シート、瓦の順に設置されています。
瓦は完全に防水シートに密着している訳ではなく、横殴りの暴風雨やゲリラ豪雨といった激しい雨のとき、少しずつですが、瓦の下に雨水が染みこんでいます。しかし、瓦の下には高性能の防水シートが貼られているので、少しの水では雨漏りせず、シートを伝って下方向に排水されています。(古い建物ではこの部分は土が使われています)
従って、単純に瓦がずれたり割れたりした場合、その下の防水シートにも傷が入り、水が浸み込み下地構造が浸食されて雨漏りに至りますが、この場合、ずれたり割れたりした瓦を元通りにするだけではなく、その下の浸食された箇所も補修しなければなりません。

 

スレート

高強度のセメントを固めて塗装した瓦材の屋根です。瓦状に固めたスレート瓦もあります。下地材の上に防水シートをしき、その上にスレートを設置していきます。
カラー展開が豊富で軽量なのが利点です。その反面表面劣化が起こりやすく、こまめなメンテナンスが必要です。(古いものではアスベストを含んでいるものもあり、葺き替え工事の際は処理費用がかかります)劣化が進むと防水性能が落ちて来て、水を屋根側に漏らしてしまうことになります。防水シートの層である程度防ぎますが、これが傷んでくると、補修の必要が出てきます。

 

金属(ガルバリウム鋼板)

鋼板を芯にしてアルミ亜鉛合金メッキをし、表面塗装したもので、「ガルバリウム」は商品名です。安価で、軽量、丈夫という利点があります。金属屋根であることから、防音性と断熱性に難があります。
軽量であることから葺き替えの「カバー工法」に応用できることは大きな利点です。
これも、屋根材そのものは長持ちするのですが、下地材が先に傷んできます。防水シートが傷めば補修が必要になります。

 

トタン

トタンは鋼板に亜鉛メッキを施したもので、広く屋根材に使用されています。
雨に対しては、軒先を構成する部分の隙間から雨水が浸入し、雨水と雨樋に跳ね返った雨などにより、野地板が腐食します。
こまめに塗装などのメンテナンスが必要ですが、錆びたりして穴があき、野地板が腐食した状態では葺き替えが必要になります。

防水構造については、どれも、屋根材本体と防水シートのペアで発揮されることに変わりありません。本格的な補修は全体を葺き替えることが一番いいです。

 

屋根の内部構造

屋根は単なる板を張っただけの構造ではなく、内部に複雑な梁構造を形成しています。

 

小屋組

屋根の構造のことを小屋組(こやぐみ)と言います。小屋の中のことを小屋裏と言い、一般的には屋根裏とか天井裏と言われている部分です。
小屋裏の中には縦方向に小屋束(こやつか)が立てられ、その上には母屋(もや)と呼ばれる木材が水平方向に取り付けられています。一番外側の母屋を軒桁(のきげた)と言い、一番てっぺんの母屋を棟木(むなぎ)と言います。
新築工事で行う上棟式(じょうとうしき)はこの棟木を取り付ける儀式のことです。

屋根の下地

母屋の上には垂木(たるき)と呼ばれる木の棒を取り付けます。垂木の上には野地板(のじいた)と呼ばれる板を張り、、その上に下葺き材(したふきざい)と呼ばれる防水シートを張ります。一般的に「屋根の下地」と言えば、「垂木」「野地板」「下葺き材」の3つを指します。

屋根の仕上げ

下葺き材の上には屋根の仕上げ材を張ります。瓦や金属屋根(ガルバリウム鋼板)など屋根本体のことです。
瓦では瓦を引っ掛ける瓦桟(かわらざん)もしくは桟木(さんぎ)と呼ばれる木の棒を取り付けて瓦を引っ掛けるようにして屋根瓦を葺きます。

雨水が屋内に侵入しないように防水処理することを雨仕舞い(あまじまい)と呼びます。長い雨仕舞い部分には水切り板金と呼ばれる板金が用いられます。棟板金や谷樋板金、軒先板金、雨押え板金、天窓板金などです。
板金が正しく取り付けられておらず、建物内部に雨水が浸入する場合、「雨仕舞いが悪い」と言ったりします。

勾配(こうばい)

勾配は屋根の傾斜を表します。傾きが緩いものを緩勾配、急なものを急勾配と言います。
勾配は1~10の寸単位で表し、大きくなるほど急勾配になり10寸で直角になります。一般的な住宅では3寸から5寸勾配が多いです。
構造上、急勾配なほど、水はけがよくなるので、防水能力は向上します。しかし、実際には6寸以上になると勾配が急すぎて工事時に屋根にも足場を組まなければ作業ができなくなります。

 

雨漏りを見つける調査

さて、屋根が単純な構造ではないことがわかりました。そうなると、雨漏りの原因も単純ではありません。劣化した防水シートがもはや役目を果たさなくなり、そこから、野地板を通過して、天井裏のスペースに入り込んでいることになります。

天井裏には通常、断熱材がぎっしりと詰まっています。多少の水分はここで吸収されてしまうことが多いのです。そして天気が回復すれば、蒸発してしまい、結局この小さな雨漏りには誰にも気づかれることなく、放置されている状態です。
でも、台風や豪雨のような屋根材で吸収しきれないような雨だと、天井を通過し、床へと落ちてきます。本格的な雨漏りです。

屋根から漏れた水分が、あみだくじをなぞるように、屋根の部材を伝って、結果的に天井のある一点からポツリポツリと落ちてくる状態です。
どんな調査が必要なのか、これを間違えると、修理しても修理しても別の箇所からの雨漏りが止まらないこともあり得ます。

専門の技術者が経験に沿って、複雑な屋根裏をどこからどう伝って天井にたどり着いたのか、いくつか、考えられ得る仮説を立てて、頭の中でたどっていきます。そして、屋根に上がり、その状態を目視と触感で把握します。ですので、経験がものすごくものをいう検査です。
実際にホースから散水し、本当にそこからの漏れなのかも確認します。

漏水ルートが特定出来たら

割れた瓦の取り替えや、漆喰の塗り直しなど、漏水原因箇所の補修が必要になります。基本的に高所作業ですので、リフォーム会社におまかせ下さい。

漆喰の崩れ

漆喰に崩れがあると、その部分から雨水が染みこみ、雨漏りの原因になります。漆喰が崩れ、葺き土が露出している状態の場合です。
①表面の漆喰を取り除きます。
②新しい漆喰と葺き土の接着をよくするため、葺き土に水分を含ませます。
③新しい漆喰を塗り込みます。
④漆喰を塗り込みヒビを直します。

 

瓦の破損、ずれ

割れた瓦を丁寧に取り除きます。防水シートも補修してから、瓦を新しいものと交換します。交換後、隙間を防水コーキングします。

 

雨樋の詰まり

雨樋が詰まって水があふれかえり、本体の家屋に水が掛かっている場合もあります。
雨樋の清掃を行ないます。雨樋と配管が劣化している場合、新しいものと取り替えます。

 

下地材の劣化

下地材が劣化し、防水シートがあちこちで破れている場合、部分的な補修では追いつかない場合があります。こうなると屋根全体の葺き替え工事が望ましいです。
屋根材を撤去した際に、下地材を入念に点検し、補修することができるメリットがあります。築10年~15年以上の家屋ではご検討ください。

 

補修後の再調査

工事が終わったら再び水を掛けて漏水がないかチェックします。また別の箇所から雨漏りがあったら、再度、別の箇所の補修を行います。しかし、経年劣化が考えられる場合は屋根全体のシール材と防水シートが劣化しているとみて間違いはないでしょう。屋根材の葺き替えを提案します。

 

 

屋根の補修の工期と費用

調査・仮補修(ブルーシートの設置)

雨漏りの様子から、どこから伝ってきた水なのかを推定します。そして、屋根に上がり、目視と触感で瓦のずれ、ゆがみ、割れなどを探し当てます。
実際にホースで散水し、雨漏りを再現できるか確認し、原因をつきとめます。
そして、原因箇所にブルーシートをかけて、四隅をロープで固定します。

工期 数時間
費用 無料~3万円

 

これでとりあえず、応急の対策は立ちました。次に補修工事を行うわけですが、部分補修にとどめるのか、屋根全体の葺き替えを行うかを決めなければなりません。
築年数が相当経っているなら、下地材の補修も含めて全体葺き替えを考えるべきなのですが、「もう、そんなに長く住み続ける予定はない」「もうすぐ引っ越しの予定」という理由から部分補修を選択するのもあります。

 

部分補修

割れた瓦の交換

部分補修では対症療法的に、割れやヒビの入った箇所を補修します。経年劣化が起こり、下地全体に及んでいる場合にはあまりオススメできません。
瓦は古いものは土が敷かれています。野地板と瓦の接着剤の役目を果たしています。現在のものは桟(さん)の上にとりつけて引っ掛けて固定するタイプです。補修の場合、ヒビの入った瓦は割って取り出し、新しい瓦を刺しこみ、後から差し込んだ分については瓦用接着剤で固定します。
瓦を取り外した際に、防水シートの破損箇所を確かめ、補修します。

<メリット>
補修が1箇所だけのときは費用は安くすむ。

<デメリット>
経年劣化が下地全体に及んでいる場合は、対症療法的で効果が長く期待できない。

<工程>
①割れた瓦の撤去
②新しい瓦の設置

工期 1日
費用 5~10万円

 

カバー工法

カバー工法とは、現在の屋根はそのままに、新しい屋根を上からかぶせる工事です。葺き替え工事より出費を抑えつつも、比較的規模の大きな修繕を行うことができます。スレート、金属屋根などがあります。

<メリット>
・屋根の葺き替え工事と比べて、既存の屋根の解体が必要ないため、解体・廃材処理費用が発生しません。
・短期間で工事を行えるため、工事費用も少なくなります。
・屋根材が二重構造になるため、断熱・遮音性にすぐれます。

<デメリット>
・屋根下に湿気がたまるために、換気口で外気を取り込む必要があります。
・換気のための工事費用が必要です。
・既存下地材が腐食している場合、適用できません。

<工程>
①足場設置・養生
②棟を撤去
③防水シート設置、排水口設置
④谷棟、隅棟(角と角、隅っこから)を取り付け
⑤新屋根材設置、棟部分仕上げ
⑥検査、足場解体、完了

30坪の住宅の例です

工期 3日~7日
費用 50~120万円

 

葺き替え

屋根葺き替え工事は、既存の屋根材を取り外し、新しい屋根材を設置する工事です。屋根材は、瓦、スレート、金属(ガルバリウム鋼板)トタンがあります。屋根材の撤去時に古い野地板などの下地材の状態を確認できるメリットがあります。

<メリット>
・葺き替えを行えば、屋根の更新だけでなく、その下にある防水シートも交換することができ、屋根材を長く保つことができます。
・軽く強靱な屋根材を選ぶことにより、地震発生時の倒壊の危険性を減少させることが可能です。

<デメリット>
屋根全体の工事としては一番費用がかかり、廃材処理費用も発生します。

<工程>
①足場設置・養生
②既存屋根材撤去(瓦の場合)
③下地状態確認、必要があれば補修
④野地板設置、防水シート設置※
⑤新しい屋根材の設置
⑥検査、足場解体、完了
※屋根葺き替え工事は雨が大敵なので、防水シートの設置までを人数をかけて一日で終わらせることが多いです。

 

30坪の住宅の例です

工期 3日~7日
費用 70~140万円

 

 

リフォーム会社の選び方

家の構造を熟知し、適切な応急処置ができるか?

現在の屋根はどんな状態でしょうか。瓦やスレートなど材質にかかわらず屋根の内部構造は複雑です。天井や壁からの雨漏りを元に、原因となる箇所を特定し、補修するには、家の構造を熟知し、適切な応急処置ができることが一番に挙げられます。
応急処置ができれば、次の段階に移る心の余裕が生まれます。
どういう修理にするのか。部分補修か、葺き替えかといった検討も可能になります。

また、家の築年数から割り出されるリフォーム時期もご検討ください。

雨漏りの原因によっては複雑な工事技術が必要となる場合もあります。
また、この機会に屋根を葺き替えることも検討される場合もあるかと思います。葺き替え工事のいい点は、一旦屋根材を撤去し、防水シートを貼り直すので、野地板などの下地材の状態を目で見て確認できることです。ここが腐食していれば、一番先に修理しなければなりません。

雨漏りによるシミが天井や壁面についてしまった場合は、雨漏り修理だけでなく、壁面のクロスの張り替えなども必要になってくることが多いと思います。瓦のことしか知らないという業者より、家のことについて幅広い知見があるリフォーム会社を選ぶと安心です。

「修繕をしても、また、すぐに雨漏りが起こった」と言った場合でも、その後の補修工事をすぐにやってくれるリフォーム会社を選ぶことが重要です。下地の補修が必要なのに部分的修理にとどめてしまった場合、こうしたことは起こり得ます。

 

すぐにかけつけてくれるか?

台風や大雨が来ると、余計に不安がつのりますよね。工事は天候の悪いときには行えないので、次の台風が来るまでの時期を狙って短期間にする必要があります。職人の数が少ないリフォーム会社だと、人数のやりくりがつかず、「半月待ってください」と言われることもあります。特に台風の多い季節、秋の長雨、梅雨時など、雨漏りの案件が多い季節ですと、どこの業者も手一杯になりがちです。
でも、「手一杯なのは理解できるが……」応急処置だけでも、すぐにやってもらいたいものですよね。地元密着の会社で気心の知れた担当者がいると、いざというときでも心強くなります。

 

費用や工程を具体的に説明してくれるか?

屋根の応急処置ができた時点で、まずは、見積を数社とってみて、比較検討してみることが重要です。見積の価格は正当か? それも自社施工のきちんとした会社なら細かい所まで丁寧に説明してくれます。納得のいくリフォーム業者を選びましょう。また、工事に取り掛かる日程も気になりますよね。工事の予定表をきちんと提出できる会社か確認しましょう。

また、屋根の葺き替え工事は外壁塗装工事と並んで、訪問販売が多いものになっています。築年数10年を過ぎたあたりから何度となく訪れ……。
「瓦が歪んでいる、ずれている、下地が傷むから直さなければならない」
「瓦の上に漆喰のカケラが落ちている。早急に直さないと崩れてきてあぶない」
など、さまざまなセールストークを並べられた経験はおありではないでしょうか。

確かに、示された箇所を見るとその通りになっているので、あながち間違ってはいないのですが、だからといって緊急性が高いとは限りません。工事するかどうかを決めるのは施工主さまです。
工事の方法や発注先は、リフォーム工事をすでに経験された方や工事に詳しい知人、家族と相談して「納得のいくリフォーム会社」に決めるべきです。

 

工事実績はあるか

外壁リフォームと並び屋根リフォームは費用も大きくなりがちです。そのため、工事実績の豊富なリフォーム会社に依頼すると要領よく、きちんと最初に示した工期・費用を守ることができます。経験のない工事をするとき、リフォーム会社は予備的な費用を見積に載せがちになります。実績が豊富であればこれが少なくなるというわけです。

一般論ですが、業者により得意・不得意な工事があります。「瓦を葺くのは得意だが、下地の造作はあまり経験がない」などです。そう言った場合、工期途中のポイント、ポイントで確認したときには、予想通りの仕上がりだったのが、最終仕上げの段階で、「期待していた仕上がりではなかった」と言ったトラブルにもなりかねません。

家の中の天井裏は、普段は誰にも見えないところの工事です。それだけに、経験豊かなリフォーム会社に頼むのが後々になって、心強いかと思います。

 

リフォーム後も長くつきあっていけるか

きちんとした見積は豊富な工事実績から算出されます。不慣れな工事項目があると、どうしても、予備費的なものを盛り込みがちになってしまい、結果的に高い見積を出さざるを得なくなるものです。ですので数社見積を取ってみましょう。かといってあまりに安すぎる、あるいは高すぎる業者は避けた方が無難です。

適正な価格と工期を示し、きちんと丁寧に説明できるリフォーム会社が一番です。
この点、地元に密着した信用のおけるリフォーム会社を見つけて長くつきあっていくことで、家のメンテナンスという大事なことをいつでも相談でき、安心して暮らすことができるのではないでしょうか。

 

スマシア株式会社の強み

①実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
②自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
③対応が早い。
④自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。
⑤新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけると思います。

 

まとめ

雨漏りの補修は調査段階が重要です。漏れている水のルートを特定することが一番難しい点です。
屋根裏の複雑な構造が問題を難しくしています。その点、修理業者は家の構造を熟知しています。
屋根全体の下地材の劣化が進んでいるようであれば、葺き替えも検討してみてはいかがでしょうか。

 

外壁リフォームで美しい外観と、耐久力と機能性の高い家にするには?

「最近、外から見える家の傷みが気になってきた」「家が古くさく見える」「ひょっとしたら家本体に影響がないか心配」

家の外壁は、雨風などにさらされているため、汚れや傷みが目立ちやすく、人の目に触れるので、放っておくのも気恥ずかしい思いがします。

また、新しい家がおしゃれで美しい外観だと、余計に自分の家が古く見えてしまうもの。
そんなときこそ、一度、外壁のリフォームを考えてみましょう。

 

外壁リフォームを考えるきっかけは?

界壁リフォームを考えるきっかけとして、以下のような点があります。
外壁は家を守る大事な役割を負っていると同時に、見た目の印象も変わってきますので、さまざまな点で、リフォームのきっかけになる症状が出てきます。

 

外観の劣化、見た目の変化

自宅の外観は、自分ではなかなか気づきませんが、近所に新築の家が建ったり、よそのお宅に招かれたときに比べてみると、「ああ、うちは古くなったな」と思うことがありますよね。やっぱり家は確実に劣化しているのです。

直射日光にさらされ、雨の日も雪の日も、中に住む人や家の下地材を守っているので、その分、外観に変化が生じます。

たとえば、モルタル壁なら、小さなひび割れや変色、サイディングなら指でこすったときにつく「白い粉」、いわゆるチョーキングが目印です。これらが目で見てわかるようなら、そろそろ、「外壁リフォームの時期が来たな」と判断してください。

その他にも、塗膜の剥離、藻やカビ、シーリングの劣化、サイディングボードの反り・剥がれなどが目安です。

 

家を譲る、家族の変化で長く使うことになった

家が古くなっても、「自分たちが住むだけだから、見た目はボロボロでもいい」と、安い塗装ですませて来たという方がいるかもしれません。

ところが、「結婚した子供に孫ができて同居することになった」「いずれ、この家は息子に譲りたい」など状況の変化、心境の変化が起こります。

そうなると、家の長寿命化も考えなければなりません。最初のうちは、数年のスパンで家のメンテナンスを考えていたのが、子供の代、孫の代まで考えて数十年後を見据えたメンテナンスに変えていかなければいけません。「あと何十年も住める家にしたい」という場合も、きちんとしたリフォームが必要になってきます。

しっかりとメンテナンスをしないと、外壁の下地や母材の木材への浸食などを起こし、家の寿命を縮めることになりかねません。
高寿命化をはかるなら、こういった目に見えない部分のメンテナンスが欠かせないのです。

 

家の中が寒い、暑い、騒音や振動が気になる

本来の外壁は、家に住む人の環境を考えて、断熱や防水効果を施していますが、時間の経過とともにそれらの機能が劣ってきてしまいます。
時が経つにつれて、エアコンの効きが悪くなってきた、冬場はとくに冷え込む、あるいは夏にエアコンをかけてもぜんぜん涼しくならない、また、外の音が響くようになった、家の前を大きな車が走るだけで、家が揺れるようになったなどの症状がみられます。

これらのすべてが外壁のせいとは限りませんが、外壁に問題が生じている可能性も十分にありますので、リフォーム会社などに相談し、どのような問題があるのかを早急に突きとめることが大切です。

 

なにかと補修費用がかかるようになってきた

一般的に、家の外壁は10年程度でメンテナンスが必要になります。
しっかりとしたメンテナンス、リフォームをおこなえば、その後もしばらくは問題なく過ごせますが、安く済ませるために応急処置のような簡単なメンテナンスを繰り返している場合は、問題がおこる頻度が増え、症状も悪化していきます。
また、最近は自分で手入れをする方も増えていますが、目に見える部分だけでなく、下地など専門家でないと判断が難しいような箇所は、放置されていることもあります。

今までのお手入れだけでは手に負えなくなってきた場合も、きちんとリフォームを考えるきかっけになります。

 

外壁をリフォームするとどうなる?

外壁のリフォームで、どのようなことが実現できるのかを考えていきましょう。

 

外観がきれいになる

外壁をリフォームすることで、家の見た目がきれいになります。
きれいな家は住む人の気持ちを高めてくれるだけでなく、他人から見た印象もだいぶ変わります。

たとえば、お子さんが結婚するタイミングや、お孫さんが生まれたタイミングなど、新しい家族を迎えるときに、古くさい外壁よりも、見た目がきれいでおしゃれが外壁のほうが、印象がよくなりますよね。

外壁のヒビや汚れ、パネルの反りや剥がれなどを放置しておくのは、だらしない印象を与えかねません。

外壁の素材や種類もどんどん進化し、おしゃれで機能的なものが増えていますので、リフォームをすることで、以前とは比べものにならないほどに見違えることもあります。

 

防水性、防音性が高くなる

外壁の仕様によって断熱性、防音性を高めることができます。

外壁の目地が劣化してヒビが入ったり、外壁のパネル自体に亀裂が入ったりするとそこから雨の水分が入って来て、家の構造材を腐食させる恐れがあります。

また、凍害が生じる原因にもなります。凍害とは、染みこんだ水分が凍結、解凍を繰りかえして本体を劣化させることです。水は凍結すると膨張します。水分の侵入を防ぐことで生活環境の改善はもとより、家の下地材の保護にもなります。

外壁の塗装膜の性能を維持し、家の構造と寿命を長持ちさせることが、結果的には資産価値を高めることになるのです。

 

断熱効果のある材料だと、冷・暖房費の節約にも

家の中の寒暖対策は重要です。冬は室内の暖房で暖かくなった空気が家の外へ漏れてしまうことを防ぎ、夏は暑い外気が室内に入らないようにするのが断熱リフォームです。

これにより、冷暖房を使いすぎることを防ぎ、節電対策になるので、冷・暖房費の節約になります。エアコンや暖房の利きが悪くなる原因は、冷気・暖気が室内外へ漏れてしまうからに他なりません。

外壁の内側に断熱層を作ることで、直射日光からの熱や放射冷却の影響を受けにくくすることができます。その結果、電気・ガス・石油代を節約することができ、経済的です。

また、建物の外壁が室内温度・湿度を保つための蓄熱体となるため、部屋に極端な温度差が生じることがなく、冬期の「結露」の心配が少なくなります。
これにより、結露の水分から発生するカビの増殖も防ぐことができます。

 

外壁にはどんな仕様があるの?

外壁には代表的なものに「外壁タイル」「サイディング」「塗り壁」があります。

塗り壁

左官職人が手仕事で作り出すもので、土やセメントなどさまざまな材質を用いて塗りあげていきます。何層も塗りかさねますが、一番上が土だと「土壁」、漆喰であれば「漆喰壁」と呼ばれます。
職人の手仕事であることから完全にオーダーメイドとなります。個性を出しやすく、世の中に唯一無二のものを作ることができます。

塗り壁の種類

・モルタル
モルタルの壁は、砂と水、セメントを混ぜて練り上げたモルタルを左官コテで塗りつけた外壁材です。1980年代までの家に多くみられますが、施工に手間がかかるうえ、サイディングなど便利な他の素材を用いる家も多くなり、最近ではあまり用いられていません。
ただし、築30年以上の外壁塗装が必要になる家では、まだまだモルタル工法が見られます。

・ジョリパット
ジョリパットとは、モルタルの上に施工する塗り壁材です。砂と塗料を混ぜて作られるので、表面がザラザラします。
安価で、耐候性や防汚性に優れて色あせしにくく、ヒビ割れも少ないのが特徴です。
カラーバリエーションや仕上げ方法が豊富で、さまざまなスタイルが選べます。

・漆喰(しっくい)
漆喰は、水酸化カルシウム・炭酸カルシウムを主成分とする外壁材です。日本では古くから、城郭・寺社・民家などに使われていました。民家では、瓦や石材の接着や目地の充填、外壁や室内に施工されています。

 

塗り壁のメリット

左官職人の技によるデザインの自由度が高い
火に強いので、家事のときなど防火性能が高い
シーリング材などによる継目がない
サイディングでは難しい曲面の壁にも施工可能
独特の質感による風合いが味わい深い
蓄熱性が低いので、表面が熱くなりにくい

塗り壁のデメリット

工程が多く、乾燥に時間がかかるため工期が長くなる
一般的なサイディングに比べてコストが高い
モルタルは乾燥に伴い収縮するため、ヒビ割れが起こりやすい
時間の経過により、色褪せや汚れが目立つ
現場施工のため職人の技術力の差が出やすく、品質にムラが生じることもある
吸水性が高いので、モルタル塗り壁だけでは防水性が低い

 

 外壁タイル

石や土、粘土を高温で焼き固めたタイルを作り、張り付けていく工法です。

高温で焼き固められたタイルは、素朴な味わいのものから、凝ったデザインのものまでバリエーションが豊富です。実際に外壁として設置したときの風情は他の外壁材と比べても群を抜いています。
特にサイディングと比べ、重厚感、存在感の違いは大きいです。

耐久性にもすぐれますが、初期費用は高くなります。一方で、部分的に取り替えることが容易なので、メンテナンスしやすくなります。

 

外壁タイルのメリット

高級感がある
丈夫で擦り傷やひっかき傷がつきにくく耐久性にすぐれている
美しさを長く保つ
壁にはタイル接着剤や専用金具で取り付けますが、施工をしっかりすれば地震にも強く、長持ちします。
メンテナンスが楽

外壁タイルのデメリット

・初期コストが高い
・重さがあるので家に負荷がかかる
・施工が悪いと「浮き」や「剥がれ」がでる

 

サイディング

サイディングとは、サイディングボードといわれるセメント質と繊維質を原料とした板状の外装材を、建物の骨格に合わせて壁に貼っていく工法です。
張り付けたサイディングボードをシーリング材でつないでいきます。

サイディングボードは工場で生産されるので、デザインの幅が広く、自分の好みに合わせた外壁にすることができます。

サイディングの耐用年数はおよそ7〜8年です。
サイディングの基材は吸水性があり、防水機能は塗膜によって補っています。そのため、塗膜の劣化を放置すると雨などの影響により建物の構造に損傷を与えることがあります。

 

サイディングの種類

サイディングには、以下の4つの種類があります。
建物の建築材や地域の気候なども考慮に入れて選定されています。主に用いられているのは窯業系と金属系です。

①窯業系サイディング
セメント・砂が原料の窯業系サイディングは、他の材質に比べて防火性がすぐれています。ただし、パネル一枚当たりが重たく、建築物に対する負荷が大きくなります。地震の揺れによる落下の際の二次的被害(けがなど)も考慮に入れる必要があります。

② 金属系サイディング
ガルバリウムなどの金属が素材、アルミや銅板で作られたサイディングは、日射による温度上昇と湿度調節機能を持たないという特性があり、施工時に下地との間に空気の通り道と水の排出通路を作る必要があります。
表面の保護メッキが経年変化で腐食し、本体の金属母体にダメージを与えることがあります。このため、表面の塗り直しなどのメンテナンスが必要です。

③ 木質系サイディング
天然の木材を加工して作られたパネルになります。木目の質感や味わいがあり、おしゃれな建物にしたいと考える人に人気です。
防火性に劣ります。また、水にも弱く腐食しやすいので、こまめなメンテナンスが必要です。

④ 樹脂系サイディング
塩化ビニル樹脂からできたパネルとなります。寒さ、酸性雨、ヒビ割れに強い特性があります。ただし日本でのシェアはあまり高くありません。

 

サイディングのメリット

・耐火性・耐久性に優れている
・工場生産のため品質が安定している
・タイル調、石張り調、木目調等のバリエーションが豊富
・扱いやすく施工しやすい
・窯業サイディングの場合、クラック(ヒビ割れ)が入ることはあまりありません。
・初期費用が安い

サイディングのデメリット

・熱を吸収しやすい
・塗膜がなくなると水を吸収する
・シーリングの劣化も発生する
・メンテナンス費用が高め

 

外壁リフォームの内容

外壁リフォームといっても、その方法にはいくつかの種類があります。
特徴や予算とあわせて、どの方法がいいかを検討していきましょう。

 

外壁の塗り替え

外壁を新たに塗り替える方法です。
塗り替えのみの場合は、張り替えに比べて工期も費用も少なめとなります。外壁塗料にはいくつかの種類がありますが、現在はシリコン樹脂系やラジカル制御型が人気です。

また、高級仕様の塗料には、フッ素樹脂系や光触媒(機能性)が使われています。

シリコン樹脂系は戸建住宅で多く使用されており、フッ素樹脂系に次ぐ耐久力があります。
太陽光で汚れを分解し雨で洗い流す光触媒系や、暑さ・寒さを伝わりにくくする断熱塗料など「機能性」をもつ特殊塗料が多く使用されております。

フッ素樹脂系や機能性塗料などは、その分コストも高くなります。耐久性とコストとを見比べて、仕様を選ぶとよいでしょう。その際、施工会社の担当者に相談してみましょう。

足場について

塗装工事では、必ずと言っていいほど、仮設足場を組みます。そして、この費用が工事費に占める割合はかなり高いのです。そのため、もし、屋根のリフォームなどが時期的に近いのであれば、一緒に行うことで、もうひとつの工事の足場の費用を浮かせることができます。外壁リフォームにあわせて、他にもリフォームしたい箇所はないかを検討してみましょう。

 

外壁の張り替え

外壁張り替え工法とは、既存の外壁材を解体、撤去し、下地部分を調整してからサイディングボードなどの新しい外壁材を施工するリフォームです。
一度、全ての外壁材を撤去する必要があるため、解体費用や廃材の処分費用等がかかります。外壁部分を新品に交換することができるため、住まいの雰囲気をガラリと変えたり、断熱性や防音性を高めたりという効果があります。

メリット

・新しい外壁になるので長く安心して住み続けられる
・これまでの外壁を取り壊すので、その際に防水紙や下地材などの壁内部もメンテナンスできる
・既存のものより軽い外壁材を選定することにより、耐震性がアップする
・これまでと異なるデザインや違う素材を選定でき、イメージチェンジができる

デメリット

・外壁の解体・撤去工事と新設工事を順番に行うので工事が大規模になりコストがかかる
・工期が長くなる
・外壁を撤去するので廃材の処理費用が発生する。特に古い建物ではアスファルトを含んでいる場合があり、処分費用が高額になる
・築年数、既存の外壁材によっては、新設できる外壁材の選択肢が限られる場合がある
・構造的に張り替えが困難な外壁がある(モルタルやコンクリート壁)

 

外壁の重ね張り

張り替えに対し、既存の外壁はそのまま残し、その上から新しい外壁を張っていく工法です。

メリット

・既存の壁が廃材にならないので、処理費用がほとんどいらなくなる
・工期は短い
・外壁が二重になるので、断熱性能と遮音性能がアップする
・断熱性がアップすることから経済的になる

デメリット

・既存の外壁の劣化状態によっては施工できない場合がある
・外壁の重量が増す。容積も増す(建物が大きくなってしまう)
・外壁材の選択肢が限られる(ほとんどの場合金属サイディングとなります)

 

外壁塗装をするときのチェックポイント


いざ外壁リフォームをおこなおうと決心したあと、リフォーム会社に依頼する前に考えておきたいことがあります。
そうしないと、リフォーム会社に勧められるままに、思い描いていたものと違う形でリフォームが進んでしまうことにもなりかねません。

リフォーム会社にすべてお任せではなく、自分たちの家をどのようにしたいのかを事前に考えておくことが重要です。

 

現在の外壁の仕様を把握しておく

現在お住まいのおうちの外壁はどんなでしょうか? 外壁にはモルタル、タイル、サイディングボードと、さまざまなバリエーションがあります。
ほとんどの仕様で先に述べた工法が可能ですが、中にはできないものもあるので、注意が必要です。

 

仕上がりのイメージをしっかりと伝える

思っていた色と違うなど、後でトラブルになるケースもあります
せっかく外壁を張り替えるなら、今までとは大きく違ったスタイルにすることもできます。サイディングにはさまざまなデザインのものがあり、種類も豊富です。

塗料もさまざまな色彩のものがあり、施工業者の担当者が事前の打ち合わせ時に、色見本などを持って来てくれます。

そのなかから、どのような仕上がりにしたいのかを思い描き、それをリフォーム担当者に伝えていくことが大切です。

 

改修の規模を考える

補修、塗装、新調、どのレベルかで費用はかなり変わります
ここでは、30坪一戸建での例をあげます。

補修

補修の主な施工箇所は、ヒビ割れ部分、剥離部分、目地割れ部分があります。
それぞれ程度によって価格も変わります。
・ヒビ割れの補修
・剥離の補修
・目地割れの補修

費用の目安 5~60万円

 

塗装

塗装の目的は外壁に防水機能を持たせること、建物の保護、美観の3つです。塗装は建物の大きさ(壁面の塗装面積です)や劣化の状態によって使用する塗料の量が変化したり、塗料の機能と耐久性によって価格が異なります。
・高圧洗浄
・補修工事
・下塗り、中塗り、上塗り
(足場代含む)

費用の目安 60~100万円

 

新調(張り替え、重ね張り)

新調には張り替えと重ね張りの2種類があり、既存の壁を撤去し新しいボードを張り付けるのが張り替え、既存の外壁の上から新しいボードを張り付けるのが重ね張りです。
金額は、既存の外壁を撤去する張り替え工法の方が、重ね張りより高くなります。また、張り替え、または、重ね張りする際に使用するサイディングボードに窯業系や金属系などの種類があり、耐久性や特性が異なります。

・既存のサイディングボードを撤去
・新ボードを張り付け。もしくは、既存のボードの上から新しいボードを張り付け

費用の目安 60万~300万円

 

外壁の劣化具合と希望の耐用年数を調整する

外壁の劣化具合と希望の耐用年数をはかりにかけ、担当者と詰めていきます。
一般に、高レベルな工事ほど耐用年数が長くなる傾向にありますが、それにつれて初期費用は高くなっています。よいものを長く使うか、安価なものを短い間隔でリフォームしていくか、考え方は人それぞれです。

ヒビ割れや目地(パネルとパネルの間のゴム状の部分)割れなどの小工事であれば「補修」のみで改修できます。しかし、壁材が激しく剥離し、壁がボロボロになっている場合や、反り返っている場合は塗装または張り替え(交換)が必要です。

劣化具合は見た目で判断できるものもありますが、判断が難しい場合もありますので、専門のリフォーム会社に診断してもらうことをオススメします。

耐久年数

補修 ~5年
塗装 ~15年
新調 30年以上

 

外壁リフォームの費用と日数

外壁リフォームには、どのくらいの費用と日数が必要になるでしょうか。30坪の一戸建を例にとります。

 

塗り替え

準備に1日かけて、足場を設置します。塗装屋さんは常に足場の上を動き回りながら作業するため、必要不可欠なスペースです。その後周りに養生シートをかけて、塗料などが飛散しないようにします。高圧洗浄機を使って、塗装箇所の洗浄を行います。

表面の汚れや、劣化してしまった外壁材などの塗料、こけやカビなども落とします。この作業を怠ると塗装時の塗料ののりが悪く、施工後の塗装劣化が早まってしまいます。下地処理という作業をした上で塗装を行います。
気温が5度以下のとき、湿度が85パーセント以上のとき(雨の日)は塗装を行いません。

①足場設置
②養生シート
③高圧洗浄
④下地処理
⑤シーリングの打ち替え・打ち増し
④塗装(下塗り・中塗り・上塗り)
⑤確認作業
⑥足場撤去

作業工程 7~12日
費用 60~100万円

 

張り替え(サイディング)

一旦外壁材を撤去するため、外壁の傷みによる雨漏りや、発生した下地部分の劣化を修繕できたり、断熱材を交換し、断熱性能をリフレッシュできるのも張り替え工法のメリットです。
サイディングボードを施工後、隙間からの雨水の浸入を防ぐためにシーリング材を使って目地を埋める作業を行います。最後に全体の仕上がりを検査し、足場の撤去を行います。

①足場設置
②既存サイディングの取り外し・廃材処分
③下地調整
④新規サイディングの取り付け
⑤目地調整
⑥確認作業
⑦足場解体

作業工程 3~7日
費用 60~300万円

 

重ね張り(サイディング)

重ね張りの場合、胴縁(どうぶち)という下地材を取り付け、サイディングボードの固定に使用します。既存のサッシより、下地材が前に出てしまう箇所があるので、サッシ周りの隙間を埋めるために見切り材という部材を設置します。
本体工事が完成すると、サイディング同士の継ぎ目部分やサッシ窓周りといった開口部周辺の防水工事が必要となります(コーキング工事・シーリング工事ともよびます)。

コーキング材を目地といった場所に充填するために養生テープを貼っていきます。充填したコーキング材をへらでならします。
外壁カバー工法を行うためには、既存の外壁に取り付いていたものを一旦撤去しなければなりません(雨樋、エアコンカバー、電気メーターボックス等)。これらは工事完了後に元に戻します。そして、足場を解体します。

①足場設置
②胴縁(どうぶち)工事・下地工事
③既存サイディングの補修
④新規サイディングの取り付け・サッシ窓まわり見切り板の取り付け
⑤防水工事
⑥確認作業
⑦足場解体

作業工程 3~7日
費用 60~200万円

 

リフォーム会社の選び方

外壁リフォームは大がかりな工事となります。経験豊かで確かな技術力を持つリフォーム会社を選ばなければなりません。

 

家の構造と、家族のニーズに合わせたアドバイスができるか

既存の外壁はそのまま補修をするのか、張り替えるのか、張り替えるにしても、違う外壁にするのか、色々な要望があると思います。仕様によって耐久性も施工費用も異なります。

また、家族の状況やニーズもあります。「耐久性は最小限でいいから、できるだけ安くしたい」とか「将来的に子供に家をゆずる予定だから耐久性はしっかりしたい」といった要望を伝えて、その様な工法を選んでアドバイスや施工例を示して説明してくれるリフォーム会社を選ぶと、仕上がった段階になって「思っていたのとちがう」「耐久性について、もっと説明が欲しかった」などという失敗をしなくてすみます。

 

費用や工程を具体的、丁寧に説明してくれるか

築10~15年、または、前回のリフォームから同じくらいの年数が経ったとき、頻繁に外壁塗装(屋根塗装)の業者の訪問販売が訪れるようになった経験はありませんか?

こんなことを言っていたりします。
「今のままだと、ヒビが入っていて危険だ。割れがある。早急に補修が必要」
「近くで塗装工事をしている。ついでなので、3割引にする」
「今日中に契約すれば足場代は無料にする」
などと、怪しげなセールストークを並べたてるのです。

全てがそうだとは断言できませんが、訪問販売はトラブルも多く「独立行政法人・国民生活センター」のデータでは2017年度で住宅リフォーム関係は年間6,366件もの被害相談がよせられているのです。

トラブルを避けるために、まずは、見積を数社とってみて、比較検討してみることです。見積の価格は正当か? それも自社施工のきちんとした会社なら細かい所まで丁寧に説明してくれます。また、工期も気になりますよね。工程表をきちんと提出できる会社か確認しましょう。

 

工事実績はあるか

外壁リフォームは工期も長くなり費用も大きくなりがちです。そのため、工事実績の豊富なリフォーム会社に依頼すると要領よく、きちんと最初に示した工期・費用を守ることができます。

一般的に、業者により得意・不得意な工事があります。「塗装は得意だが、下地の造作はあまり経験がない」などです。その場合、工期途中のポイント、ポイントで確認したときには、予想通りの仕上がりだったのが、最終仕上げの段階で、「期待していた仕上がりではなかった」と言ったトラブルにもなりかねません。

家の中の天井裏みたいに、誰にも見えないところなら多少見栄えが悪くても、何の問題もないのですが、外壁は外から丸見えです。やっぱり綺麗な仕上がりを期待していますよね。この点も事前に、そのリフォーム会社に工事実績がどのくらいあるかを確認することでクリアにできます。

 

リフォーム後も長くつきあっていけるか

リフォームが完了した後も、思わぬ症状やトラブルが発生する可能性があります。
そんなときでもきちんと対応してくれるリフォーム会社を選びたいですよね。
また、別の個所をリフォームすることになった場合に、知っている会社に頼みたいと思うものです。
なにかあったときに、安心して相談できる。家族の事情や好みを理解してくれている。
そんなリフォーム会社なら、長くつきあっていけるはずです。
高額な費用をかける、大事な家のことだからこそ、安心して任せられるリフォーム会社との付き合いが大切です。

 

スマシア株式会社の強み

・実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
・対応が早い。
・自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。
・新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけると思います。

 

まとめ

リフォームの中でも金額の張る工事のひとつが外壁塗装です。事前に家族で話し合い、イメージを固めましょう。数社見積を取り、工事実績のある信頼できるリフォーム会社を選ぶべきです。外壁工事は家の寿命に大きく影響してくるもの。常日頃から家のことで相談できるリフォーム会社を見つけ、長くつきあっていくことで、安心感が増し、今より何倍も快適な暮らしが得られます。

 

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