フローリングのリフォームの費用と方法は? おしゃれで機能的な床材の選び方

フローリングによって部屋の装いはガラリと変わってきます。落ち着いた色合いにしたり、インテリアデザインに統一感を持たせたりと、理想の室内を作り出すためにもフローリング選びが大事になります。
ここでは、フローリングの機能や種類から、フローリングリフォームにかかる費用やリフォーム会社の選び方をまとめました。

目次

床のタイプとリフォームのタイミングは?

床のタイプは従来のの畳敷きから、カーペット、フローリングと時代によって変わってきました。
まずは、それぞれの床のタイプの特長をみていきましょう。

 

カーペット

かつて、カーペットが床材として大人気だった時代もありました。昭和の高度成長期~バブルの頃までに建てられた家には、おしゃれな床材としてカーペットが用いられました。カラーバリエーションやデザインが豊富なカーペットを敷きの洋室にしていたのです。

平成に入る頃からフローリング床材に移行し始めました。日本のインテリアの好みがカラフルでゴージャスなカーペットから、ナチュラル感がありシンプルな木材質であるフローリングに移っていったのです。

カーペットのメリット

・保温性があるので冬は暖かい
・クッション性があるので足腰に優しい
・吸音性にすぐれ階下に物音が響かない
・滑りにくくて安全

足もとが冷えず、滑りにくいことから、高齢者の寝室にも適しています。

カーペットのデメリット

・カーペットはダニの繁殖の温床になりやすく、アレルギーの人には適さない
・汚れが付いたら落ちにくい。コーヒーやジュースをこぼすと跡がとれない
・夏は暑苦しい

上記のようなデメリットと、日本人好みの簡素な木質感から、清潔でメンテナンスが楽、夏も涼しいフローリングに流行が移っていきました。

 

クッションフロア

クッションフロアとは、塩化ビニール製の弾力性のあるシートです。洗面所やトイレなどの水回りの便利な床材として広く利用されています。デザインやバリエーションの豊富さが生活の多様化にもマッチし、近年では応用範囲が拡大しリビングやダイニングなどの生活空間にも取り入れられています。

 

クッションフロアのメリット

・価格が安い
木質フローリングよりも材料費が安く、また貼り付け方法も簡単なので施工費用が抑えられます。塩化ビニールの薄いシートで、ホームセンターなどで手軽に購入することが可能です。ハサミやカッターで容易に切ることができるので、DIYの得意な人であれば自分で床の模様替えをすることが可能です。柱の出っ張りや部屋の角部など床の形に合わせて成形もしやすいです。

・耐水性にすぐれる
塩化ビニールで作られているため、耐水性にすぐれます。そのため、トイレやキッチンなどの水回りの床材として便利で衛生的です。床にコーヒーやジュースをこぼしたとしても、クッションフロアであれば水拭きをするだけできれいに拭き取ることができます。

床を汚してしまいがちな小さな子どもさんがいる家庭にとっては、ダイニングや子供部屋に取り入れると、手入れや掃除が楽になります。 音が響かず、傷や汚れも防げるので、ペットを室内で飼っている方にもおすすめの素材です。

・デザインが豊富
クッションフロアのデザインには、無地のものから、木質フローリングのような木目のもの、タイルやコルク、さらには高級感のある大理石の模様まで、あらゆる素材の模様を選ぶことができます。シート状の軽く加工のしやすい素材で、張り変えも比較的簡単にできますので、「モダンなテイストに飽きたから、今度はカントリー調のものにしよう」といった、全く違うインテリアの雰囲気にも簡単に床のデザインを取り替えることができます。

 

クッションフロアのデメリット

多くのメリットを持つクッションフロアですが、その反面デメリットもあります。

・肌触りが安っぽく感じられる
木材から石材まで色々な素材の柄を精巧に再現していますが、いくら本物の材質に見た目が同じといっても、所詮はシートに印刷されたものなので、どうしても肌触りは安っぽくなります。

・本物の質感は味わえない
遠目からでも表面がキラキラしてしてしまうので、本物の材質のようなおしゃれな「質」感は味わいにくいものです。そうしたビニールの質感が合わないという方は、本物の素材を選んだ方がいいでしょう。床材を選ぶ際は、きちんと事前に自分の目で確認して直接手に触れて感触を確かめてみましょう。

・重量物を載せると跡がついてしまう
クッションフロアには弾力性がありますが、一方で、家具などの重量物を長期にわたり置いていると、その部分が凹んで跡が残ってしまいます。

戸建てやマンションのリフォームでこの床材を採用する場合は、リフォーム会社の担当者と相談しながら耐水性・防汚性というメリットを生かして適材適所に用いるのがいいでしょう。

 

畳(たたみ)

日本で昔から床材として使用されてきた畳。
最近ではカラー畳などデザイン性のあるものが増えています。
畳は伝統的には藁(わら)を芯にして作るものでしたが、現在の安価なタイプではポリスチレンフォームなどを芯にした新建材製のものが多く、藁などの自然素材を使ったものは高価な部類に入ってきます。

サイズに地域差が!?

関西、関東など地方によって昔からある伝統的なサイズが異なりますが、いずれも縦横の比率は1:2です。
名称 一畳のサイズ 多い地方

江戸間(関東地方に多い) 880ミリ×1760ミリ
京間(関西地方に多い) 955ミリ×1910ミリ
中京間(中京地方に多い) 910×1820ミリ
団地間(団地・マンション・集合住宅向け) 850×1700ミリ

同じ六畳の間でもリフォームの際の広さは異なるということです。現在の部屋の広さがどのくらいなのか、畳の寸法を測ってみましょう。

 

畳のメリット

・日本の気候に合う
昔から日本の家屋に使用されてきただけに、多湿の気候に合いやすい素材でもあります。
畳表の素材である「い草」には天然の抗菌作用、また浄化作用があるため、湿度の高い日本の気候にぴったりです。

・メンテナンス次第で長期にわたって使える
畳屋さんに依頼することにより、畳の張替えや表返しなど、メンテナンスによって長期間使い続けられることも大きなメリットでしょう。環境にも優しい素材です。

・感触がよい
そしてそのクッション性と裸足で歩いてもカーペットなどに比べて格段に感触がよいことも挙げられます。

畳のデメリット

・耐摩耗性
デメリットとしては畳表の素材である「い草」がそれほど強くなく、磨耗しやすい点。日常の使用ですぐにすり減ってしまいます。

・耐久性
真新しい畳は青くてきれいですし、「い草」のいい香りがします。しかし、日光にさらされるにつけ、段々と退色し、褐色になってきます。これを畳天然の性質ととらえて変化を楽しむか、退色だとみなして畳屋さんに持ち込んで張り替えてもらうか、個人によってとらえ方に違いはありますが、長期的に見て、やはり、耐久性のよいものとは言いがたいです。

・ダニ・カビ
フローリングなどと比較して少しお手入れに手間がかかり、古くなると、高温多湿の環境ではダニやカビが発生する可能性がある点があります。

 

フローリングの2つのタイプ

現在の住宅床材で主流となっているのは木質フローリングです。木質フローリングには「複合フローリング」と「無垢フローリング」の二つの種類があります。それぞれの種類ではメリットやデメリットも異なります。また複合フローリング、無垢フローリングのそれぞれの特徴やメリットについて見ていきましょう。

 

複合フローリング

複合フローリングとは、「基材となる合板や集成材の上に天然木の単板や化粧材を張り付けたもの」です。戸建て用やマンション用があり、既存のフローリングの上から貼り付けることができるなど、リフォームにも対応することができます。もちろん完全に張り替えることも可能です。

複合フローリングのメリット

・デザイン性・耐水性
機能性やデザイン性にも優れ、耐水性のあるものはキッチンや洗面所などの水回りにも取り入れることができます。

・機能性
複合フローリングは、取り入れる部屋に必要な機能をもつフローリング材を選ぶことができます。例えばキズや凹みが付きにくいものはリビングや子供部屋に、汚れにくくシミになりにくいものはキッチンや洗面所、リビングに取り入れるといった使い分けも考えられます。

・メンテナンス性
その他にも変色しにくいものやワックスがけが不要のものなどもあります。各ご家庭に必要なフローリング材を取り入れてみましょう。

複合フローリングのデメリット

・見た目が無垢より劣る
複合フローリングは、無垢材に比べると見た目がどうしても無機質になってしまいます。自然な風合いではないという点ではデメリットになってしまいます。また水や熱によって表面がひび割れたり、芯材から剥離(はくり)したりしてしまうことがあります。

 

無垢フローリング

無垢フローリングとは、「天然木を加工したもの」です。無垢フローリングに使用される代表的な木材には、広葉樹のオーク(ナラ)や針葉樹のスギ・パイン(松)などがあります。広葉樹は固く傷もつきにくく湿気による膨張・収縮についても安定しています。針葉樹は柔らかい材質なので傷はつきやすいのですが、修復は可能です。

無垢フローリングのメリット

・無垢フローリングは肌触りの高級感・ナチュラル感
肌触りがよいのが特長です。木材がもつ本来の機能である「調湿機能」により、梅雨の時期は湿気を吸収したり、空気が乾燥する冬の時期は適度な湿気を排出したりすることができるのも無垢木材の特長といえます。

・味わいが出てくる
無垢フローリングのメリットは、年月の経過とともに、自然な光沢が出て温かみが増してくるということです。また印刷されたプラスチックなどの人工的ではない、木材それぞれの色や木目の風合いをそのまま楽しむことができます。年月とともに無垢フローリングの味わいを楽しめるのもの無垢フローリングのメリットです。

無垢フローリングのデメリット

・そりや割れが起こりやすくなる
無垢フローリングは、木の持つ伸縮性でそりや割れが起こりやすくなる材質です。フローリング材の伸縮を吸収させるため、施工時に板と板の間に約0.3~0.5ミリ程度の隙間を設けることがあります。その隙間にほこりなどが溜まりやすくなるというデメリットがあります。また傷やシミがつきやすいので、フローリングにワックスがけなどのコーティングなどを施す必要があります。

 

フローリングに共通するデメリット

・足の冷え、足が疲れやすくなる
フローリングは、使用されている木材によってその硬さなどが異なりますが、硬い材質のものは踏み心地が悪いので足が疲れてしまうことがあります。また夏場は素足でも気持ち良く過ごすことができますが、冬場は足が冷えがちです。スリッパを履くなどして足の冷えを防ぐ必要があります。

・水に弱い
フローリングは水に弱いというデメリットがあり、床材が水を含むと床材が膨張したり、変色したりしてしまう恐れがあるため注意が必要です。水をこぼしてしまったら、長時間放置せずにすぐに拭き取り、乾拭きをしておきましょう。

 

フローリングの張り替えタイミングは?

壁紙などと同じように、フローリングも一定期間が経ったら張り替えをおすすめします。では、いつフローリングを張り替えれば良いのでしょうか?

戸建・マンションにかかわらず、フローリング張り替えの基本的な目安は15~20年程度です。床板の傷みが原因なのか、床下地の傷みが原因なのかによって、必要な工事の内容は変わってきます。「無垢」と「複合」の材質の違いでも、床の傷み方は異なります。

住む人が感じるフローリング張り替えの判断基準は?

感触によるもの 最近、歩くと床がきしむように感じる
歩くと床が沈んだように感じる
外観によるもの
床についた大きな傷や汚れが目立つようになった
明らかに、床に凹みや割れがある
床材が変色しているように感じる

などが挙げられます。

特に、歩いたときに床が沈むように感じる場合は、床下地が傷んでいる可能性があるため、注意が必要です。

リビングは、テーブルや棚など重量のある家具を長期間にわたって置いていたり、毎日のように家族が利用したりするため、フローリング床に想像以上に負荷がかかっています。利用から10年以上経ち、「床が傷んできた」「傷や汚れが目立ってきた」と感じたら、張り替えを検討しましょう。

 

フローリングの種類、タイプを決めよう

複合材と無垢材

複合材(合板)フローリングとは、複数の合板を接着剤で張り合わせた合板の表面に、天然木の薄板を張りつけたフローリングです。ホワイト系からブラック系、薄い木目から濃い木目まで様々なバリエーションがあるので、お部屋の雰囲気に合せやすく無垢フローリングより安価なのが特徴です。

また、傷や汚れに強いなどの機能性を備え、部屋を選ばず、キッチンなどの水回りで使用できるフローリングもあります。難点といえば、無垢材フローリングに比べると若干踏み心地が硬く、自然の風合いが出にくい点でしょうか。

無垢材フローリングは、100%天然木を使用した昔から使用されているフローリングで、木目の柔らかい肌触りを感じることができます。 また、湿気を保つ調湿機能を持ち、年を重ねるごとに味わいが増していく点も魅力です。

一方、複合材(合板)フローリングよりも高価で、汚れがつきやすい上、汚れが落ちにくく、反りや割れが発生しやすいので、メンテナンスしにくいのが難点です。

 

無垢材の種類、木の種類

パイン(赤松)無垢フローリング

ハンドメイド調のお部屋に向いているのがパイン材です。模様である独特の節や木目、経年変化で深みを増すパインは同じ紋様が二つとないため、個性を演出できて広く人気です。また、他の無垢フローリングと比べるとお値段がお手ごろなことも魅力のひとつです。パインは木そのものが柔らかな素材ですので歩行に際して足にもやさしく、小さなお子さんや年配の方のお部屋にも最適です。

スギ(杉)無垢フローリング

和風の空間に一番マッチするのがスギの紋様です。実際に日本の家屋でよく使用されていますし、幅広いデザインが可能とあって積極的に使われています。触った感じが軟らかく肌触りも非常に良く、部屋にほのかによい匂いが漂うのもスギ材の魅力です。

オーク(ナラ)無垢フローリング

オーク材は木目が美しく、また、堅い材質のため床材に適していて、フローリングの定番材料となっています。前の二種と異なり、広葉樹の材料です。傷が入りにくいのが特長です。

 

開放感を演出するホワイト系

開放感を醸しだし、部屋全体を明るく見せます。ホワイト系はホコリやキズが目立たず掃除も楽ですが、選ぶフローリングによっては、安っぽく見えてしまう場合がありますので、家具やインテリアとのバランスをとる必要があります。

木のぬくもりを生かしたナチュラル系

清潔感があり、壁や建具がどんな色でも合わせやすく、北欧モダン風にもマッチします。木が本来持っているぬくもり感をそのまま生かした色合いです。部屋全体を明るく見せてくれます。 木の持つ自然な風合いでやさしい雰囲気が特長です。

飽きの来ないミディアム系

ミディアム系は飽きのこない色です。中間色ですので、メリハリをつけるために家具などの色をポイントにして部屋の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。

落ち着きを出すダーク系

落ち着きがあり、重厚な雰囲気で、アンティークな雰囲気に。ダーク系はホコリなどが目立ちやすいので、こまめな掃除が必要です。高級感のある色なので、寝室にも適しています。

広がりを与える白

部屋に広がりを与え、モダンな仕上がりになります。清潔感があり、開放感のある空間になりますが、床・壁と白系なら家具や建具でアクセントをつけることができます。白は膨張色なので、アクセント色の配置がインテリアデザインの決め手となります。

 

床暖房をつける?

足元からポカポカと暖かさが立ち昇り、冬の室内をくつろぎの空間にする床暖房。ヒーターやストーブで起こる空気の乾燥やホコリも気にせずにすむ、長所の多い暖房設備です。
現在、床暖房が付いていない戸建住宅やマンションの部屋でも、リフォームを行えば手軽に設置することができます。

床暖房について、具体的にみていきましょう。

 

床暖房の特徴から種類を選ぶ!

まず温水式床暖房と電気式床暖房、それぞれの特徴をご紹介します。

 

温水式床暖房の特長

ガス・電気などを用いて給湯機で温めた水を、床下に通したチューブから床板のパネルに循環させて床面全体を温める方式です。

暖房を立ち上げてから暖まるまでの時間が電気式より速く、部屋全体を均一に暖められるのが特徴です。温度の上昇は40度程度までです。給湯器で出来たお湯の熱を利用するので、その温度以上に上がり過ぎることはありません。そのため、低温やけどの心配もなく、ひなたにいるような暖かさを保ちます。

温水を作る給湯器からの熱で、リビングのような広い部屋でも複数の部屋でも、全体を暖めることが可能です。他の暖房器具はほとんどいらなくなるので、エアコンなどで消費していた電気代も節約できます。

デメリットとして、給湯器の定期的な点検や部品の交換といったメンテナンス費用がかかることが挙げられます。また、床下に温水チューブを通す配管施工、給湯器の設置など、初期費用がかかります。

 

電気式床暖房の特長

床に内蔵させた電熱線などの発熱体パネルからの熱で床全体を暖めます。電気を使いますので、割安な深夜電力を利用して発生させた熱を蓄熱体に貯めて、昼間に利用することができるタイプもあります。

暖房を立ち上げてから適温になるまでの時間は温水式より、やや長めです。電気線の結合部分で温度ムラが発生してしまう点が、温水式に比べるとデメリットといえます。温度むらと温度上昇が遅いために、電気ヒーターなど他の暖房器具を併用して使うことになるので、電気代も掛かります。また、床面で寝た状態で長時間使用していると、体に接している面が高温になり、低温やけどをするおそれもあります。

一方、電気式は温水式に比べて、システムがシンプルで給湯器の設置がいらないこともあり、工事費用が安くすませられるのがメリットです。設置した後も、定期的な機器メンテナンスの必要はほとんどいらないことも挙げられます。

広い範囲に設置したり、複数の部屋に設置したりする場合は電力会社との間で結んでいる契約である「電気容量」をアップする必要がありますので、冬場の寒さがつらい水まわりや、介護の必要な高齢者の寝室周りなど、ポイントを絞って暖めるのに向いています。

 

温水式と電気式、どちらがいいの?

広い場所や複数の部屋で使用したいのなら温水式、範囲を限定して暖めたいなら電気式が有利です。

温水式にして電気代といったランニングコストの節約をとるか、電気式にして工事費用などの初期費用や工事期間を抑えてメンテナンスの手間を省くのかという選択肢から取ることになります。設置後の生活パターンをイメージして、どちらを選ぶか判断するのがいいでしょう。

 

床暖房に適したフローリングを選ぶ

床暖房へのリフォームには床の張り替えが必要になります。専用のフローリング材にもさまざまな種類があります。部屋の雰囲気づくりも考えてコーディネートしましょう。

複合材フローリング

一般的な床に使用されている複合材フローリングは床暖房の熱でひび割れたり反り返ったりしてしまうなど、熱に弱い面があるため、熱や乾燥に強い「床暖房専用タイプ」を選ぶ必要があります。床暖房リフォームを行う際には、既存の床を床暖房専用のフローリング材に張り替える必要があります。これは温度の上下に強く、熱を効率的に床の表面へ伝え、熱によって接着剤中に含まれるホルムアルデヒドなどの化学物質が放出しない加工がされています。

無垢フローリング

これまでは無垢フローリング材は床暖房には向かないとされてきました。暖房による熱や乾燥の影響を受けやすかったためです。現在では無垢フローリング材の中にも、熱による伸び縮みを抑える加工がされた床暖房対応の素材が誕生し、床暖房の素材としても選びやすくなっています。急激な温度上昇が小さいタイプの床暖房に採用されることが多くなっています。

 

フローリングリフォームの方法

床下地はそのまま、フローリングだけを張り替え

既存のフローリングをはがして、下地材は替えない方法です。フローリング材をはがしたら出てくる、既存の下地材の上から新しいフローリング材を張るという工法です。
このとき、古いフローリングをはがすので、工事の時間と費用はかかりますが、気になる床下地の状態を目の前で確認することができます。

家屋・マンション室内とも築年数が経過するにつれて、床下地部分の木材の腐食など劣化が進んでいることがあるため、張り替え時にその状態を確認します。状態によっては床の補強などをそのときに行えるというメリットがあります。また、古いものをはがしてから新しいものを張るため、床の高さもほとんど変わりません。

 

下地材、土台を替える、フローリング以外の箇所もリフォーム(壁、キッチン、浴室、トイレなど)

家の中の湿気で下地材が傷んでいる場合や、元々あった床の段差を解消したい場合などには、フローリング材入れ替え時に、下地材、土台を替えるという方法もあります。一例として畳やカーペットをフローリングに張り替える場合、床の高さの変更や周辺部分の工事が必要になることがあり、通常の張り替えよりも時間や費用がかかります。

このとき下地をやり替えることで床のきしみや浮きをなくすことができたり、床の段差を調整することができるなどのメリットがあります。また、畳やカーペットをフローリングにすることで使いやすさなどが向上したり、インテリアの見栄えもよくなったりします。

 

和室から洋室へ作り替え

和室から洋室への作り替えも可能です。
畳を撤去し、出来た床材の上に下地材をしき、その上からフローリングを張っていきます。
元あった畳の厚さ分があるので、剥がしたままですと、そこに段差を生じます。段差の解消のため隣の部屋や廊下の高さに合わせる加工が必要になります。

フローリングの施工は段差を解消するための下地造作として二重床工法で施工します。二重床工法は、下地材や支持柱などで敷居との高さを合わせ、ベニヤなどの下地合板を貼り、その上にフローリング材を貼る工法です。

 

重ね張りについて

そして床のリフォームに関して「重ね張り」という方法についてご紹介します。
これは、今あるフローリングの床の上から新しくフローリング材を張り付けるという床リフォームのことを言います。

元の床材を残したままですので、工事が簡単で工期もかからないですし、何より費用が新しく張り替えるのと比べて安価ですみます。上から張り付けるフローリング材は、薄いもので一般的に1.5ミリ以上あるのですが、それでも前よりも床が高くなるので、実際に歩いてみると違和感がある方は多いようです。これはデメリットといえるでしょう。

また、床の厚みが増すことで、思わぬ事故の原因となることもあります。以前はなかった床の段差ができることで、転倒しやすくもなるので、高齢者や小さなお子さんがいらっしゃる家庭では、注意が必要です。

 

フローリングリフォームの工程と費用

人気のフローリングメーカー

床材を扱っているメーカーでも、人気の高い7社をご紹介します。

 

WOODONE(ウッドワン)

(ウッドワン-無垢フローリング ピノアース)

無垢材フローリングや、厚手の天然木板を使用した複合フローリングなどが揃っています。
上質なニュージーパインを使用した「無垢フローリング ピノアース」は、苗木から自社生産している一枚板のフローリングです。表面を磨いて少しくぼみを作る「浮造り仕上げ」で、木目をさらに立体的に美しく見せています。
天然木の素材にこだわりがあるメーカーです。

 

EIDAI(永大産業)

(永大産業-銘樹 彩)

種類の異なる木材を組み合わせた、デザイン性の高い製品が揃っています。
「銘樹 彩(めいじゅ いろどり)」は、数種の銘木をミックスして独自のデザインパターンを生み出したシリーズ。さらに、西洋の寄せ木細工をイメージしてデザインした「リアルグレインアトム」などもあります。
様々な種類の天然木を使用した無垢材に近い質感の複合フローリングが魅力のメーカーです。

 

DAIKEN(大建工業)

(大建工業-日本の樹)

国産の杉・栃・栗などを使用した「日本の樹」シリーズは、素材の美しさを残しつつ、WPC加工によって傷や汚れに強い製品になっています。
また、艶(ツヤ)消し仕上げで銘木の質感を活かした「エクオスピュアシルク」や、輝きのある鏡面調仕上げが魅力の「エクオスミラー」などもWPC加工です。
「WPC(Wood Plastics Combination)」とは木材組織にプラスチック樹脂を注入・充填する独自の加工技術です。これにより耐久性に優れた床材を数多く製造しています.

 

Panasonic(パナソニック)

(パナソニック-アレルバスター配合塗装)

天然木の複合フローリングには珍しい幅広タイプの「アーキスペックフロアーA」や、無垢材が醸し出す自然な風合いを再現した「ジョイハードフローリングA」なども、アレルバスター配合塗装の製品です。
床材からのアレルギー物質を抑制する「アレルバスター配合塗装」とは、Panasonic製床材の製品です。ダニの死骸や花粉などが床に付着してから一定の時間が経つと、塗装の効果によってその働きが大幅に抑えられます。

 

WOODTEC(朝日ウッドテック)

(朝日ウッドテック-ライブナチュラルプレミアム)

製品である「ライブナチュラルプレミアム」は良質な天然木の風合いがしっかり残る美しい作りで、フローリングでは初めてのグッドデザイン賞を受賞しています。
床・壁・天井・階段などに使用する木材製品を主に生産するメーカーで、素材には世界各地から厳選した銘木が使用されています。「ライブナチュラルプレミアム」は、鋸で厚さ2ミリに挽いた無垢材の「挽き板」を表面化粧材に採用した複合フローリングです。
(朝日ウッドテックHPより)

 

NODA(ノダ)

(ノダ-衝撃吸収フロア-ネクシオ)

汚れに強くワックス不要のハードコート層、細菌の繁殖を抑える抗菌処理など、長く品質を保つための特殊加工がほとんどの床材に施されています。
また、車椅子でも傷が付きにくい製品も多く揃っています。特に「衝撃吸収フロア ネクシオ」は、すべりにくく、万が一転倒しても特殊なクッション層で体への衝撃を吸収します。
高齢者や介護者に配慮しているのも特徴のメーカーです。

 

LIXIL(リクシル)

(リクシル-フィットフィール仕上げ)

「フィットフィール仕上げ」は独自の特殊技法で無垢材の質感を表すことに成功した技術です。これによりメープルやチェリーなどのさらっとした感触や、ウォールナットやオークなどの立体的な木目が見事に再現されています。
これらの仕上げは「ラシッサ フロア」、「ラシッサD フロア」などのラシッサシリーズに採用されています。

まとめ

それぞれの床材メーカーには、独自の技術により様々な特徴があります。使用している材質、表面仕上げ、デザインなどにそれが見られます。選び方としては、見た目の印象も大事ですが、それだけでなく、長期的なメンテナンスの手間や使い勝手、使用する上での安全性なども考慮して、お部屋に最適な床材を選んでください。フローリングを選ぶ際には、ぜひ一度、専門家であるリフォーム会社に相談することをおススメします。

 

カーペット、クッションフロアからフローリング張り替え

住まいの規模にもよりますが、お部屋のカーペットの床をフローリングに張り替える場合、古いカーペットをはがし、床下地を調整して高さを合わせ、新しくフロアーを張る一連の作業が約2~3日で終了します。

①既存カーペット撤去

カーペットをはがします
共有部養生、商品搬入・家具移動、カーペットはがし

②フロアー張り

下地を調整して、フロアーを張っていきます
フロアー張り、清掃、完成、家具移動

 

参考価格(6畳間)

作業期間 約2~3日
工事費用 109,800円程度~(商品および工事込み)

 

 

畳からフローリング張り替え

「これからのことを考えて畳をフローリングにしたい」、「各部屋の段差をなくしてバリアフリーの家にしたい」、「ふとんよりも楽なベッドの生活にしたい」という方もいらっしゃるでしょう。畳をフローリングに張り替えるだけなら2~3日くらいでできる場合も。リフォーム会社に相談してみましょう。

①既存畳撤去

畳をはがします。
共有部養生、商品搬入・家具移動、畳撤去。

畳の厚さがありますので剥がすと段差を生じます。そのため隣の部屋や廊下の高さに合わせる加工が必要になります。

②フロアー張り

下地造作
下地を調整して高さを合わせ、フローリングを張っていきます
フロアー張り、清掃、完成、家具移動

参考価格(6畳間)

作業期間 約2~3日
工事費用 160,000円程度~(商品および工事費込み)

 

 

フローリングからフローリングへの張り替え

古いフローリングをはがして新しいフローリングを張ります。「重ね貼り」よりも工事時間が長くなり費用も高めですが、「重ね貼り」用フローリングより商品ラインナップが豊富なので、お好みの色柄・性能のフローリングを選べるメリットがあります。

①既存フローリング撤去

既存のフローリングをはがします
共有部養生、商品搬入・家具移動、フローリングはがし

②フロアー張り

下地を調整して、新しいフロアーを張っていきます
フロアー張り、清掃、完成、家具移動

 

参考価格(6畳間)

作業期間 約1~2日
工事費用 張替の場合109,800円程度~
重ね張りの場合:99,800円程度~

 

 

注意 : リフォーム工事の際、部屋に置かれた家具の移動について

①どの部屋にいつ移動するのか
②家具の中に入っているものはどうするか
③ピアノなど専門業者が必要なものはどうするか

のようなことを事前にリフォーム会社と相談することが大切です。
移動するものによって、家具の移動費用が無料の場合とピアノなど別途費用がかかる場合があるので、見積もりの際に確認しましょう。

 

リフォーム会社に依頼するメリットは?

DIYとの違い

現在、DIYも人気ですが、仕上がりの「キレイ」さは専門のリフォーム会社の方が圧倒的に有利です。

フローリング張り替え工事の工程

張り替えを行う場所などによっては異なりますが、基本的に家具を移動して保管した後に養生をし、それから既存床の解体・撤去作業を行います。必要があれば下地工事を行い、フローリングの仕上げ工事を行った後、室内の清掃と家具の移動をして完了です。
DIYだと予定していた工程通りに進まないことが多いです。「夕食の時間になってしまったが、キッチンが使えない」などの事例が考えられます。

キレイな仕上がり

プロが施工することにより、DIYと比べて仕上がりに大きな差が出ます。特に部屋の隅の処理、壁側の仕上げ、カット面などの細かい部分に明らかに「素人感」が出るものと、「職人の技」との仕上がりの差が現われます。

スピーディー

また、簡単な部屋の飾り付けや小さな棚を組み立てるなどの「気軽なDIY」とはことなり、フローリングの張り替えなどの「本格的なDIY」は、実際にはかなりの「重労働」となります。慣れている人であればまだしも、初心者の場合は最初に予想していた以上に体力を消耗し、作業が思った様に進まないないと言った可能性もあります。

最悪のケースでは途中でもう疲れてしまって、見えない場所や隅っこを「やっつけ仕事」で終わらせてしまう場合も。せっかくの高価な素材がもったいないですよね。そこをリフォーム会社に依頼することで、重労働をせずにすみますし、また、自分たちで行うよりも短時間でスピーディーに「キレイ」に張り替えを行ってくれるため、時間を有効に使うことができます。

アフターケア

リフォーム会社に依頼する場合には、アフターケアを受けられることもDIYにはないメリットです。施工後に何らかの問題が起きたときも、アフターケアが充実したリフォーム会社に依頼していれば適切な対応を受けられるため、万が一の場合のための「保険」になります。

 

床下の老朽化、トラブルなど素人ではわからない問題も

いざ、既存のフローリングをはがしてみたら……想像以上に下地材や土台が劣化していた、といった場合が想定されますよね。これらは実際、表材をはがしてみるまでわからないことが多いのです。歩いていて床のきしみやゆがみが感じ取れていた場合、そうしたことが起こりがちです。

下地材の老朽化の判断もそうですが、土台のゆがみまでは素人が一見しただけではわからないことも。フローリングをはがしたことをきっかけに見つかることも多いです。ぜひ、専門家に見てもらい、大きなトラブルになる前に修繕しましょう。

 

実績、事例が豊富で、好みや希望に合わせて適切な方法とノウハウがある

では「専門家」とは? 「どこ」に頼めばいいのか? ざくっとした概念ですが、家の専門家と言えばこの場合、実績と経験が豊富なリフォーム会社です。

・フローリングをはじめとしてたくさんの工事を数多くこなしている
・細かい質問や相談にも丁寧に応じてくれる
・依頼者の意向を可能なかぎり尊重してくれる。業者の都合を押し付けない
・腕のいい職人をたくさん抱えていて、工事が丁寧
・地域に密着していて、アフターケアが必要になった場合でも駆けつけてくれる
・長いおつきあいを前提に考えているのでいい加減な見積を出してこない

こうしたことが他の業者と区別し見分ける「目」をもつための項目ではないかと考えます。

 

床以外の問題にも対応できる(壁や水回りなど)

傷んでいるのが下地材だけの場合でしたら、その場で処置ができますが、これが、他の場所、例えば水回りから来るものとかでしたら、そちらの対策工事も必要となり、内装工事だけでなく、水回り工事も必要となります。(配管からの水漏れで土台に腐食が起こっているなどといった場合です)

床以外のことでも対応できる、信頼できるリフォーム会社を見つけ、そこと普段からおつきあいをしておくと、いざというときの安心感が違います。
では、どんなリフォーム会社がいいでしょうか。

 

スマシア株式会社の強み

・実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
・自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
・対応のスピード感が違います。
・自社施工により、中間マージンや経費をかけない分、良いものを安く提供できる。
・新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけると思います。

 

まとめ

フローリングは経年劣化だけでなく、部屋の使い方や機能、見た目などでリフォームを検討していくのがおススメです。
今まで使って来た部屋が手狭になり、隣の部屋とつなげたいとか、和室を洋室にするなど、家族の意向に合わせて演出することができます。

また、フローリングをリフォームする際には、家具を移動させることが必要になります。
その機会に壁紙を張り替えたり、家具を買い替えたりして、部屋全体の印象をガラリと替えるなんてことも楽しいですね。

 

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