白アリ被害、うちは大丈夫!? 家の中で白アリを見つけた時の対処法

家のなかで白アリを見つけた!!
突然のことで、ビックリしますよね。
白アリの被害に気づくのは突然です。だからこそ、どう対処すればいいのかわからない方も多いはず。
そんなときに役に立つ白アリ被害のチェック方法と対処法について解説します。

白アリに気づいたら?

白アリに気づくきっかけ

白アリに気づくのは突然の場合が多いです。それでいて、ふとしたことがきっかけです。
「床下の柱材から突如として羽アリが大量に飛び立った」
「最近、床がフワフワした感じがする」
「柱に小さな穴が開いた」
「木材の近くに木くずのような『粉』が落ちていた」

大量の羽アリは「群飛(ぐんぴ)」と呼ばれます。白アリが大きな巣から分家を作るために飛び立つものなので、地下には確実に白アリの巣があると考えていいかと思います。
床下はもっとも狙われやすい場所です。木材表面の固い部分を残し、内部を食い荒らします。食害に遭った木材はスカスカの状態に。

そして、外にも出てくることがあります。その頃になると、もう工具を使わなくても、部材がざくざくと指でほじくれるくらい傷んできます。
部材の損傷で一番問題なのは、強度の低下による耐震性能の劣化です。ボロボロになった柱では小さな地震にも耐えられず、建築当初に想定されていた震度以下の地震で倒壊する危険性すらあります。

 

床下をのぞいてみたら?

床下をのぞくことが可能なら、一度点検してみましょう。狙われやすいのは以下のような場所です。

台所 壁、床、根太(ねだ:床の下にある水平方向の桁材)、柱
風呂場 壁、床、根太(ねだ:床の下にある水平方向の桁材)、柱
 洗面所 壁、床、根太(ねだ:床の下にある水平方向の桁材)、柱
 トイレ 壁、床、根太(ねだ:床の下にある水平方向の桁材)、柱

 

水回りが被害に遭いやすいです。白アリ被害であれば、木材が虫食い状態になっていたり、蟻道(ぎどう)という、白アリが自身を乾燥から保護するための土で作った通路ができているはずです。

 

地下からの侵入経路

外部から入ってくる場合、地下から基礎部を通って侵入されるケースが多いです。
蟻道という土でできた通路がないか確認できます。

①基礎部分が露地の場合
白アリは基礎部分の地下から入ってきます。各種配管類の隙間を通り侵入、基礎の立ち上がり部を這い上がって家の中に入って来ます。

②防湿コンクリートの場合
各種配管類と防湿コンクリートの隙間から侵入、または、防湿コンクリートと基礎の隙間部分から侵入し、家の中に入ってきます。

③ベタ基礎の場合
打ち継ぎ等で生じた亀裂を通って侵入、または、各種配管類の隙間を通って侵入、コンクリートの亀裂から侵入し、家の中に入ってきます。ベタ基礎の場合、白アリには強いと言われていますが、それでも、やはり、小さな隙間から入り込んでくるようです。

④基礎断熱住宅の場合
断熱材内部または基礎との接着面から侵入し、家の中に入ってきます。

 

蟻道(ぎどう)が見つかったとき

蟻道(ぎどう)とは、蟻土(ぎど)と呼ばれる土壌や木材のカスに、白アリの排泄物・分泌物を練り合わせたものをセメントのようにペタペタ塗り固めて作られたものです。基本的には床下のコンクリートや木材に沿わせるように直接、蟻土をつけ固めて蟻道を作るので、トンネルの通り道は半円形となっています。

白アリは光や風を嫌うので土で蟻道を作り、その中を移動します。蟻道は水を運ぶ「水取り蟻道」やエサを運ぶ「エサ取り蟻道」などに分けられます。また、蟻道を作ることで移動の際に外敵から身を守ることにも役立てています。

 

打音検査をしてみる

白アリの被害が進むと家の中の木材など、外観は普通であっても、内部が空洞になっている場合があります。叩くと、ポコンポコンと軽い(頼りない)音がします。食害が進むと、表面の木材は手でもはがせるくらいにボロボロになります。

 

 

白アリってどんな生き物なの?

そもそも、何のために家をかじるの?

自然界における白アリは、木の幹に豊富に含まれる「セルロース」(植物繊維)を栄養とする生き物で、これを分解し栄養源として活動し、糞を排出します。このことにより倒木などを土に還す役割を負っています。倒木がそのままだと、次の新しい植物が生えることができないためです。そのため、「森の分解者」とも呼ばれています。

また、木を食べる白アリが黒アリに捕食されることから、植物性タンパク質を動物性タンパク質に変換することによって、食物連鎖の中で重要な役割を担っているのです。
大多数の白アリはこうした大自然のもとで平和に暮らしています。

しかし、人間が山を切り開いて家を建て、そこで生活するようになり、事情が変わってきました。人間の建てた家に木材が使用されているため、何も知らない白アリは枯れた木で出来ている家屋も「食料」と見なしてしまいます。白アリは地下から侵入し、倒木を食べるように建材を食べ始めました。
白アリにとっては、建材と食料である倒木との区別などつかないのです。

 

白アリの種類

世界中には約2,500種の白アリがいます。でも、全部が全部、家の柱をかじっている訳ではなく、自然界に貢献しています。そんな仲間が日本には約20種がいます。
そのうち、特に家屋を荒らすのが、次の4種です。

①ヤマト白アリ
ほぼ日本中に分布しています。

②イエ白アリ
千葉以西の太平洋側、瀬戸内海側の温暖な場所に分布しています。

③アメリカカンザイ白アリ
近年になり、輸入家具や木材に混じって侵入し、全国に点在しています。今はまだ存在箇所は少ないですが、乾燥に強いなど、これからの動きに注意が必要です。

④ダイコク白アリ
南西諸島と小笠原諸島に分布しています。

このうち、①と②を土壌性白アリ、③と④を乾材白アリと呼びます。
現在、被害が大きいのはヤマト白アリとイエ白アリです。

 

白アリの生態

土壌性白アリにとって、重要なのは水分であり、土中から蟻道を伸ばして水分を運び、木材に加害します。
これとは対照的に乾材白アリは乾燥した木材であっても、そこにあるわずかな水分で生きられます。そのため、輸入家具や木材などから羽アリが飛んで来て屋根裏に上がります。土壌性白アリとは侵入経路がまるで異なるのです。乾材白アリの中でも特に問題となっているのは、アメリカカンザイ白アリです。

 

ヤマト白アリ

ヤマト白アリは寒さにも強く、広く全国に分布しています。
ひとつの巣には、女王アリと王アリがいて、その下に働きアリ、兵隊アリ、繁殖期に出てくる羽アリがいて、高度な社会を形成しています。
働きアリの大きさは、体長3.5~5ミリほど、兵隊アリは3.5~6ミリほどです。濡れた木材を好んで食害し、被害件数ではイエ白アリを大きく上回っています。
決まった巣を持たず、食料と水分を求めて木材のある場所を移動します。加害部に数千~数万匹の巣(コロニー)を形成します。
水分のある場所で活動しているため、食害範囲は一階基礎と水回り周辺が多いです。
加害部分がそのままコロニーになっていることが多く、駆除は比較的容易といえます。

 

イエ白アリ

イエ白アリは最も加害力が強い種です。
寒さには若干弱く、千葉以西の温暖な太平洋側と瀬戸内海側に生息しています。最近では「温暖化」や住宅の高断熱化で生息範囲が北上傾向にあります。乾いた木材でも、水分を運び、濡らしながら食害していきます。
自分で水分を運ぶことから、食害範囲は放置しておくと、基礎から天井まで家全体に及びます。
こちらも、社会を形成していて、働きアリの大きさは体長3.3~5.2ミリ、兵隊アリは3,8~6.5ミリほどです。
地下に巨大な巣を形成し、そこを中心に動き回ります。長いものでは巣からの行動半径が100メートルに達した例も確認されています。巣の中にいる働きアリは数百万匹にも達すると言われています。
この巣の女王アリを駆除しなければ意味がないので、巣のある場所の特定からして容易ではありません。

 

羽アリ

羽アリとは文字通り「羽のある白アリ」のことで、働きアリ、兵隊アリとは根本的に異なり、生殖能力を持っています。つまり、新しい「分家」を作るための女王アリ、王アリの予備軍と言えます。
ヤマト白アリは4~5月の午前中か雨上がり、イエ白アリは6~7月の夕方に一斉に巣を飛び立ちます。これは「群飛(ぐんぴ)」と呼ばれ、数千匹が飛び立ちます。
その数から、巣が空っぽになったと思われがちですが、元の数が多いので、実際には数パーセントにしか過ぎないのです。
見方を変えると、分家を作るほど、その巣は十分な数に成熟していると言えます。つまり、羽アリが飛び立つということは、木造住宅にとって、往々にしてすでに手遅れの状態の可能性があるということです。

群飛後、地上に降りた羽アリは、その羽を落とし、雌雄ペアとなります。そして、住みやすそうな場所を見つけ、地下に潜り、女王と王になるわけです。黒アリやハチと異なり、一回の交尾で終生の生殖能力があるわけではなく、女王と王はこの後もペアであり続けます。女王は多いもので1日に数百個の卵を産みます。
卵からふ化し、脱皮を繰り返し成長した働きアリは女王などの世話や巣の構築のため、また、自身の栄養補給のために木材をかじりはじめます。

そして、食料を探すために土中を移動します。切り株や倒木などがあれば食害し、排水管などに当たればそこから、上に沿っていき、家の基礎の内側に蟻道を伸ばして土台の木材を食害しはじめます。

 

アメリカカンザイ白アリ

アメリカカンザイ白アリは、乾いた木材のわずかな水分で生きられる白アリです。元々日本固有の種ではなく、輸入家具や木材に紛れて入り込んだと考えられます。
土の中に巣を作るヤマト白アリやイエ白アリと異なり、加害した木材の中に巣を作り、蟻道や蟻土を作らない特徴があります。また、温度変化や湿度といった環境の影響をうけにくいとされています。

加害範囲は建物の下部だけでなく、天井、屋根裏にまで及びます。巣(コロニー)の周りは空洞になっています。被害箇所によっては、建物の強度に大きく影響を与えます。
ヤマト白アリやイエ白アリと比較すると食害の進行は遅く、住宅に侵入してから被害の兆候が現われるまで数年かかった例もあるようです。それだけに、早期発見も困難です。
現在の所、駆除方法がまだ確立されていません。

羽アリの体長は6~8ミリ程度で頭部は赤褐色、動きは敏速で暖かい日に少数で飛び立ちます。体色が似ていることから日中に群飛するヤマト白アリと誤認されやすいので、注意が必要です。
兵隊アリは8~11ミリ程度、頭部は濃褐色で頭部前方は黒色です。
働きアリは全体が乳白色でほぼ円筒形です。ヤマト白アリやイエ白アリよりも大きく、ずんぐり型です。容易に他の階級に分化する能力をもっていて、数匹いればコロニーを再生できると言われています。

羽アリがつがいとなって始まった巣(コロニー)の成長は、数ヶ月後に2~5匹の働きアリがふ化し、2年目でも1匹の兵隊アリと12~20匹程度の働きアリがいる程度です。徐々にではありますが、数が増えていき、5年目で800匹、10年目で2000匹、15年目で2500匹と推定されています。
また、数百~数千匹でひとつのコロニーを作っています。ただし、注意しなければならないのは1軒の建物にひとつの巣と言う訳ではなく、たくさんのコロニーが1軒の家の中でてんでばらばらに偏在していることが多く、発見と駆除を難しくしています。

巣が充実してくると、他の白アリ同様、羽アリが飛び立ち、オスとメスがつがいになって、新たな巣を作ります。
羽アリの時期は四季を通じて発生します。温暖な日が多く、主に7月~9月の昼間が目立ちます。灯火には集まらず、同一家屋内か近隣家屋に順次拡大します。飛ぶ距離は一度に2~3メートルと言われています。
住宅への侵入は、直接飛来するか、被害木材の搬入によって引き起こされることが多いです。
食害場所から砂粒状の糞を排出するので、発見の手懸かりとなります。

アメリカカンザイ白アリの故郷であるアメリカでは、木材の燻蒸処理とホウ酸塩処理が一般的な対策として用いられています。燻蒸処理は家をシートで覆って家全体をガスで処理する方法です。ただし、ガスの毒性が問題となります。
一方、ホウ酸塩処理は短期的効果はありませんが、ゆっくりと木材内に拡散浸透し、長期に渡って被害を抑制してくれます。

 

黒アリとどう違うか?

白アリと黒アリ

白アリは黒アリと姿が似ていて、黒アリ同様に集団で社会的生活をすることから、「白アリ(白いアリ)」と名付けられたと考えられています。どちらも、集団内に「働きアリ」「兵隊アリ」「女王アリ」などの階層がある階級社会です。
しかし、種類の上では白アリはゴキブリの仲間であり、これに対し、黒アリはハチの仲間です。さらに、白アリから見ると、黒アリは「白アリを捕食する天敵」なのです。

白アリ 黒アリ
変態 不完全変態(サナギにならない) 完全変態(サナギになる)
働き アリ ずんどう型、くびれなし くびれあり
羽アリ 羽は4枚でほぼ同じ大きさ 羽は4枚で前が大きい

よく問題になる羽アリですが、羽の大きさで見分けがつきます。

繁殖にも違いがあります。黒アリはほとんどの場合、交尾をするとオスは死んでしまい、メスは残りの一生を一匹だけで産卵し続けます。交尾をした(黒)女王アリは一生分の精子ををため込むことができるのです。また、通常時は無精卵を生むことで働きアリであるメスを増やし、繁殖期がくると有精卵を生んでオスを生むという特徴もあります。

これに対して白アリの場合、オスとメスのペアが何度も交尾と産卵を繰り返します。さらに黒アリのように産み分けをしないため、オスとメスはほとんど同数になります。

食性についても、違いがあります。黒アリは肉食性で攻撃性も比較的強く、白アリを食べることもあります。白アリは枯れ木などの植物をエサとしています。

 

共通点

①真社会性昆虫
どちらも生活を維持していくために、役割を分担して社会を構成する真社会性を持った昆虫です。真社会性のある昆虫は、複数の虫が集まり、子育てをしたり、生殖をするものとしないものがわかれているといった特徴があります。また、子の世代が親世代と同等の労働ができるようになるまで共存することも特徴です。

②繁殖の際には羽アリになる
通常時は羽のない働きアリが大半を占めていますが、繁殖期にはどちらも羽アリになる個体が生まれてきます。

③不快害虫
黒アリ自体は毒をもつでもなく、農作物への被害や病原菌を媒介することもないし、人間に被害を与えることもありません。しかし、家の中に入り込まれると、駆除の対象になる嫌われ者になる一面もあります。このことから「不快害虫」に分類されます。

 

家の中の黒アリ?

黒アリが庭先に出ても、何ら問題はありません。しかし、「黒アリが風呂、トイレ、玄関から出た!」場合は注意してください。
黒アリ自身は材木を食害しませんので、家自体に悪影響はありません。自然界である庭先に発生することは特に問題はありません。しかし、風呂、トイレ、台所、玄関など家の中から出てくるのは何か原因があるからです。

①白アリがすでに生息していて、黒アリが襲うために入って来たケース
②白アリが食害した土台等に黒アリが住み着いたケース
③床下が湿気ており、生物が生息しやすい環境になっている

などと言った原因が考えられます。建物にとってはマイナス要素です。

 

 

白アリの駆除方法

ベイト工法(毒餌)

最近の白アリ駆除に多用されているベイト工法とは、家屋の周囲にステーションと呼ばれる容器を埋設し、白アリの行動を監視する方法です。このステーションの中には白アリの好むエサとなる木材を入れておきます。ステーションに近づいて来た白アリはこの木材を食害します。

このことから、このステーションを定期的に点検することで白アリの行動を察知できるとということです。
もし、白アリがエサとなる木材を食害した場合はステーションに毒餌をセットして白アリに食べさせ、さらにそれを巣に持ち帰らせることにより、巣を根こそぎ駆除します。
主に、土中に大規模な巣を作るイエ白アリに効果があります。

 

木部処理剤

家屋床下の土台、根太(ねだ)、大引、束(つか)などの木材部分に木部処理剤を塗布、散布することにより、白アリ被害を予防し、また、被害に遭った場合は白アリ駆除することが可能です。扱いやすい乳剤タイプ(水で希釈します)、油剤タイプ(原液)、スプレータイプがあります。中には防腐防カビ効果があるものもありますので、床下環境によって使い分けが必要です。
屋外のウッドデッキ、フェンス、ラティスなどには、強い油剤がおすすめです。

 

土壌処理剤

家屋床下の土の部分、基礎部分(コンクリート)、束石、ベタ基礎部分などに、土壌処理剤を散布、塗布することにより、白アリ被害を予防、また、白アリを駆除することができます。扱いやすい乳剤タイプ(水で希釈します)、そのまま撒ける粒剤タイプ、スプレータイプなどがあります。白アリは最初の侵入時に土の中を通り床下に入ってくるので、床下の土壌部分を処理することで白アリが通れない薬剤処理層を作ることで、白アリ被害を防ぎます。

 

予防方法

被害状況を確かめ、土台や束に穿孔(小さな穴をあける)し、柱内部に薬剤を注入します。柱の継ぎ目、基礎にクラックがある周辺なども重点的に薬剤を散布、塗布します。こちらも被害状況を見ながら穿孔すると効果が増します。
蟻道が見つかっている場合はその周辺の配置を思い出し、白アリがどのように移動していたか、想定を立てます。蟻道からその周辺にある要チェックポイント(風呂場、トイレ、キッチン、玄関など)に向かっている場合があります。
その際には、蟻道に沿って穴をあけ、薬剤を注入しておくと効果的です。

駆除の費用は一坪当たり6,000~9,000円くらいが目安になります。

 

 

食害に遭ったら~補修が必要になる場合も

食害が初期の段階でしたら、白アリの駆除だけですみますが、相当に浸食されているようでしたら、大規模にはなりますが、補修することをおすすめします。

床下補修

床下材の食害が少しだけの場合は部分的に補修します。でも、もし、根太(ねだ:床板を支える水平の板材)や大引(おおびき:根太を支える水平の大きな板材)、床束(ゆかづか:大引を支える縦方向の棒材、基礎となる束石との間に入る)などが、食害され劣化している場合、そのままでは、補修はできませんので、交換する必要がでてきます。

床を踏んだときに、「床が浮く」「床がへこむ」「もう、ふかふかの状態」であるときは、相当に劣化がきていると見て間違いはないでしょう。

① 床板をはがして状況を確認。食害の程度を確認する
②白アリが住み着いた原因、たとえば、相当な湿気があった場合には、床下換気などの導入も考慮にいれる
③部分的に木材が食害されただけであれば、その材木を引き取り、新しい木材をはめ込み、補修する。腐食が広範囲の場合は根太や大引を全部取り替えます

工期 5~7日
費用 60万~120万円(駆除費用は除く)

 

 

基礎・骨組み部分

食害が基礎や骨組み部分にまで及んでいる場合、前述した工事だけでは補修できない場合があります。そのときは、やはり、基礎から取り替えなければなりません。

上の①~③に加えて
④床束が劣化している場合は、床束、石束を取り除き、新しいものと取り替え。(床束を木材ではなく、鋼製・樹脂製※のものに取り替え)
※鋼製・樹脂製床束は白アリの被害に遭いにくいです。また、高さ調整が簡単にできるため、作業時間の短縮になります

工期 5~7日
費用 60万~120万円(駆除費用は除く)

 

玄関部分

意外なところかも知れませんが、玄関は木材が使用されているところも多くあり、構造的にも位置的にも白アリの食害に遭いやすい場所といえます。実際に被害は多く、補修はドアの枠、框(かまち)、巾木(はばき)にいたるまで多岐にわたります。

①ドア枠の交換
②框の交換
③巾木の交換

工期 2~6日
費用 20万~60万円(駆除費用は除く)

 

水回り部分(浴室の壁の例)

水回りも白アリ対策には無防備な場所です。白アリは浴室のタイルとタイルの隙間にできた小さなヒビからでも入って来て、壁面タイルを浮かび上がらせ、崩します。これを補修します。

①壁面を全てはがす
②モルタルを入れ直す
③タイルを貼る

工期 1日~3日
費用 ③0万~60万円(駆除費用は除く)

これ以上の被害の場合、ユニットバスへの換装などの本格的なリフォーム工事をオススメします。水回りに手を入れるなら、今後の予防をするために、中途半端な応急処置をせず、徹底的な改修が大事です。

 

 

リフォーム会社の選び方

白アリの生態を熟知し、適切な対応が取れるか

白アリの食害に遭ったら? ……必要なのは、白アリの生態と家の構造を熟知していることです。場合によっては、白アリ駆除業者と住宅リフォーム会社がタッグを組んで動くこともあります。適切かつ短時間で白アリの巣(コロニー)を見つけ、駆除し、食害に遭った部分を補修できることが求められる条件であります。

食害の範囲は、壁をめくったり、床をはがしてみないとわからないことが多いのです。いざ、食害の程度を目の当たりにして、素早く補修範囲を見極めなければなりません。床板だけではなく、基礎にまで及んでいる場合があるため、経験豊富なリフォーム会社でなければ対応できない場合もあります。

また、駆除には、木材に穿孔(せんこう)(穴をあけること)して、薬剤を注入したりする場合もあり、床下の状況から蟻道などを見極め適切な箇所に工事しなければなりません。
「白アリのことは詳しいが、大工仕事は……」
「リフォームでは定評があるが、白アリ駆除は……」
と、いう業者が多いと思われます。両方を同時に見られる業者が望ましいと考えます。

 

すぐに駆けつけてくれるか

ヤマト白アリは4~5月、イエ白アリは6~7月に羽アリの群飛が起こり、ほとんどのお客様はそのときに白アリの存在に気づき、駆除を依頼されるかと思います。言わば、「繁忙期」と言えます。職人の数が少ない白アリ駆除業者だと、駆除の依頼が立て込むと人数のやりくりがつかず、「半月待ってください」と言われることもあります。

件数によっては、その時期に対応しきれない場合も考えられます。でも、「手一杯なのは理解できるが……」応急処置だけでも、すぐにやってもらいたいものですよね。今この瞬間も白アリが壁の向こう側を食い荒らしているかも知れないのですから。地元密着の会社で気心の知れた担当者がいると、いざというときでも心強くなります。

 

費用と工程を具体的に説明してくれるか

白アリの駆除業者は数が多いです。インターネットで検索してみただけでも、400万件以上の記事が出て来て、どれがいいのやら、また、どれを信じたらいいのやら、経験がなければどこに頼んだらいいのか、判断に困ることも。
「全国ネットの会社と地域の会社のどっちがいいの?」と言った疑問などです。

まずは、見積を数社とってみて、比較検討してみることが重要です。見積の価格は正当か? 工法は適切か? それも自社施工のきちんとした会社なら細かい所まで丁寧に説明してくれます。納得のいく業者を選びましょう。また、工事に取り掛かる日程も気になりますよね。工事の予定表をきちんと提出できる会社か確認しましょう。
工事の方法や発注先は、シロアリ駆除工事をすでに経験された方や工事に詳しい知人、家族と相談して決めるべきです。

 

工事実績はあるか

白アリ駆除だけでなく、食害箇所の被害が大きくなると工事の費用も大きくなりがちです。そのため、工事実績の豊富なリフォーム会社に依頼すると要領よく、きちんと最初に示した工期・費用を守ることができます。経験のない工事をするとき、リフォーム会社は予備的な費用を見積に載せがちになります。工事資材を余分に用意したり、人工費を多めに見積もったりです。実績が豊富であればこれが少なくなるというわけです。

前述しましたが、白アリの駆除が主目的なので、その生態に通じていること、そして、食害箇所の復旧を行うために、リフォーム工事に詳しいことが重要です。それだけに、経験豊かなリフォーム会社に頼むのが後々になって、心強いかと思います。

 

リフォーム後も長くつきあっていけるか

きちんとした見積は豊富な工事実績から算出されます。不慣れな工事項目があると、どうしても、予備費的なものを盛り込みがちになってしまい、結果的に高い見積を出さざるを得なくなるものです。ですので数社見積を取ってみましょう。かといってあまりに安すぎる、あるいは高すぎる業者は避けた方が無難です。

適正な価格と工期を示し、きちんと丁寧に説明できるリフォーム会社が一番です。
この点、地元に密着した信用のおけるリフォーム会社を見つけて長くつきあっていくことで、家のメンテナンスという大事なことをいつでも相談でき、安心して暮らすことができるのではないでしょうか。

 

スマシアの強み

①実際に専門工事に携わってきたので、きめ細かな提案と施工ができる。
②自社職人が在籍しているので、お客様の要望に対してスムーズに対応ができる。
③対応が早い。
④自社施工なので、中間マージンや経費をのせない分、良いものを安く提供できる。
⑤新潟県上越市と中越市に本拠を置き、県内のお客様との距離感が近い。

地域密着型の会社です。長くおつきあいしていただくことで、より、その良さを実感していただけると思います。

 

まとめ

白アリは初期段階で気づくことが必要です。食害が広がると、耐震性能が劣化し、補修が大掛かりになるので、早めの発見、早めの対応が大事です。
白アリ被害に気づいたら放置せず、すぐに専門業者やリフォーム会社に相談し、実際の状況をチェックしてもらいましょう。

 

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